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小児糖尿病サマーキャンプ報告(大山家族/島根)その5[2010年09月03日(Fri)]
8月7日
この日は、各学年による出し物の日です。僕は小学4年生以下の子供たちと同じ班で、色々な童話が混ざったような出し物を行うことになりました。
劇なんですが、皆演技の練習そっちのけで道具を作っていました。結局うらしま太郎は剣、盾などの装備のほかに、ヌンチャク、ハンドグローブ、靴などの重装備を身につけていました。そして練習は一回しかできず・・・。
本番は明らかな練習不足で、セリフを見ながらの演技でしたが、皆とても楽しそうにやっていたので大成功だったんじゃないかなと思います。
出し物が終わると、中学3年生の卒業式の時間です。
今年は3人の卒業生がいました。どの子も皆にとても好かれる子で、やはり卒業式では何人か泣いてしまいました。僕ももちろん泣いていましたが。
そしてこの日、僕の班の子が1人途中で帰ることになっていました。その子は泣くのが嫌いなので、今度こそ笑って送り出そうと思っていましたが、やはり涙が止まりませんでした。やはり別れは寂しいものです。

8月8日
いよいよ最終日、いつものように朝起きて、ご飯を食べ、少し遊んで、お昼を食べて・・・・
そして1週間お世話になったトレセンともお別れの時間になってしまいました。
いつもと同じ時間が流れて、今日で本当に終わるのかな?と思うぐらい実感がありません。
バスの中で、卒業生の2人が僕の横に座っていました。
2人とも泣いていました。僕もそれを見て泣いてしまいました。
「なぜ一週間なの?この時間がいつまでも続けばいいのに。」と言われました。僕も同じ気持ちだったので、何も言うことが出来ず、ただただ頭をなでていました。
閉会式の会場につくと、親御さんたちがもうちらほら着ていました。
両親に会えて喜んでいる子、学生ヘルパーや友達と離れるのが寂しくて泣いている子、色々な子供がいました。僕のマンツーの男の子はお母さんに大山に登れたことを報告していました、とても嬉しそうに。
閉会式では、学生ヘルパーのチーフが挨拶をしました。
このサマーキャンプのために、どれだけ忙しい時も頑張って皆を引っ張ってきてくれたチーフ。挨拶の最中に泣いていました。
学生ヘルパーはチーフの頑張りをずっと間近で見てきたので、チーフの涙を見て皆泣いてしまいました。チーフ、1年間本当にお疲れ様でした。
そして閉会式もあっという間に終わり、いよいよ大山家族伝統の別れの儀式「帰れコール」が始まります。
これは、帰っていく子どもたちにヘルパーが皆で「帰れー、帰れー」と言って送り出すというものです。本来なら泣かずに笑って帰るためのものなんですが、多くの人が泣いてしまっていました。
僕は、もう子供たちとしばらく会えなくなるのがあまりにも寂しくて、ずっと泣いてしまっていてきちんと別れることが出来ませんでした。それが心残りではあります。
(次回に続く)
Posted by 堀田 at 11:43 | この記事のURL | コメント(0)
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