イベント報告<あなたの知らない「オンダンカ」の世界〜身近なストップ温暖化〜> [2012年11月30日(Fri)]
【開催概要】
日時: 11月11日(日)13:00〜16:30(12:45 受付開始) 場所: フォレスト仙台5F 501会議室 (仙台市青葉区柏木1-2-45) 対象: 大学生/高校生 参加費: 無料 内容: @環境講座 「かくかくしかじかおんだんか」、「持てるかな?〜エネルギーのかばん〜」 (講師:気候ネットワーク 桃井 貴子氏) Aプレゼンテーション 「温暖化に対する“日本”“宮城”での取り組み」 Bグループワーク 「Share your Will and your Action!!」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 11月11日(日)に、COP18のプレイベントとして、 「あなたの知らない「オンダンカ」の世界〜身近なストップ温暖化〜」を開催しました。 COP18開催前に、まずは温暖化への関心を高め、COP18にも注目してもらいたい! 特に、まだ自分の興味を定めている段階である学生に興味を持ってもらって、今後も温暖化防止活動に自ら取り組んでほしい! そういう思いから、今回のイベントが企画・実施されました。 最初の「環境講座」では、気候ネットワークの桃井さんに講師としてお越しいただきました。 導入として以下のような温暖化に関するクイズが出題されました↓↓ 「これまでの100 年間(1906 年から2005 年)で、地球の平均気温は約何℃上がったでしょうか?」 「今のような生活を続けた場合、2100 年には地球の平均気温は最大何℃上がると言われているでしょうか?」 みなさんはおわかりでしょうか? 有名なようで、実は知られていないことも多い地球温暖化。 桃井さんは、温暖化の仕組みや原因などの基礎知識の確認から、 現在、温暖化防止に向けて世界ではどのような国際交渉が為されているのか? という政治的・専門的な知識まで、様々なお話をしてくださいました。 ↑「かくかくしかじかおんだんか」を通して、温暖化の仕組みについて勉強中。 温暖化の基礎知識、世界的な動きを学んだところで、 次は具体的にどのような温暖化防止活動が行われているのかを知ってもらいたい! そこで、次に行ったのが「温暖化に対する“日本”“宮城”での取り組み紹介」です♪ 特定非営利活動法人エコリーグに所属する佐藤さんと、センターが、それぞれの取り組みを紹介しました。 佐藤さんは、日本全国での取り組みとして“大学の温暖化対策活動”を調査・評価し順位をつける「エコ大学ランキング」、センターは、宮城での取り組みとして環境省委託事業である「みやぎグリーンカーテンプロジェクト」を紹介。 ↑プレゼンテーションの様子。 ↑プレゼンテーションの後は、桃井さんも交えて質問タイムを設けました! 温暖化防止に対する具体的取り組みも知ったところで、 最後にグループで「“自分”が温暖化に対して取り組みたいこと」を考えてもらいました。 ↑グループワークの様子。みんなの意見をどうまとめていくか・・・ ↑最後はグループでまとめた意見を共有。ここのグループは、自分たちの身近な人たちを徐々に巻き込んで環境問題について勉強しよう!という意見をまとめてくれました!! 参加してくれた学生からは、 「他大学の活動を知ることができた」 「他の方々の意見や考えを聞く事ができる機会になった」などの声をいただきました。 ご協力いただいた桃井さん、佐藤さん、グループワークファシリテーターのみなさん、本当にありがとうございました! さて、現在、地球温暖化対策を話し合う国連気候変動枠組み条約第18回締約国会議(COP18)が開かれています。 日本は2020年までに温室効果ガスを90年比25%削減の義務を負うのか? 途上国へは温暖化対策のためにどの程度支援するのか? 様々な重要事項が検討されるこの会議。どのような結果が報告されるのでしょうか? ぜひ注目してみてください!! |