気仙沼の空を見つめて 〜青空エコカフェ活動報告〜 [2015年01月23日(Fri)]
気仙沼で活動する推進員グループ「青空エコカフェ」代表の菊地ひろ子さんより、 1月17日に開催された講演会の報告をいただきました ![]() 気象キャスターから見た異常気象と地球温暖化 〜気仙沼の空をみつめて〜 日時:1月17日(土)10時〜12時 講師:鈴木智恵さん(NPO法人気象キャスターネットワーク) 会場:みやぎ生協気仙沼メンバー集会室 ぽけっと 参加者:70名 ![]() 『参加者は70名でした 大盛況のうちに終わり、参加者に喜んでいただきました。 鈴木智恵さんの分かりやすい、楽しい語り口も好評でした。 参加者にも省エネの取組みを話してもらったり、会場と共有でき、 熱っぽい雰囲気で良かったです。(菊地ひろ子さんより)』 定員を上回るたくさんの参加者が訪れ、大盛況でした! 講師の鈴木さんは、もとは岩手のラジオのアナウンサーなどを経験しており、明るく分かりやすくお話してくれました。 県の中でも地域や場所によって天候がまったく違うことから、天気に興味を持ち、その後3年かかってようやく気象予報士になれたそうです。 最初に気象キャスターならではのお天気情報から。 「今朝の空はどんな様子でした?」の問いかけに、あてられた方は「見てないわ〜」と。 忙しさで日頃空を見上げることってあまりないですよね。 鈴木さんは、気仙沼の今朝の空と雲の様子や、天気図を紹介してくれ、時々クイズも交えながら会場はお話に引き込まれました。 ![]() 急に冷たい空気になったり、暗くなったりもサインですね。 そうして自分のアンテナを高くして、天気の崩れや災害を自ら感知することが大切です。との言葉。 鈴木さんは、IPCCリポートコミュニケーターでもあり、 地球温暖化に関しても最新情報を交えながら分かりやすく伝えてくれました。 最後には参加者が隣の人同士で、自分で温暖化防止になにができるかを出し合って、発表し、 みなさんからたくさんのアイディアが共有されました。 参加者の感想では「震災後はとても気にしていたけれど、今日お話を聞いて改めて災害に対して意識していきたい」といった声も。 今回の講演会がみなさんにとって、地震・津波だけでなく、天気や温暖化に対して意識を高めるきっかけになったと思います。 そして、講演会の中で鈴木さんが「今日の午後は強風が吹きます、ご注意ください。」との予報は見事的中! 午後は体が押されるほどの強風、そして吹雪になりました… 青空エコカフェのみなさんは、今回のような大きな講演会を開催したり、 MELONと連携してシンポジウムを開催したり、とても積極的な活動をされています。 これからも、連携して地域の方々に地球温暖化のことを伝えていきたいと思います ![]() |