宿願の宿題 [2014年05月30日(Fri)]
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サービスグラントには年3回の周期があり、そのたびに、NPOの皆さんからの応募を締め切り、審査を経て、プロジェクトの立ち上げが繰り返されていく。5月中旬以後の約1ヵ月は、サービスグラントにとって忙しくなる時期であるが、一方で、こうしたプロジェクトの立ち上げなどの作業が一段落した時期は、少し落ち着いた時間が流れる。
ゴールデンウィークとその後の週末は、特にまとまった時間が取れる時期だった。 特に遠出もせず、むしろ休日をのんびりと過ごしながら、ずっとやりたかったことができた時期となった。 それというのは、サービスグラントの進行ガイドの、おそらくこれまでで初めてに近い大幅な改訂である。 進行ガイドとは、NPOとプロボノワーカーとの間で、さらに、さまざまな企業・職種のバックグラウンドを持つプロボノワーカー同士が一緒に作業ができるようにするための、プロボノプロジェクトの進め方をまとめた資料であり、サービスグラントの屋台骨となるような基本的な資料だ。そこには、プロジェクトがどのような流れで進んでいき、そのつど、どのようなことに注意したらよいかなどが、細かく書き記されている。 これまで、進行ガイドは、改訂・増補を重ねるごとにページ数が増え、情報量が多くなる一方だった。最初は30ページぐらいだったと思うが、例えばウェブサイトの進行ガイドは60ページを超えるまでになっていた。ただでさえ文字が小さい進行ガイドだけに、さすがにこれだけ情報量が増えてくると、たとえ大事なことが書かれていても、関わるみなさんに熟読を期待するのも難しくなる。もう少し情報を整理整頓して、内容がクリアに伝わるようにすることが必要だった。 また、以前のブログでも書いたが、ウェブサイトのプロジェクトなどでは、進め方のいくつかに問題が生じていた。インターネットをめぐる現在の状況に適応するために、よりシンプルな進め方、より混乱が起きないような進め方を提示することが必要だった。 こうした作業には、まとまった時間が必要だ。 日常の作業に追われている日々では、どうしても時間が断片化され、腰を落ち着けて作業に取り組むことができないでいた。5月の初頭からまとまった時間が確保できたおかげで、おそらく、サービスグラント始まって以来の進行ガイドの改訂が、ほぼゴールが見えるところまでやってきた。 今年度第2期のサービスグラントからは、新しい進行ガイドを導入する。まずは、8つあるプログラムのうちのウェブサイトと印刷物からだ。 新しい仕組みの導入に伴って、そこでも何らかの混乱や、課題が発生するかもしれないが、継続的な改善なくしては、活動は硬直化し後退するのみだろう。NPOにとっても、参加するプロボノワーカーにとっても、プロボノの経験が有意義で、刺激に満ちていて、かつ、気持ちのいいものであるために・・・。 折から、今期はいつもよりやや多めのウェブサイト・印刷物の申請をいただいた。これから、数多くのウェブサイトや印刷物のプロジェクトが同時並行で進むことが予想される中、果たしてプロジェクトが円滑に進められるかどうか。新しい進行ガイドの出来が試される場面が、思いのほかすぐに訪れた。 |



