使いやすさ、わかりやすさを徹底的に追求した提案! [2011年04月27日(Wed)]
こんにちは、サービスグラント事務局の吉原です。
4月24日、よく晴れた日曜日の14時から、ウィーキャン世田谷の事務局にてクリエイティブ提案が行われました。当日は、先方3名とチームメンバー3名+事務局吉原の7名でのミーティングとなりました。 この日はWDの田中さんが中心となりミーティングを進めていきました。当日まで修正を加えられたというミーティング資料は、丁寧かつスタイリッシュなデザインでした。クリエイティブ提案のメインはデザイン案の提案ですが、田中さんからウェブサイトの役割から、リニューアル後の運用に関する考え方や具体的な方法についてまで、細かく説明がありました。 特に、注目したいポイントは、「アクセシビリティとユーザビリティに対する配慮の徹底」。ウェブユーザビリティとは、利用者がどれだけ快適にストレスなく操作できるかを意味しており、見た目の配慮だけでなくページの読み込みの速さなどにほ配慮が必要です。また、ウェブアクセシビリティとは身体的ハンディキャップ、利用環境に関係なく、ウェブサイトにアクセスし利用出来るかという意味です。 例えば、マウスでの細かい操作が必要になるドロップダウンメニューの廃止や音声ガイドの読み上げに配慮したレイアウトなど。利用者にとっても製作者にとっても、一つひとつは、何気ないことですが、これら全てに配慮するのは、簡単ではないことです。 そして、今回のリニューアルにおいて、これらに配慮して設定された目標をすべてクリアすると、NPOのウェブサイトとしては、ユーザビリティNO.1(※)を獲得できるそうです!それを聞いたみなさんのテンションもあがり、どのようにアピールしようかという話まで議論されていました。 (※日経BPコンサルティングによる「Webサイトユーザビリティ調査(独立行政法人部門)」(http://consult.nikkeibp.co.jp/consult/sales/go2010/)の結果との比較においてNO.1となる。ウィーキャン世田谷のホームページの評価点については、同様の調査項目、審査基準等に基づいて、チーム独自に算出した点数とのこと。) ![]() リニューアルの目標でもある障害者と企業の両方にとって、利用しやすくわかりやすいウェブサイトの基盤が整いつつあるという予感がします。 そして、本日のメインであるデザイン案は、「アクティブ案」と「シンプル案」2つが提案されました。水色を基調とした爽やかなデザインに、NPOのみなさんも満足のよう。現在、準備中の写真の挿入についても、動きのあるデザインが良いと気に入っていただけたようです。 ここでも、田中さんのデザインを元にユーザビリティとアクセシビリティに配慮したデザイン・コンテンツの修正を加えていきます。 その後は、前回の制作プラン提案でお渡ししたワイヤーフレームの修正の確認。 委託と独自の講座が混在し複雑だった講座案内について、議論を重ね、すっきりと分かりやすくまとめることができました。これらの修正されたワイヤーフレームを元に、デザインと合わせて作業を進めていきます。 ![]() この後は、同時並行で行っているインタビューの記事などの素材が揃い、デザインが固まれば、6月納品に納品ができそうとのこと。だんだんとイメージが形になってきてきましたが、ここからもまだまだみなさんのお仕事ぶりに期待です。 |