久米さん新刊! 『相手の心をつかみたい人のビジネスメール道』 [2010年03月30日(Tue)]
こんにちは! 担当編集の佐藤です。
久米信行さんが、ご自身初の書き下ろし文庫本を 『相手の心をつかみたい人のビジネスメール道』 を中経出版さんから出版されました! 久米さんと言えば、『メール道』『ブログ道』(ともにNTT出版)に代表される 「ITをツールとしたご縁の結び方・はぐくみ方」の達人ですが、 その久米さんが日々実践され、効果を上げている 「一生の縁」を築くビジネスメールの書き方を解説したものです。 (カバーデザインは、おなじみ井上新八さんですね!) そもそも久米さんがメールやメルマガ、ブログを始められたのは、 ご本業である国産Tシャツの製造・販売が安価な外国製に圧迫され、 業界ごと厳しい経営環境下におかれたことがきっかけでした。 |
その逆境を「すぐやる技術」と「相手の心を動かすメール」で
思いもかけないご縁からビジネスチャンスを結実され、 ご自身の新たな活躍の場も切り開いてこられたのです。 本書には、その久米さん流のほんの少しの心配りとテクニックが 普通の人にも無理のないように、わかりやすくまとめられています。 【佐藤のチェックポイント(一部抜粋)】 メールではむやみに過剰な敬語を使うよりも、 感謝と経緯にあふれた心の交流の法が大切です。 お詫びの基本は、まず「電話」をかけて、 できれば「直接お会いする」ことです。 メールの返信が来ないときに相手に催促するには、電話。 適正なメールの長さは、画面スクロールしない短文がベスト。 深夜や休日中にメールが即答されると、 感動をおぼえ、仲間意識も芽生える。 一つのメールには一つの要件だけを書く。 受け取った相手が登録しやすいように 会社名と氏名の間、また姓と名の間にスペースを入れる。 よいメールはタイトルからその内容が伝わる。 込み入ったメールは、「結論→理由→データ」の 3点セットで書こう。 さらに、本書の優れているところは、メール本でありながら、 メールですべてを済ませようと考えていないところです。 TPOに応じて「電話」や「手書きレター」「直接訪問」を絡める。 それによって、さらにメールが生きる、というわけです。 テクニックの一つひとつを見ると、難しいものはありませんが、 ある程度の「手間」はかかります。 ただ、その手間を「呼吸」をするようにできるかどうか。 その「呼吸」を3日・3週間・3年と続けられたときに、 今の世の中のデフォルトである手間を敬遠しがちな人たちとの間には、 とてつもない差が生まれている。そう感じずにはいられないのです。 『相手の心をつかみたい人のビジネスメール道』 http://www.amazon.co.jp/dp/4806136654/ |