【若者×SDGs】下伊那郡泰阜村の井野春香さん 鹿の解体やジビエの商品開発に携わる 「活用されずに廃棄される鹿を減らしたい」/長野/信濃毎日新聞 [2023年05月12日(Fri)]
下伊那郡泰阜村の自営業、井野春香さん(34)は村ジビエ(野生鳥獣肉)加工施設「もみじや」で鹿の解体や商品開発、販売をしている。捕獲されてもジビエなどとして活用されずに廃棄されてしまう鹿が多い現状を変えたいと、地域の猟師との関係づくりに力を入れる。ジビエの販路は拡大しており、もみじやでは商品が不足することもある。加工施設に持ち込めば猟師の収入は増え、施設は商品の充実につながる。鹿の捕獲数が増え、鳥獣被害が減り、捨てられる鹿も減るという好循環につなげるのが目標だ。
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2023051200400 |