2007年にノーベル平和賞を受賞したラジェンドラ・パチャウリさんが3月13日(火)に宮城教育大学付属中学校(仙台市青葉区)の体育館で付属小学校5・6年生と中学生1・2年生を対象に講演をしました。児童・生徒以外にも保護者や一般も参加が可能だったので、センター事務員と推進員さんも数名が参加して、貴重な講演を聞くことが出来ました。

パチャウリさんが最初に映したスライドは1880年(産業化初期)から2012年までの世界の平均気温の上昇を示す表でした。

更に、この温暖化によって引き起こされる海面上昇や森林火災など、地球上に起きている具体的な現象のスライドが続きました。

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世界の平均気温が1880年から2012年までの間に0.85℃上昇をしたことを示す表
パチャウリさんは「我々大人は急激な地球温暖化の勢いを弱めることができなかった。だからこそ、君たち若者に強く伝えたい。」と地球環境を守るPOP運動について語りました。POP運動とは 「Protect Our Planet (私たちの地球を守ろう)」の頭文字P.O.P.から取ったものです。そして、全員に向かって「Are there someone who join us? Raise your hand if so.(もし、この運動に参加するなら手を挙げてください。)」と呼びかけると次々と手が挙がりました。





また、多くの質問が出され、時間ぎりぎりまで地球温暖化防止について真剣な対話が行われました。パチャウリさんのお話でけでなく、質問の内容に感銘を受けた一般聴衆も多かったのではないでしょうか?

(事務局スタッフ みうら)