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はじめに [2008年08月21日(Thu)]

『「すぐやる!」技術』の本書から「はじめに」をご紹介します。

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はじめに

 「あの時、即座に『はい』と答えられていたら……」

 「もう一言、本当の気持ちを言えていたら……」

 「思いきってすぐに行動できていたら……」

仕事、学校、家族、恋愛、友人関係……。

あらゆる場面で、誰しも、そんな「後悔すべき体験」をお持ちでしょう。

もちろん、私も例外ではありません。

いつも「余計な一言」を漏らして失敗しているくせに、
なぜか「大切な一言」はしっかり伝えられていない。

「無意味な時間」をダラダラと過ごしているのに、
「今ここでやるべき」ことをつい先送りしてしまう。

この本は、そんな悩みを抱える人の「行動を変える31のレッスン集」です。

これまで私は、創業間もないファミコンのゲームソフト制作ベンチャー、
バブル絶頂期の大手証券会社、下町の老舗Tシャツメーカー、
ボーダーレスなインターネットコミュニティ、社会貢献を目指すNPO法人など、
さまざまな業界・職種に身を置いてきました。

それぞれの職場で先輩に学び、社会人としての経験を重ねれば、
誰もが自分の意志で次々に行動を起こす「すぐやる人」になれると思っていました。

しかし、それは残念ながら間違いでした。

多くの人は、受け身だったり、責任を避けて保身に走ったりしていました。

「すぐやる人」というより「動かない人」「動けない人」だったのです。

よく言われる2:8の法則で言えば、わずか2割の「すぐやる人」が仕事の8割をこなして、
残り8割の「動かない人」「動けない人」をカバーしているのが実態でした。

恐ろしいことに、大多数の「動かない人」「動けない人」たちの中にいると、
いつしか自分も動かないのが当たり前になってしまいます。

きっとそのほうが一見すると楽だからでしょう。

幸いにして私は、本書にあるような心構えで「動けない一団」から抜け出して、
「今できることは、今すぐ行動する=すぐやる」ようになりました。


●●大学の講義で受けたショック

「すぐやる人」になると、予想もしないチャンスに恵まれます。

未熟な私が、なぜか2006年から明治大学商学部で
「ベンチャービジネス論」「起業プランニング論」の講師を務めることになりました。

「ほれ込んだ商品を見つけ一年間ブログで広くお薦めしてネット行商をする。
そのイチ押し商品を生み出した社長にもお会いして生涯のご縁を結ぶ」

これは、各人の自主的な意志と、すぐやる行動を育むための実践的な講義です。

この講義を通じて、若い人たちの新しい考え方や行動様式に触れられたのは
大きな収穫でした。


しかし、少なからずショックを受けたことがありました。


「好きなモノやコトが見つけられない」

「会いたい相手にメールや電話ができない」

「相手に会う約束を取り付けられない」

「相手に会えても何を話して良いかわからない」

「相手に何か言われるとすぐにへこんでしまう」

「一度や二度の失敗であきらめてしまう」

「せっかくお会いできてもお礼をしない」

「再度連絡をしたり会ったりしない」


講義では毎回プロジェクトの進捗発表をお願いしたのですが、
多くの学生が、やるべきことを頭ではわかっていても、なぜか「すぐできない」のでした。

あと「ひと押し」するだけで、憧れの方とお会いできたのに、
もう「一歩踏み出す」だけで、生涯のご縁が結べたのに……。

残念なことに、毎週のように中途半端な行動と成果を聞かされるのです。



●●結局、「見る前に跳ぶ人」が勝っている

さらに、1年間の講義を終えた後の感想を読んで驚きました。

そこには「すぐやる勇気」が得られたというお礼と一緒に、
「一歩踏み出せなかった自分」に対する悩みが語られていたのです。

また、足がすくんでしまっているのは学生だけではありませんでした。

聴講してくれた若い社会人も同じ悩みを抱えているようでした。

20代の若者に今必要なのは、起業の方法論などよりも、
引っ込み思案の弱い自分を超える「すぐやる技術」だと痛感したのです。

たしかに、企業経営の現場で接する20〜30代の若者たちの言動を見ても、
最近は「見る前に跳ぶ(=あれこれ考えて悩む前に行動する)」タイプが、
めっきり減ったと感じずにはいられません。

一方で、1000人を超える私のメールマガジン読者=縁者の中で
活躍している人を思い浮かべると、業種や職種を問わず、
生き生きと楽しい毎日を送っているのは「見る前に跳べる人」なのです。

そこで、講義に参加くださっていた出版社の方に助言をいただき、
学生たちに無意識のうちにアドリブで伝えてきた「すぐやる技術」について
一冊にまとめよう、ブログでも発信しようということになりました。

タイトルにこそ『「すぐやる!」技術』とありますが、
その内容は「技術」というより、むしろ「心構え」「考え方」に近いものです。

「頭で考えると難しい。体を動かすとやさしい。でも、体が動かない……」

本書は、そんな人のための頭と心のストレッチ集でもあります。

31の悩みに応じたストレッチが用意され、少しずつ頭と心を柔らかくしていきます。

もともと私は体が固い体質ですが、それでも毎日少しずつ
気持ちよく体を伸ばしていけば、柔らかくなることを知っています。

体も心も一緒でしょう。

学生たちも、たった一年のちょっとしたレッスンで少しずつ成長しました。

ですから、「気が弱い人でも、気の持ちようで安心して踏み出せる、
跳び込めるようになる」と確信しています。

もちろん、先天的な性格や、特別な能力など必要としておりませんので、
どうぞご安心してお試しください。

では、ご一緒に「見る前に跳ぶ」勇気と、新しい「習慣」を身につけていきましょう。


 2008年8月 著者
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コメント
>横山国男様

早速のコメントありがとうございます。
久米さん節は絶妙ですよね!

横山さんのおっしゃるとおり、規模・業種・所在地を問わず、
多くの企業、組織で「育成」は大きな課題になっている、
とまったくの門外漢ながら実感しております。
本書が横山さんのお役に少しでも立てるようなことがあれば、
担当者としては望外の喜びでございます。

今後ともよろしくおねがいいたします。
Posted by: 担当編集・佐藤  at 2008年08月26日(Tue) 13:28

久米さん。新著上梓おめでとうございます。しばらく海外へ旅行していたためか、ご著書が出ることを知りませんでした。そして知らないまま前日の21日にはお目にかかったのに私の用事の件ばかりお話してごめんなさい。
そして22日、立ち上げようとしている「勉強会」のキーパソンと考えている、最近地銀を退職した37歳のY君と「上司が何も教えてくれない」「・・・してくれない」という最近の新人の話をしているところへ、新著「すぐやる!技術」が配送されてきました。ご恵贈とのこと、久米さん、実業出版様ありがとうございます。
昨夜すぐ読ませていただきました。本当に膝をうつことが多く、高所からでない、いつもの久米節で、きっと悩める若者の背中を押してくれる本だと思いました。
地方の一初老の零細企業主が今思うのは「考えているようにも見えない、もちろん動かない」人もいるように見えるのですが、翻ってこれこそ経営者の責任なのでしょうね。自戒も与えてもらいました。






Posted by: 横山 国男  at 2008年08月23日(Sat) 11:36