「子どもセンターてんぽ」チーム 中間提案 [2011年07月21日(Thu)]
![]() 5〜6月のNPO事務局やスタッフ、ボランティアや寄付会員など7人のヒアリングを経て、中間提案が完成しました。ちょっと時間がかかってしまいましたが、しっかりとヒアリングを充実させた成果もあり、プロジェクトのメンバーのNPOの活動への理解度も高まり、説得力の高い提案をすることができました。 7月11日(月)の中間提案MTGは、理事長の影山さんや事務局の高橋さんをはじめとする「てんぽ」からの参加者が4人、そしてサービスグラント「てんぽチーム」からの参加者が4人の総勢8名で行われました。 まずは、プロジェクトマネジャーの前川さんが、欠席されたマーケッター秋山さんの代わりに、我々からの提案書を一通り説明をしました。制作会社のマネジャーである前川さんは、流暢な口調でわかりやすく大きな声でお話されます。 提案を通して、NPO内部にいるとなかなか気づかない課題や、わかっているけど手のつけられていない課題について気づくことがあったようで、「まさにおっしゃるとおりです」というコメントをいただきました。 制作の方向性についても大まかには合意。 しかしながら、プロジェクト開始前に合意したはずの「ターゲット」についての議論が再燃しました。 当初の話では、NPOの活動に賛同し、寄付を拡大していくための【大人】をターゲットとする前提でパンフレット制作の提案を進めていましたが、「やはりシェルターのユーザである【子ども】にも渡せることも考慮して作っておきたい」とのこと。 よくよくお話を伺ってみると、パンフレットの配布先によって大人用、子ども用のパンフレットを使い分けることや、複数のパンフレットを置いてもらえる可能性など、現場ではなかなか困難な様子。 現場での実態を考慮すると、ターゲットを厳密に【大人】に絞りきったパンフレットを制作することによる弊害や混乱が起きてしまう可能性は確かにありそうです。 そんな状況も確かに納得できたので、とりいそぎ理事長の影山さんからの「主ターゲットは大人。但し、子どもにも渡せるよう、シェルターに安心して入居してもらえるようなコンテンツも含める(ページ数を増やして)。」という折衷案で一旦合意し、その方向で訴求ストーリーを後日再提案することになりました。 とはいえ、主ターゲットと副ターゲットが混在するパンフレット、制作の難易度は高そうで、かなりドキドキな状態になっています。 が、プロジェクトの皆さんの腕のみせどころです。 さてどうなることやら! 今後のゆくえを温かく見守っていきたいと思います。 記:AD武田 |