ウィーキャン世田谷チーム、キックオフしました! [2010年11月12日(Fri)]
11月12日(金)、20:30に用賀にあるウィーキャン世田谷のオフィスにて始動。
ウィーキャン世田谷は身体障害者がITスキルを習得し、在宅でも就労できるよう支援するNPOだ。学ぶことの積極性や、就労することによる社会とのかかわりと通じて、自らの人生を輝きあるものにすることをサポートしている。 チームからはアカウントディレクター(私)、プロジェクトマネジャー、マーケッター×2名、コピーライター、ウェブデザイナーの6名が、そして事務局からは3名の総勢9名での訪問だ。ほとんどがクライントとの初の顔合わせであり、しかも金曜の夜なのに仕事をバタバタと片付けて駆けつけるという慌ただしいスタートだった。リラックスした感じを演出するにはいささか厳しい環境だ。しかも、夜遅いスタートなので、できれば22:00には終了したいのでパキパキ進めなければならない。 NPO含めて11名での打ち合わせが開始した。早速、手短に各チーム員のご挨拶を終え、ミーティングの打ち合わせ議題項目と目的を最初に再確認する。そして、予め提出したおいた質問リストを基にしてNPOからの説明をお願いした。 ![]() その時、事務局・嵯峨さんから、「もう少しアイスブレイク兼ねて、自己紹介したほうが・・・」とのアドバイスが。しまった!大阪から東京に転勤してから、そして外資系に転職してからは特に、ドライに慌ただしく進めてしまう癖になっているのは自覚していたのに。事務的過ぎることも、タイト過ぎる進行もいい結果は生まない。はやくもこんなところでも小さなミスが出てしまった。時間ぎりぎりにゴルフ場に到着し、素振りもしないまま第1打で右に曲げてしまったようなものだ。でも大丈夫、OBではない。タイムリーなアドバイスのおかげで軌道修正できたので、良しとしよう。 と、気を取りなおして再スタート。そして、仕事で遅れてきた仲間も無事ジョイン。遅れてきた負い目からか表情も硬かったので、和ませるために軽くいじりながら話を振る。これで、みんなの緊張もふっとびますように。 ウィーキャン世田谷・代表の鈴木さんからの説明は非常に熱いものだった。しかもありがたいことに、とどまることなく分かりやすくお話をして頂ける。今日のマイ目標は2つ。1つは次のヒアリングにつなげるためにNPOのみなさんを巻き込んで話をつなげること。もうひとつは、チームみんなが発言して互いに巻きこんで(巻き込まれて?)行くこと。頼むぞみんな! ![]() 気が付けば、既に22:00。土曜日の朝が早い人もいるかもしれないし、クライアントとの初めてのセッションで遅くなりすぎるのは礼儀上、少し気にかかる。そろそろクロージングに向かわねば。と思っていたころ、「もう一つお聞きしたいことがあるのですが。」と、今まであまり発言してこなかった仲間からも手があがった。よし、行けー!「先ほどのご説明は、こう言う理解で宜しいでしょうか?」次々と、他の仲間も触発されたようにどんどん手が上がる。おぉ〜。 いつの間にか早くも22:30。2時間が経過している。さすがに1回目だしそろそろ切り上げないと・・・。ところが肝心の質問リストは半分くらいしか終わって無い・・・。 と思っていたところ、空気をよく読む我らのPMが「まだまだお聞きしたいことがあるのですが、夜も遅くなってきましたので、続きは再整理した質問票を出させて頂いた方がいいかと思いますが、それでも宜しいでしょうか?」 さすが、頼りになる! こんな雰囲気で初めてのNPOとのミーティングは終了した。次はスカイプでインターナルミーティングだ。みんな日常の仕事が忙しく集まる時間がないから電話会議(ビデオ会議)を実施することにした。障害者の在宅就労を支援するNPOなので、少なくとも自分達がネットワークに慣れ親しんでいないといけないし、こまめに時間をあわせるのに便利だからだ。 僕が感じるのは、暇だからプロボノをしている人はいないということ。むしろ、これでもかってくらい本業が忙しいのに人生に欲張りでチャレンジしている人ばかりだ。きっと、みんなの時間をあわせることと、プロジェクトの進行の波にあわせて作業時間を避けるかどうかが最大のチャレンジとなるだろう。次はスカイプミーティングだ。うまくいくといいのだけど。 (文:石津) |