快速!快傑!アレルギー友の会チーム! [2010年07月17日(Sat)]
スピード感抜群の日本アレルギー友の会チームですが、4月中旬のキックオフからちょうど3ヵ月でプラン提案を迎えました。(これは通常よりも例外的に速いペース。)
![]() 提案はまず中間提案を踏まえた方向性の確認から入り、まずはサイトの骨子であるワイヤーフレームの提案へ。27ページに割り振られた詳細な画面仕様をもとに、ページごとの抜け漏れ等がないかの確認ができる基盤となる資料を提案しました。 続いて、更新ツールに関する提案。 今回はMTを使用するのですが、MT利用経験のないNPOサイドに、基本的な使い方をレクチャー。さらに、アンケートの部分に関してはGoogleドキュメント、動画についてはYouTubeと、手近に活用できるツールを織り交ぜての提案となりました。 これまでの日本アレルギー友の会の考え方や取り組みを、効果的に伝えることができるこれらのツールの印象は概ね良好。うまく使いこなしていけそうだ、という感触が得られたようです。 続いてデザインの提案。 今回のサイトのトーンとして「前向き」か「信頼性」か、という2つの方向性を提示したうえで、カラーリング、タイポグラフィー、レイアウトなどについての考え方をひと通り伝えたうえで、2つのデザイン案を提案しました。 シンプルなトーンですが、分かりやすく整理され、伝わりやすさを追求したデザイン案。こちらも、NPOサイドでじっくり検討していただきますが、もちろんチームからは、「具体的に」フィードバックしていただくことへのリマインドも忘れていませんでした。 さらにさらにコピーの提案。 アレルギー「と生きる」なのか、アレルギー「を越える」なのか。 一方は共生とコントロール、一方は克服への希望。 会のスタンスを伝える重要なポイントとなるだけに、慎重な議論が必要そうです。 この場ではまとまりきらなかったのですが、会の中で、12個出したコピー案の中から1つに絞りこんでいただき、その上で、表現を微調整するなどといった形で最終着地に向けて進めていくことで合意しました。 最後に今後のスケジュール。 フィードバックまで1週間、素材収集まで約3週間。 その後、システムの構築を行い、コンテンツの実装を行い、、、当初の目標である10月の公開に向けての工程が共有されました。 チーム側も、また、NPO側も、集中した打ち合わせになり、会議室には落ち着きと適度な緊張感が流れていました。 この提案に向けても、スピード感ある質の高いやり取りがチーム内で行われました。見事な提案をまとめられたチームの皆さまには、心からの御礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。 (文: 嵯峨) |