折口博士の身の上相談室 [2005年09月20日(Tue)]
三連休のうち二日はプログラミングの仕事に費やしましたが、真ん中の日曜日は江ノ島で海を見てきました。
新しい江ノ島水族館のとなりに眺めのよいイタリアレストランがあり、「しらすピッツァ」を注文したところ、焼き釜の香ばしい風味がきいていてとてもおいしかった。 行きはロマンスカーで、帰りは藤沢から湘南新宿線で帰ってきました。内田百閧フ『第一阿房列車』を読みながら揺られているうちに眠ってしまい、新宿のあたりでカミさんに起こされました。日帰りでしたがのんびり日曜日を過ごすことができ愉快でした。 以前、内田百閧ェ空襲下の暮らしを綴った日記本を読みましたが、書名が思い出せません。いま、amazonで探してみましたが、どうも売られていないようです。戦争中の東京の市民生活を書きとめたものです。やがて物資は乏しくなるし、身の危険も迫ってくるのですが、なんとなく俳句のようなおかしさが漂っているのはさすがに内田百閧フ筆の優雅さだと思いました。 |
Posted by
superkumaji
at 00:19