「日本語多読研究会」クリエイティブチーム、いよいよ出番です! [2011年04月22日(Fri)]
アカウントディレクターの田端です。
日本語多読研究会のプロジェクトでは既にプラン提案が済み、現在はクリエイティブ提案の準備中。デザイン案を練る一方で、各ページのコンテンツをどうやってスムーズにNPO準備してもらえるか、チーム会議が行われています。 サイトマップを元にコピーライター安井さんの起こしたページリストを見てみると、何と驚異の100ページ越え!これはかなりのボリュームです。 大丈夫か、これで行けるのか!? チームもNPOもその作業負荷、考えてるのか? サービスグラントでも初めて?多言語対応サイトへの取り組み 「これは、入れ込みたい要素全てを書き出した場合なんです。最大公約数的にね」 とはプロジェクトマネージャー小林さんの言。 日本語版でのページに加えて、学習者の多い英語/中国語/韓国語バージョンのページの分を加えると、150ページ位になりそうです。 一度に全てのページを作るのはさすがに無理。 そこで、まずは日本語版で必ず必要なページから内容を入れていきます。 サイト公開時には全てのページにコンテンツがなくてもOK。まずは入れ物を用意して、公開後に準備ができたページからNPOの皆さんに埋めて行ってもらうのです。 そうか、最終的にここまでの規模にしたいということで、ページの入れ物だけ用意しておこうということですね。 そこで、プロジェクトではページ毎の素材準備状況の一覧表を用意します。 また、安井さんを中心に集まった文章素材のリライトをかけて、Webサイトに適したページコンテンツの書き方を学んでもらうのです。 最初はチームがフォローしながら進めますが、Webサイトは納品後も運用が必要です。そして、それはNPOの皆さんが自分たちで行わなければなりません。 随所に判りやすい説明とフォローを加えながら、いつかは手離れすることを見越しつつ、素材の準備を進めています。 一方で、デザインテイストは...? 「そういえば、あんまり聞いていなかったような...」 そうなんです。デザインは一番最後。 まずは要件定義をして、その後フレームを引いてページのレイアウトを考えて...というところまでは来ましたが、その間、デザインテイストや色味の話はほとんど出ていなかったようです。 デザイナーの篠崎さんからデザインにあたって聞いておきたいことを挙げてもらい、その回答を待ってから作業に取りかかってもらうことになりました。 質問項目はおおまかにこんな感じ;
回答があり次第。GW連休を使って頑張ってくださるとのこと。 その間に、マークアップエンジニアの岡崎さんは、テストサーバの設定をいろいろカスタマイズして、最適設定を模索中とのこと。 マーケティングチームだけでなく、クリエイティブチームも頼もしいですね! (文:田端) ※日本語多読研究会について (http://www.nihongo-yomu.jp/) 日本語多読研究会は、日本語学習者のためにやさしい読みものからレベル順に大量に読む「多読(たどく)」という学習法を通して、日本語能力の向上を支援するNPOです。2002年に日本語教育の現場で携わってきた方達を中心に活動を始め、日本語の読み物などの学習支援ツールの開発・出版や、それらを使った講義の実践、また「多読」の学習法の普及啓発を行っています。 今回、サービスグラントではWebサイトのリニューアルをサポートしています。 |