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私のおでかけ、育てよう地域の交通 〜AIオンデマンド交通の実証運行スタート! [2025年02月21日(Fri)]
昨年11月に発行した「もび〜るNEWS No.20」でも紹介しましたが、いま杉並区では区民のおでかけを応援する新しい交通への取り組みを進めています。 
その一つである「AIオンデマンド交通」について、堀ノ内・松の木地域で1月8日から1年間の実証運行が始まりました!

AI?オンデマンド?ちょっと耳慣れない言葉でピンとこない方も多いかもしれませんね。
AIオンデマンド交通とは、利用者の需要つまり予約に応じて(=オンデマンド)運行を行う乗合交通の一種で、人工知能(=AI)を活用して予約状況に応じた最適な運行ルートを設定するものです。
具体的にどのようなサービスなのか、ポイントをご説明します。

★いつ乗れるの?…毎日午前9時から午後5時までの間で利用者が予約した時間に運行します

★どこで乗れるの?…約20箇所あるミーティングポイント(停留所)で乗り降りします
<2月4日現在のミーティングポイント図>

★どうやって乗るの?…専用アプリ「ちかくも」またはコールセンターで乗車希望日の前日から予約ができます。乗車当日は予約時刻までにミーティングポイントに行き、到着した車両に乗車します。複数の利用者が運行ルートの途中で乗り合うこともあり、その場合は到着時刻が遅れることがあります。「急がない乗り合い交通」としての利用が想定されています。

★どんな車なの?…使用車両は乗り降りしやすいユニバーサルデザインのJPN TAXIです。最大乗客数は4名、車いす利用者の方も乗車可能で、区内のタクシー事業者が交替で運行を担当します。

★運賃や支払方法は?…運賃は大人・子どもともに1乗車300円(未就学児は無料)です。乗車時に現金で支払います(キャッシュレス支払いの導入も検討中とのことです)

AIオンデマンド交通のイメージがつかめたら、実際に乗車してみましょう!
運行地域にお住いの方に限らず、どなたでも利用できます。

◎電話で予約する
 コールセンターで利用日前日の9時から予約ができます
 0572-56-5001 (受付時間:午前9時から午後5時まで)

◎アプリで予約する
 杉並区の公式LINEを友達追加し、メニュー画面から「交通」→「ちかくも」を選んでユーザ情報を登録すると、アプリを利用できるようになります。「ちかくも」の雲と車輪をかたどったロゴはAIオンデマンド交通の車両やミーティングポイントの目印にもなっています。
<アプリでの詳しい予約方法はこちらをご覧ください>

実証運行スタート時に20カ所だったミーティングポイントは2月4日に「ファミリーマート杉並松ノ木一丁目店」が追加され、さらに今後も増える予定です。

通院やお買い物に使ってみる、2回目はお友達を誘ってみる…どんどん利用して、「ここがよかった」「もっとこうして欲しい」といった声を届けていくことで、この新しい交通を地域の「暮らしの足」として育てていきたいですね。

私たち「もび〜る」も、そのお手伝いができるような企画を準備中ですので、どうぞご期待ください。
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聴覚障害のある方へ [2024年02月02日(Fri)]
聴覚障害のある方から「タクシーを呼ぶのに苦労する」とのお声があります。電話ですらタクシーを手配するのが難しくなっている現状なのですから、ご不便はいかほどでしょうか。

「タクシーは配車アプリで予約する時代になっている、これからどうする?」と 投げかけたのが2022年のセミナー“最近のタクシー事情と移動サービスの選び方”でした。

聴覚障害の方にはおなじみの“電話リレーサービス“※で通訳を通す方法もありますが、自身で手配できるアプリの活用は聴覚障害の方にとっても有効な手段となり得るのではないでしょうか。
もび〜る事務所では具体的に使い方などお伝えすることもいたします。使い勝手についてきかせてください。
また、私たちが気づけない日常のお困りごとを是非教えてください。その声をもとに外出支援相談センターとして成長していきたいと考えています。

※ 電話リレーサービス
聴覚障害者等ときこえる人の電話を「手話」または「文字」と「音声」を通訳することにより、即時双方向につなぐことのできるサービス
ホームページ:https://www.nftrs.or.jp/
タクシーの配車アプリを使ってみませんか そのB  [2023年03月13日(Mon)]
「30分後〜7日後までのタクシーを予約する 」  
※アプリの説明には最短15分と記載してありますが、ここでは30分後からとしました。  
   
みなさん、一般のタクシー、どうやって呼んでいますか?以前はタクシーを使いたい時には 「電話で呼ぶ・道路で手を挙げて車を待つ」が当たり前でしたが、世の中どんどん変化して、今やスマホのアプリでタクシーを呼ぶ時代になってしまいました。「使えたら便利かも。でもアプリでタクシーを呼ぶなんてできるかしら…」 そんな方のために、タクシーの配車アプリの使い方についてまとめてみたいと思います。今回ご説明するのはタクシーアプリ ‘GO’です。もび〜るのセミナーに講師として来てくださった株式会社Mobility Technologies の方に使い方を伝授いただきましたので、まとめてみます。 
 
1回目では、タクシーアプリ‘GO’をスマホに入れるやり方。2回目ではスマホの画面の‘GO’のマークを押してタクシーを呼んでみました。今回は、予約配車です。

予約の利用にはクレジットカードの登録が必要です。カード番号・有効期限・セキュリティコードを入力し登録します。
AI予約は30分後から7日後までの日時を指定することができます。 それ以上後の予約はできません。
AI予約とはタクシー車両台数を予測して配車する仕組みです。これまでの電話での予約と違う点がありますので、下記の注意点もお読みください。

@‘GO’の画面下 「 AI予約 」というマークを押して予約を始めましょう
「+新しく予約する」 を押す。

「どこからどこへ行きますか?」
 【乗車地】を指定する
自宅が乗車地なら何もする必要はありません。地図をみると‘GO’に登録した自分の住所にしるしのピンがついています。
別の所から乗車する場合は、乗車地の住所を入力するか、指定場所に地図上のピンを移動させてください。
大きい建物や広い敷地だと、どのあたりに行ったらよいかわからないことがあります。指で画面の地図を大きくしてピンの位置に間違いがないか確認してください。

【行き先】を指定する
決まっていたら、住所を入力するか、地図上のピンを指定場所に移動させてください。
決まっていなければ空欄のままで大丈夫です。
面倒なら、乗車してからドライバーに行き先を告げれば大丈夫です。
   ↓
「次へすすむ」
   ↓
A「いつ乗りますか?」   日時を選択

「次へすすむ」
 ↓
希望日時と、その前後で乗車可能な日時が候補として画面にあがってきますので、希望する日時の◎を選択

「選択する」

予約をすると「予約をしました」と出てきます、予約完了です!
予約した日時に乗車地で待っていると車が来ます。

〜AI予約の注意点〜
@ タクシー車両台数を予測して配車する仕組みのため、完全な予約ではないのです。もし予約出来ないときは従来のようにタクシー会社に電話をしてください。
A 運賃(メーター料金)の他にAI予約手配料金(都区内は960円変動あり)、迎車料金(300円程度)、アプリ手配料金(100円程度)がかかります。
B システムで配車をかけるそうですが遅れることもあり。予約時刻は余裕を持ったほうがよいようです。  


〜Q&A〜 
Q AI予約の場合、心身障害者福祉タクシー利用券は使えますか? 
A 使えません。身体障害者手帳または愛の手帳をお持ちの方は、運賃(メーター料金部分のみ)の10%
割引は受けられます

Q予約するときに身体障害者手帳または愛の手帳を持っていると伝える必要はありますか?
A 実際に乗車した時や精算する時に言えばよいです。     

Q 予約とはいつからをいう?
A AI予約は30分後から7日後までの日時を指定することができます。 1ヵ月後などは予約できません。
タクシーの配車アプリを使ってみませんか そのA  [2023年03月06日(Mon)]
「30分以内にタクシーを呼ぶ」

みなさん、一般のタクシー、どうやって呼んでいますか?以前はタクシーを使いたい時には 「電話で呼ぶ・道路で手を挙げて車を待つ」が当たり前でしたが、世の中どんどん変化して、今やスマホのアプリでタクシーを呼ぶ時代になってしまいました。「使えたら便利かも。でもアプリでタクシーを呼ぶなんてできるかしら…」 そんな方のために、タクシーの配車アプリの使い方についてまとめてみたいと思います。今回ご説明するのはタクシーアプリ ‘GO’です。もび〜るのセミナーに講師として来てくださった株式会社Mobility Technologies の方に使い方を伝授いただきましたので、まとめてみます。 

連載1回目では、タクシーアプリ’GO’をスマホに入れてみました。
今回はスマホの画面の’GO’のマークを押してタクシーを呼んでみましょう。

@‘GO’を開き、画面左下にある「今すぐ呼ぶ」を押します
「どこからどこへ行きますか?」と出てきます。
 
【乗車地】を指定する
自宅が乗車地なら何もする必要はありません。地図をみると’GO’に登録した自分の住所にしるしのピンがついています。
別の所から乗車する場合は、乗車地の住所を入力するか、指定場所に地図上のピンを移動させてください。
大きい建物や広い敷地だと、どのあたりに行ったらよいかわからないことがあります。指で画面の地図を大きくしてピンの位置に間違いがないか確認してください。

【行き先】を指定する
決まっていたら、住所を入力するか、地図上のピンを指定場所に移動させてください。
決まっていなければ空欄のままで大丈夫です。
面倒なら、いつものように乗車してからドライバーに行き先を告げれば大丈夫です。

A「次へすすむ」を押します
「タクシーを呼ぶ」を押せば、依頼完了です!  近くにいるタクシーが迎えに来ます。
  
Bタクシーが来ることになると「例:○○分で、△△交通のタクシー何号車が来る」と、画面で確認できます。 
依頼後でも、必要なら目印情報を後で書き込むことができます。「この施設の玄関にいます」とか「青い色の服を着ています」など目印情報を教えてあげると、タクシーの乗務員は助かります。

C 乗車する際、間違いがないように、運転手から「タクシーを呼んだ人の名前」を確認されます。 ‘GO’アプリに登録した人の名前を告げてください。
料金は、メーター運賃、迎車料金(タクシー会社により違いあり 300円程度)、アプリ手配料金(100円程度)がかかります。
 
※便利な機能もついています。
「タクシーを呼ぶ」ボタンを押す画面で、小さく「条件を確認・変更」というボタンがあります。これを押すと、お気に入りのタクシー会社を選んだり、スライドドア車両、車いす対応車両を選べるようになっています。

ところで、「最近駅などのタクシー乗り場に車がいないんじゃない?」 と感じられる方も多いとか。そんな時もスマホでタクシーが呼べると便利ですね。

3回目は『タクシーを予約する(当日30分以上前まで)』です。
タクシーの配車アプリを使ってみませんか その@ [2023年02月28日(Tue)]
皆さん、一般のタクシー、どうやって呼んでいますか?以前はタクシーを使いたい時には 「電話で呼ぶ・道路で手を挙げて車を待つ」が当たり前でしたが、世の中どんどん変化して、今やスマホのアプリでタクシーを呼ぶ時代になってしまいました。「使えたら便利かも。でもアプリでタクシーを呼ぶなんてできるかしら…」 そんな方のために、タクシーの配車アプリの使い方についてまとめてみたいと思います。今回ご説明するのはタクシーアプリ’GO’です。もび〜るのセミナーに講師として来てくださった株式会社Mobility Technologies の方に使い方を伝授いただきましたので、まとめてみます。 

『タクシーアプリ’GO’をスマホに入れてみよう!』

@アプリをダウンロードする
アプリ(アプリケーションの略)は、ある目的のために作られた専用の機能ということ、ダウンロードはスマホに取り込むことです。画面に沿って進めていきましょう
iPhone(アイフォン)やiPad(アイパッド)などのアップルの携帯機種はApp Store(アップストア)で、Android(アンドロイド)の携帯機種はGoogle Play(グーグルプレイ)で、’GO’と打てばでてきます。または、’GO’で検索し閲覧したページの中からもダウンロードできるようになっています

Aアプリをインストールする
取り込んだアプリを使えるようにする手順です
「入手」、あるいは「インストール」とでてきますので、怖がらずにそこをポチっとしてください

B自分の情報を登録する
個人情報は守られています。安心してください。
電話の時に、タクシー会社に住所・氏名・電話番号などを伝えるのと同じです。
・携帯電話番号を入力して「認証コードを送信する」を押します 

・携帯電話番号(ショートメール)に数字(認証コード)が送られてきます。この数字を入力します

・利用者情報(氏名・性別・生年月日)を入力し「完了」を押します 
・利用規約などの「同意」をして登録します
少し面倒ですが、利用する上で必要なことですので、落ち着いて入力してください

・位置情報利用、通知の設定、マイクの利用は「設定する」や「OK」を押してください
これはスムースに乗車できるようにするためのものです
これで準備完了です! もう「今すぐタクシーを呼ぶ」という機能が使えるようになります。

第2回は 『30分以内にタクシーを呼ぶ』です。
相談の現場から ”取次”とは [2022年09月02日(Fri)]
もび〜るには、杖や車いす等をお使いの方、介助が必要な方など外出手段でお困りの方から様々な相談が寄せられます。
相談の中では、いわゆる介護タクシー等の車が必要なことも多く、どのようなタイプの車がよいかわからない、また、たくさんある介護タクシー(移動サービス)事業者のどこを選べばいいかわからない、といった方がいらっしゃいます。その方に代わって、もび〜るが車の予約を取る、それを”取次”といいます。一言でいうと「車の予約代行」です。
取次では予約したい日時や乗車地・降車地等をお聞きし、そのほかにも必要な介助ができるように、お身体の状況や介助方法について聞き取りをします。
また、歩行介助や車いすなどの福祉機器を使う場合に備えて、お住いに段差があるか、階段の形状はどうなっているか、などもお聞きしています。
それにより介助方法も変わってきますので、必ず質問しています。
「いろいろ聞かれるのね、、」と思われるかもしれませんが、ここがポイント。安全に車に乗って目的地まで行っていただくためですので、どうかよろしくお願いします。
聞き取り後はもび〜るに登録している協力事業者に一斉メールを送信します。予約可能であれば返信がありますので、利用される方の状況にあわせて適切な選択をし、事業者に打診をしておつなぎします。空き状況にもよりますが、車の大きさやその他ご希望にそえるよう選んでいきます。事業者が決まったら、相談いただいた方等におつなぎして取次終了となります。
稀に協力事業者のみなさんがお忙しく予約がなかなか取れないこともあり、そんな時はスタッフ皆でハラハラしますが、、。
予約した日が過ぎ、運行した事業者の方から無事終了との報告を受けた時が一番ほっとする時かもしれません。
取次は、原則、杉並区民からの依頼、あるいは杉並区に発地または着地がある運行が対象です。利用希望日の1か月前から前日16:00までに電話でお申込みください。(利用希望日が日曜および月曜の場合は金曜日までにお願いします)