NPO法人全国LD親の会では、発達障害等の障害のある児童・生徒への支援の充実、特別支援教育の推進、保護者のエンパワメント、障害のある幼児児童生徒に対する社会一体となった支援の充実に資することを目的とした事業の一環として、特別支援教育支援員の養成講座を開催しています。講師陣は、日本LD学会、特別支援教育士資格認定協会のご協力を得て、特別支援教育士SVの有資格者等を中心としています。特別支援教育支援員、学習支援員、介助員だけでなく、学童保育・放課後等デイサービスなどで発達障害児の支援を行っている方等に必要な知識や技能を織り込んだ最適のカリキュラムです。
通常の学級には弱視や難聴のお子さんが在籍していることも多いので、今年度講座では視覚障害・聴覚障害の講座を加えています。多くの方のお申込をお待ちしております。
1.講座の種類
学習支援員コース [講習:19科目/26時間10分)]
特別支援教育支援員として、学校長や担任教諭等の指示の下で、発達障害等の障害のある幼児児童
生徒に対する学習支援、介助、保護者等に対する相談支援が行える者の養成
2.配信日程
(1)2023年8月23日(水)〜9月4日(月) 280分
1、特別支援教育概論 100分
竹田契一先生 大阪教育大学名誉教授、大阪医科薬科大学LDセンター顧問
2、学校・学級での支援の仕方/担任との連携の仕方 90分
小田浩伸先生 大阪大谷大学教育学部長・教授、特別支援教育実践研究センター長、特別支援教育士SV
3、子どもへの対応の基本 90分
笘廣みさき先生 (一社)発達支援ルームまなび理事、特別支援教育士SV)
(2)2023年9月6日(水)〜9月18日(月) 270分
4、主な障害の特性と理解(1) 知的、身体、視覚、聴覚 90分
花熊暁先生 愛媛大学名誉教授、関西国際大学客員教授、特別支援教育士資格認定協会理事長、特別支援教育士SV
5、主な障害の特性と理解(2) 発達障害 90分
花熊暁先生 (同上)
6、ペアレント・トレーニングの視点 90分
今村佐智子先生 (一社)発達支援ルームまなび理事、特別支援教育士SV
(3)2023年9月20日(水)〜10月2日(月) 270分
7、子どもの特性と対応方法(3) 社会性・コミュニケーションの困難とサポート方法 90分
伊丹昌一先生 梅花女子大学心理こども学部心理学科教授、特別支援教育士SV
8、子どもの特性と対応方法(4) 行動面の困難とサポート方法 90分
伊丹昌一先生 (同上)
9、子どもの特性と対応方法(5) 介護・介助の基礎、移動介助 90分
小田浩伸先生 (同上)
(4)2023年10月4日(水)〜10月16日(月) 240分
10、子どもの特性と対応方法(6) 聴覚障害 60分
能美由希子先生 筑波大学人間系客員研究員、手話通訳士
11、子どもの特性と対応方法(7) 視覚障害 60分
氏間和仁先生 広島大学大学院人間社会科学研究科准教授 博士(教育学)、特別支援教育士SV
12、子どもの特性と対応方法(1) 自立生活面の困難とサポート方法 60分
松久眞実先生 桃山学院教育大学人間教育学部教授、特別支援教育士SV
13、子どもの特性と対応方法(2) 学校生活面での困難とサポート方法 60分
松久眞実先生 (同上)
(5)2023年10月18日(水)〜10月30日(月) 270分
14、特別支援教育コーディネーターからのレクチャー 90分
今村佐智子先生 (同上)
15、支援員として活動して 60分
支援員3名・今村佐智子先生 (同上)
16、学習面の困難とサポート方法(1) 読み書きの困難とサポート方法 80分
村井敏宏先生 青丹学園 発達・教育支援センター フラーテルL.C.所長、言語聴覚士、特別支援教育士SV
17、学習面の困難とサポート方法(2) 言葉(聞く、話す)の困難とサポート方法 40分
村井敏宏先生 (同上)
(6)2023年11月1日(水)〜11月13日(月) 240分
18、学習面の困難とサポート方法(3) 算数の困難とサポート方法 120分
栗本奈緒子先生 大阪医科薬科大学LDセンター言語聴覚士、特別支援教育士SV
19、学習面の困難とサポート方法(4) 教材・教具の利用方法 120分
山田充先生 大阪市教育委員会インクルーシブ教育推進室通級アドバイザー、特別支援教育士SV
ちらしはこちら ↓
2023年度支援員養成講座ちらし.pdf詳しくは、全国LD親の会ホームページをご覧ください。
https://jpald.net/