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小児糖尿病大山家族 秋のピクニック[2011年01月24日(Mon)]
初めまして、もしくはお久しぶりです。鳥取大学医学部2年生の柴沼といいます。
前回に引き続き、日本財団様のウェブサイトに「大山家族」の活動のひとつである秋のピクニックについての記事を掲載させていただくことになりました。
前回同様拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
なお、大山家族の説明につきましてはサマーキャンプの記事の方に載せてありますので省略させていただきます。

そもそも、秋のピクニックとは?と思われる方が多いと思いますので、最初に秋のピクニックの説明を写真を交えながら少し・・・。


皆で撮った集合写真です。


食事イベント中・・・


外でお昼ご飯、おいしかったー!

秋のピクニックでは、大山家族の年間行事の一つです。サマーキャンプとは違い、1泊2日と短いですが、ご家族の方も一緒に参加できます。宿泊施設はダム湖の近くにある「緑水園」というところで、のんびりとしたいいところで、プログラムものんびりしたキャンプになっています。
サマーキャンプと大きく違うのは、学生ヘルパーや医療スタッフが子どもや家族と自由に付き合えることです。インスリン注射や血糖測定も各自が行い、その時出た医療廃棄物は各自が責任を持って管理する、という風に、かなり子どもに主体性を持たせたキャンプになっています。
私事ではありますが、今回から大山家族のチーフとなりましたので、自分がチーフになってからの最初のイベントということもあり、少し緊張して臨みました。
それでは、説明はこれぐらいにして、早速秋のピクニックの様子を記したいと思います。

当日、学生が準備にいそしんでいると、子どもたちが続々とやってきました。
今回のピクニックでは、サマーキャンプで会った子どもはもちろん、母親になられた方が子どもと一緒に来てくれたりと、色々な参加者がいました。
それでもやっぱり皆、最初は緊張してぎこちない笑顔でした(中にはいきなり満点の笑顔の子もいましたが・・・)
集合場所が体育館だったので、子どもたちは学生ヘルパーとバスケットボールをしていました。そうしてるうちにいい感じに緊張も解けてきたようで、皆楽しそうに笑っていました。
開会式を終え、いよいよ秋のピクニックが始まりました。
まずは体育館でのイベントです。イベントには、子どもたちだけでなく、学生ヘルパー、医療スタッフも一緒になって楽しむことが出来ました。
イベントが終わると体育館から宿泊施設へ移動し、いよいよ晩御飯です。
晩御飯は、ご飯、からあげ、サラダに味噌汁!とおいしくてバランスのいいものでしたが、1歳半の子どもには少し多かったらしく、チーフということもあり僕が2人分食べることに・・・。
・・・食べきれませんでした。すみません。(他の学生ヘルパーがおいしく頂きました)

晩御飯のあとは、学生ヘルパーと栄養士さんによる食事ゲームです!食事ゲームというのは、食事に関するゲームをして、皆で楽しみながら食事の勉強をする、というものです。
子どもと一緒にヘルパーも参加するのですが、食事の表分けはやっぱり子どもの方が詳しくて、学生ヘルパーは完敗でした・・・。もっと勉強しないといけないですね。
食事ゲームが終わった後は、大山キャンプの総責任者であるわかめ先生(武田先生)がサマーキャンプに関するお話をして下さいました。
多くの学生は、このおかげでサマーキャンプの意義を再確認出来たようです。わかめ先生、ありがとうございました。
先生のお話が終わり、お風呂に入って、いよいよ子どもは寝る時間です。
たくさん遊んだはずなのに、久しぶりに会った友達としゃべりたいようで、なかなか寝てくれなくて少し困りましたが、いつの間にか皆が学年を超えて仲良くなっていたことが、僕にはとても嬉しかったです。

2日目は6時半と早い起床でした。「緑水園」が山奥にあることもあって、何人かは早朝の紅葉した景色を楽しんでいました。
皆で朝ごはんを食べて、いよいよウォークラリーの時間です。
この頃には、2日目からの参加者も続々と集まり、またまた懐かしい顔ぶれに会えて嬉しかったです。
10時ごろに皆で集合し、説明を受けてからウォークラリーが始まりました。
ウォークラリーは、各チェックポイントでゲームをする他に、道中で葉っぱやキノコなどを拾って行くことになっていて、子どもたちは珍しいキノコや綺麗な葉っぱを集めるのに夢中でした。
ウォークラリーも終わり、お昼は近くの公園でピクニックみたく、草地に座って食べました。
食事の後は、皆で公園でゲームをしました。
これが秋のピクニックの最後の行事ということもあり、皆元気いっぱい遊んでくれて、嬉しかったです。
イベントも終わり、閉会式も終り、また別れの時がやってきました。
次は春まで皆に会うことが出来ません。とても寂しかったですが、最後まで笑顔で別れることが出来ました。さよならの手はいつもより長く振り続けていましたが・・。

そんなこんなで、長いようで短い二日間でした。天気にも恵まれたし、楽しかったし、何より、子どもがたくさん笑ってくれたので個人的にもいいピクニックだったと思います。



今回は参加者の中に子どもの時はキャンプ参加者で、かつ学生の時はヘルパーとして参加しておられた方が来られて、色々と話をすることが出来ました。
話している途中、その人をヘルパー時代から知っている子どもが来て、「あっ、○○がいるー!」と言って凄く喜んでいました。
キャンプを卒業しても、大山家族で出来たつながりはちゃんと残っているんだと思い、とても嬉しく思いました。
次の春のキャンプ、そして夏のキャンプ。チーフとしてそんな風なつながりが出来るキャンプにしたいなと思いました。

それではこの辺で秋のピクニックの報告を終えたいと思います。また何か活動がありましたら是非報告させていただきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。またいつか!


Posted by 堀田 at 17:42 | この記事のURL | コメント(0)
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