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ストップ温暖化センターみやぎ
公益財団法人みやぎ・環境とくらし・ネットワーク(MELON)
「京都」から「パリ」へ〜COP21(パリ会議)報告会in仙台〜 [2016年02月24日(Wed)]

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実施報告
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「COP21(パリ会議)報告会in仙台
〜「パリ協定」までの軌跡と、未来へ向けて私たちにできること〜」


日 時:2月13日(土)13:30〜16:30
会 場:TKPガーデンシティ仙台
内 容:(1)講演「『パリ協定』への道とその成果
         〜化石燃料から自然エネルギーへの大転換へ〜」
        伊与田昌慶氏(認定NPO法人気候ネットワーク研究員)
    (2)講演「パリ協定の歴史的意義と地域の課題」
        長谷川公一氏(公益財団法人みやぎ・環境とくらし・ネットワーク理事長、
        東北大学大学院文学研究科教授)
    (3)パネルディスカッション
       ・事例紹介「COP21と若者の関わり
              〜Climate Youth Japanの活動事例を通じて〜」
         藤田遼氏(東北大学大学院理学研究科/リーディング大学院
                博士課程後期1年、Climate Youth Japan)
       ・トークセッション「未来へ向けて私たちにできること」
パネリスト:伊与田昌慶氏、藤田遼氏
ファシリテーター:長谷川公一氏
参加者:50名
協 力:Climate Action Network Japan(CAN-Japan)

※この報告会は、平成27年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(環境省)を受けて開催しました。

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2015年11月30日〜12月13日にかけてフランス・パリで開催されたCOP21。

近年の中でも特に注目を集めていたこの会議で、京都議定書以来18年ぶりとなる新たな枠組み「パリ協定」が採択されました。

発展途上国を含むすべての国が参加して温暖化対策に取り組む初めての枠組みとなり、温暖化問題は歴史的な転換点を迎えました。

今回の報告会では、パリ会議に参加した3名を招き、「結果」「市民社会の動き」「若者の関わり」の3つの視点から、COP21会議の様子や結果の報告を行うとともに、未来へ向けて私たちに出来ることは何かを考えました。


長年COPに参加している伊与田さんからは「結果」について報告いただきました。

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伊与田さんの講演

パリ協定のポイントとして「産業革命以降の地球の平均気温を1.5〜2℃未満に抑えることをめざす」を挙げ、化石燃料に頼らない低炭素から脱炭素への転換と、各国・各地域でのさらなる温暖化防止活動行動の展開が必要とのこと。


続いて、「市民社会の動き」についてお話しいただいたのは長谷川理事長です。

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長谷川理事長の講演

COP開会の前日に世界全体で68.3万人が行動に参加、2000以上のイベントが開催されたことなど市民活動の大きな盛り上がりが紹介されました。また、南アフリカ共和国の代表によるスピーチ:ネルソン・マンデラの自伝の言葉を引用した「気候変動への長い闘いに終わりはない」という印象的なメッセージも。


現役学生としてCOPに参加した藤田さんからは、「若者の関わり」について紹介いただきました。

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藤田さんからの話題提供

世界中の若者が気候変動をテーマに集う国際イベントCOY11(Conference of Youth)の紹介や、国際交渉や国内政策における日本政府の姿勢を向上させることを目的とした声明文を各省庁に提出した若者による活発な活動が報告されました。


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当日は満席の会場で、参加者からも熱心な質疑応答も交わされました。

参加者からは、
「「パリ協定」の合意ポイントや世界が目指すべき目標が理解できた」
「CYJやCOY11の活動内容が情熱を感じる事ができた」
「新聞、マスコミ等では知ることが出来なかったことを知ることが出来て良かった」
などの感想もありました。

パリ協定はゴールではなく、新たなスタートです。
私たち一人ひとりの取り組みにも終わりはありません。

(スタッフ 古林)
活動のさらなる発展を目指して〜第4回推進員勉強交流会〜 [2016年02月22日(Mon)]

第4回推進員勉強交流会報告

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日 時:2月13日(土)11:00〜12:00

会 場:TKPガーデンシティ仙台

内 容:推進員の活動報告、課題の共有&解決

参加者: 18名

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今年度最後となる第4回目の推進員の勉強交流会を開催しました。

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テーマは「一年間の活動のふりかえり」

活動報告と今後の活動に向けた課題を共有しました。

活動報告として発表いただいたのは2名の推進員さんです。

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1人目は、3期の菊地ひろ子さん。

推進員グループ「青空エコカフェ」の代表として、気仙沼市を中心に活動する菊地さん。

推進員活動の中で大切なこととして、「人のこころを動かす」ことをあげています。

「自分が実践しないと人にも伝えられない。自ら実践することで、説得力が高まる」とおっしゃいます。


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2人目は、8期の井上正志さん。

新規推進員としての一年間の活動を報告いただきました。

地域イベントのスタッフや交流会など積極的に活動に参加し、推進員とのつながりを深めてきた井上さん。

興味をもち、行動することを心がけているとのことです。

お二人の活動で共通していたことは、「楽しむ」こと。

まずは、自分が楽しんで実践することが、地域へ広めるコツなのですね。


つづいては、3グループに分かれ「課題の共有&解決」を行いました。

それぞれが推進員活動の中で困ったこと、今後やってみたいことを、用紙に書き、グループで意見交換。

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グルーピングしながらホワイトボードに貼り、全体共有。

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課題とたくさんのアドバイスが書き込まれた用紙の数々!


推進員活動をブラッシュアップし、さらなる活動の発展を期待していますexclamation


(スタッフ岸)
全国から温暖化対策に取り組む団体が集結!〜低炭素杯2016〜 [2016年02月18日(Thu)]

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宮城県から出場したスモリ工業のプレゼン

2月16日(火)、17日(水)の二日間、東京の日経ホールにて「低炭素杯2016」が開催されました!

全国から1993団体がエントリー(地域大会も含む)。

厳正なる審査を経て、38団体がファイナリスト選ばれました。

北は北海道から南は鹿児島まで、全国から集まったファイナリストが
バラエティーに富んだプレゼンを行い、温暖化防止の取組の日本一を競いました。

宮城県からは、1団体が出場。
その取り組みを紹介します!

『スモリ工業株式会社』

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<取組名称>
消費者が建築に参加できる低炭素な家造り

<取組概要>
全戸全量に国産材を利用した「山からの一貫体制による家造り」や、
解体再建築に対応した4R住宅、高性能省エネ・低コストで低炭素に
優れた家造りを継続している点が高く評価されました。支店は置かず宮城を拠点に、
東北地方の気候や風土にあった低炭素な家造りを長年続けてこられたことも特筆すべき点です。


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実行委員会の副委員長を務めた長谷川公一センター長


プレゼン審査の結果、スモリ工業株式会社が「マクドナルドオーディエンス賞」を受賞しましたぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)


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表彰後に笑顔で記念撮影わーい(嬉しい顔)


学校、企業、地域で取り組む低炭素社会を目指した活動。

目的は1つでも、アプローチの仕方や取り組む人も様々です。

低炭素杯を通して、同じ目的を持つ仲間が全国にいることを実感し、頼もしさを感じるとともに刺激を受けた二日間でしたexclamation×2


■低炭素杯2016ウェブサイト

■スモリ工業株式会社のプレゼン動画はこちら


(スタッフ岸)