「日本語多読研究会」中間提案本番! [2011年02月07日(Mon)]
アカウントディレクターの田端です。
2月3日、日本語多読研究会への中間提案を実施しました。チームメンバーはフル参加。NPOからは理事長始め4名が参加され、総勢11名での大所帯会議です。 この日は節分なので恵方巻きが。いつもいつも恐れ入ります。もぐもぐ、ありがたく頂戴します。 「今日はどこ行ってもこれしか売ってないのよ〜」 確かにそうでしょうが、毎回お気遣いくださらなくても大丈夫ですよ。 いや、美味しいのでいただいておりますが... 事前に送った提案資料をNPOの方々にもあらかじめ目を通してもらい、プレゼンで改めて説明をします。ここで再度内容を確認し、疑問や質問事項をディスカッションで協議します。 Webサイトリニューアルで解決できる課題と解決できない課題 ヒアリング内容から浮かび上がってきた課題。それらの中には、Webサイトの改善だけでは解決できないものも多くありました。もちろん、Webサイトの改善は課題解決の助けにはなります。しかしそれだけではなく、組織の運用だったり人材教育だったりと、NPOの団体経営にまつわる課題がたくさん出てきたのです。 そこで、これらの課題を「広報・普及面の不足」「リソース(人/モノ/お金)の不足」に分類し、今回のWebサイトリニューアルでは「広報・普及面の不足」の課題解決に注力することを提案。 「リソース(人/モノ/お金)の不足」についても対応方針案は提示して、コンサルティングを受けることをお勧めしますと、提案しました。 中長期的なロードマップから導くWebサイトの方向性 今回のターゲットは「多読」を知っている人たちはもちろん、知らない人たちも含まれています。「多読」の授業を進めてほしい教育者、「多読」の手法で上達してほしい学習者、日本だけでなく海外にもそのターゲットはいるのです。 一度にその全てのターゲットに向けたコンテンツを作るのは厳しいな、そう判断したチームは、Webサイトの進化におけるロードマップを用意しました。
そのための、前準備としてのWebサイトリニューアルの提案です。 オマケ:複数人数でファイルを修正するときは要注意! 中間提案資料はプロジェクトマネージャーとマーケッターの3人で主に作成しました。各自担当箇所を作って修正。最後にマージして、用語統一などを確認して出力します。 ところが、出力された資料を見ると、最後に修正した箇所のうち数カ所に「・・・」が。文字が表示されず読めなくなっています。 フォントが出力プリンタに非対応だったようです。 各自のマシン環境が異なるため、複数のフォントが混在していたのが原因だと思います。当日現場で発見してみんなビックリ。私もビックリ。 用語統一だけでなく、今後はフォント統一も気をつけたいですね。 ※日本語多読研究会について (http://www.nihongo-yomu.jp/) 日本語多読研究会は、日本語学習者のためにやさしい読みものからレベル順に大量に読む「多読(たどく)」という学習法を通して、日本語能力の向上を支援するNPOです。2002年に日本語教育の現場で携わってきた方達を中心に活動を始め、日本語の読み物などの学習支援ツールの開発・出版や、それらを使った講義の実践、また「多読」の学習法の普及啓発を行っています。 今回、サービスグラントではWebサイトのリニューアルをサポートしています。 |