深まりゆく共感と理解 [2010年10月05日(Tue)]
この日、夜21時開始という遅めの時間設定で、勉強レストランそうなんだ!!チームによるプラン提案が、北区滝野川にあるNPO側の事務所で行われました。
今日のメインは、ワイヤーフレームと、主要なコピー要素の提案。 ワイヤーフレームの説明を通じて、サイトの骨格を提案すると同時に、重要度の高いコンテンツについてはその具体的な内容についての検討も並行して行いました。 団体の全体像を伝えるために、活動の輪郭をどのように伝えるか、という課題について、チームからは図式化して表現するという提案を行ったのに関して、NPO側からはその図式をめぐるコメントをいただき、そのやり取りを通じて、勉強レストランが目指そうとする理念と、活動内容の守備範囲の広さを改めて認識する、といったように、ウェブのコンテンツを詰めていくという過程を通じて、チームのメンバーが改めてNPOの活動を再確認し、理解を深めていくようでした。 メインコピーの提案についても、最初にチームとNPOの方とが出会ったときには持ち合わせていなかったような、知的障害に関する理解、そして、その学習やノーマライゼーションという概念に対する理解の深まりを感じさせられました。 異なる5案の方向性を提示したメインコピーは、それぞれによく練られており、一語一語の言葉の選び方にも、同団体の活動を構成する重要な要素のどこに着目して展開したかが明確に説明できる内容でした。 終われば23時。ちょうど2時間の打ち合わせでしたが、気持ちの通う、深みのある打ち合わせだったように思います。このあと、NPOからのフィードバック、そして、素材提供などを受けて、いよいよWEBが立ち上がっていきます。 (文: 嵯峨) |