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ストップ温暖化センターみやぎ
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ストップ温暖化センターみやぎ
公益財団法人みやぎ・環境とくらし・ネットワーク(MELON)
うちエコ診断によるCO2削減量を報告します。 [2012年03月30日(Fri)]

家庭からのCO2排出量削減を目指し実施したうちエコ診断。

宮城県では、100世帯のご家庭のみなさまに受診いただき、
提案した対策に取り組んでいただきました。

診断実施から数ヶ月後、
提案した対策の取り組み状況についての事後アンケートを実施し、
平成23年度の宮城県内の受診家庭におけるCO2排出削減量を
とりまとめましたので報告します。

うちエコ診断時に選択された対策項目のCO2削減量と、
事後アンケートで回答された実行による対策項目のCO2削減量は以下のとおりです。
( 回答者85件を有効回答として集計)

選択CO2削減量 : 129,559 (kg/年)

実行CO2削減量 : 83,625 (kg/年) ※1


うちエコ削減量2.gif


CO2削減量83,625(kg/年)がどのくらいかと言うと...

杉の木 約5973本 が一年間に吸収するCO2の量に相当。※2

さらに、

森林面積だと 71676u ※3、
クリネックススタジアム宮城のグラウンド 5.6個分 の面積に相当します。※4


提案対策には、
エコドライブをする、エアコンの設定温度を控えめにする、など
ちょっとの心がけでできるものがたくさんあります。

小さな取り組みでも、一人ひとりが取り組めば、
削減への大きな力となると、改めて感じました。


うちエコ診断を受診いただいたみなさま、協力いただいたみなさま、
ありがとうございましたぴかぴか(新しい)


※1 リフォームや車の買い替えなど期間・費用のかかる対策もあるため、
   今後1年以内に実行予定のものも含む。
※2 杉の木のCO2吸収量(年間):14kg/本(出展:家庭の省エネ大辞典)
※3 杉の木1本あたりの森林面積:12u(出展:「地球温暖化防止のための
   緑の吸収源対策」環境省/林野庁資料)
※4 クリネックススタジアム宮城のグラウンド面積:1.28 万m2 として算出
  (出展:東北楽天ゴールデンイーグルス公式サイト)



環境にやさしい行動を積み重ねて・・・ [2012年03月30日(Fri)]
DSC07665.JPG














ストップ温暖化センターでは、イベントや環境学習で
参加者の皆様に
「これからどんな環境にやさしい行動をしたいですか?」とアンケートを行なってきました。

「これからしたい!」と答えてくださった行動を実行したとすると
二酸化炭素の排出削減見込み量は
上半期は約16t-CO2、
下半期はイベント2回、環境学習1回で合計約13t-CO2となりました。

IMG_0165.JPGこれらに「みやぎ節電プロジェクト2011」「うちエコ診断」
での削減量を加えると、
今年度のストップ温暖化センターみやぎの
活動を通しての排出削減見込み量は206t-CO2!

日本人一人が一年間に家庭から排出するCO2の量は2,030kg(※)ですので、
101人分の量になります。
一人一人の意識、一つ一つの行動の積み重ねが大切だと実感しますね。

環境に関心を持ち、「こんなことができる!」と情報を得たら
次は実践することが必要です。
ストップ温暖化センターみやぎはこれからも
快適さを失わず、環境にやさしい行動を提案していきたいと思います!

※全国地球温暖化防止活動推進センター資料
「家庭からの二酸化炭素排出量(一人あたり、燃料種別/2009年度)」より
みやぎ節電プロジェクト2011 取り組みの成果は… [2012年03月13日(Tue)]

みやぎ節電プロジェクト2011「第3回コンソーシアム会議」

日 時:2012年3月6日(火)15:00〜16:30
場 所:フォレスト仙台5階MELON
参加者:昆野加代子、高田寿哉、中田俊彦、牧野勇、山岸富子(以上敬称略)
     江刺家由美子、小山田陽奈

みやぎ節電プロジェクトを進めている各団体の代表者の集まりを行いました!
今回はプロジェクト全体の成果についての意見交換です。

各団体の皆さんからは
「家庭や企業へ提供した緑のカーテンや断熱シートは今後もぜひ使用してほしい」
「この取り組みで分かったことはウェブサイトなどを利用して広めていきたい」
という意見が出ました。

DSC08055.JPG DSC08069.JPG

家庭や企業から回収した「冬の節電日記」などのアンケートをみると、

「断熱シートを貼る前は、窓のそばにいるだけで寒かったが
今ではあまり寒さを感じなくなったので良かったと思う。」

「窓に貼ってある断熱シートを見るたびに、節電しようと思うようになりました。」

「シート貼付後、昨年の電気使用量を上回ることは一度もなかった。
今後も継続して節電を実施していきたい。」

というコメントが出ています。(以上、アンケートより抜粋)

皆さん、冬の節電も成功した方がたくさんいらっしゃったようですね。

みやぎ節電プロジェクトの削減量は、ウェブサイトに近日公開予定です。
皆さまどうぞお楽しみに!

他県はどんな取り組みを? [2012年03月07日(Wed)]

日  時 : 2/19(日)10:00〜12:00
場  所 : 東京ビッグサイト 会議室棟
参加者 : 約80名
内  容 : 節電・節エネ行動による活動ワークショップ
       @事例報告
         その1 茨城県センター「茨城県・東海村節電モデル地区プロジェクト」
         その2 東京都センター「緊急節電チャレンジinとうきょう事業コンソーシアム」
         その3 新潟県センター「グリーンカーテン2011inにいがたコンソーシアム」
       A総合討論


低炭素杯期間中に同会場内で、「NPO活動支援連携事業ワークショップ」なるものが開催されました。

NPO活動支援連携事業ワークショップとは-----------------------------------------------

今年度、各地域センターは地域のNPOと連携し温室効果ガスの排出削減に取り組んできました。
バイオマスエネルギー、緑のカーテン、自動車・交通など、取り組み分野は各県さまざまです。

宮城県センターでは、「みやぎ節電プロジェクト2011」と題し、節電をテーマに、家庭や企業を対象に緑のカーテンや断熱シートを設置し効果測定を行うプロジェクトを実施しています。
(取り組み様子はブログへ)

この事業に取り組んだ全国のセンターやNPOが一同に集まり、ノウハウや課題・解決策を共有することにより、今後の取り組みに生かしていこう!というワークショップです。

-------------------------------------------------------------------------------------


宮城県センターは、協力団体のみやぎ生協の昆野加代子さん、
NPO法人環境会議所東北の高田寿哉さんと佐藤祐太さんとともに参加してきました。

120219コンソ全国会議@.JPG
                     皆さん真剣に事例報告を聞いています。


120219コンソ全国会議A.JPG
                     質疑応答では次々に手が挙がりました。


取り組みを進める上での課題として、事例報告を行った3センターも述べていたことがありました。

@いかにして関心のない層に興味をもってもらうか
Aデータ収集の効率をどうやって上げるか

宮城も共通した課題だと思いました。こうやって他県のお話を聞いたり意見交換をすることで、
解決策が見えてくることも多く、とても良い機会でした。


参加した昆野さん、高田さんからもコメントをいただいました!

みやぎ生協 昆野加代子さん
他県の取り組みを知ることができ面白かったです。
 どの取り組みも結果を数値で出す効果測定に苦労していることが分かり、同感しました。
 いただいた資料も役立ちそうです!



環境会議所東北 高田寿哉さん
企業と行政側の考えは違っても、方向性は一緒だと思います。
 震災前はエネルギーを無駄にしていましたが、この取り組みを通して
みんなで力を合わせより一層がんばっていきたいと思いました。


ご参加いただいた皆さま、ありがとうございましたexclamation


【企業】報告勉強会を開催しました! [2012年03月06日(Tue)]
みやぎ節電プロジェクト2011報告勉強会

日時:2012年2月27日(月)10:00〜12:00
場所:環境会議所東北
講師:中田俊彦氏(東北大学大学院工学研究科技術社会システム専攻教授)
参加企業:株式会社遠藤店
       株式会社古川測量設計事務所
       木戸建設株式会社(敬称略、順不同)
主催:みやぎ節電コンソーシアム

今年度「みやぎ節電プロジェクト2011」により、

協業組合アクアテック栗原、株式会社ウイル、株式会社遠藤店、
河北新報印刷株式会社、木戸建設株式会社、株式会社高節土建、
株式会社富士防災、株式会社古川測量設計事務所、みやぎ生活協同組合
(敬称略、順不同)

の計9社がオフィスの窓へ断熱シートを導入し、節電に取り組みました。

取り組みの中で、各企業の方々は様々な発見があったそうです。
そこで、取り組み成果の事例報告会を開催しました。

会議所報告会1.JPG 会議所報告会3.JPG

はじめに、東北大学の中田俊彦氏からエネルギーに関してお話いただきました。

家庭や小さなビルで使われているエネルギーはわかりにくく、
それぞれを把握していく事はむずかしいそうです。

しかし、家庭では空調(冷暖房)、給湯、調理、
小さなビルでは空調や照明で使われるエネルギーが一般的。

今年の冬はとても寒かったので、省エネ、特に節電のためには、
空調に関しての対策は非常に重要でした。

以下、中田先生よりお話いただいた内容をQ&A形式でご紹介します。

Q.建物の熱はどこから逃げていく?
A.大部分の熱は窓から逃げていきます。
日本の住宅は窓が多いうえ、今年の冬は寒かったので、
どんなに良いガラスでも熱は逃げていきます。
窓からどんどん熱が逃げてしまえばエネルギーをたくさん使うことになります。

Q.何か対策は?
A.窓への対策は重要です。
ガラスにフィルムを張るのは、一般の家庭や小さなビルでも出来る手軽な対策。
今回のみやぎ節電プロジェクトで使った断熱シートは非常に良い物を使用しましたが、
ホームセンターなどで売っている断熱シートも貼れば結露しにくくなるなど効果があります。

会議所報告会5.JPG

最後に、参加企業の方よりコメントを頂きました。
(以下敬称略、順不同)

<株式会社遠藤店>
環境問題は避けては通れないと思います。エネルギーには直接関わることはないですが、
今後はもっと勉強し、経営などに反映していきたいと思います。

<木戸建設株式会社>
窓に貼った断熱フィルムは結構効果があったと思います。
社員に「出来れば家庭でも取り組んでほしい」と伝えたいと考えています。
今後も省エネを推し進めていきたいと思います。

<株式会社古川測量設計事務所>
このような取り組みをもっとPRしていくのが重要だと思いました。
小学生への教育など底上げも必要だと思います。
2012年度も節電に取り組んでいきたいし、緑のカーテンに挑戦してみたいです。

会議所報告会4.JPG 会議所報告会6.JPG

参加企業の皆様本当にご協力ありがとうございました!

【青空エコカフェ】「春へ向かって暖かく過ごそう&お茶会」を開催しました! [2012年03月06日(Tue)]
春へ向かって暖かく過ごそう&お茶会

日程:2月18日(土)
場所:条南中グランド仮設住宅集会所
参加者数:23名

青空エコカフェの菊地代表より、勉強会開催の報告が届いているのでご紹介します。

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18日の土曜日、条南中グランド仮設住宅集会所で
「春へ向かって暖かく過ごそう&お茶会」を青空エコカフェが主催して行いました。

気仙沼市地球温暖化防止普及啓発事業として行ったもので
「断熱シート」や「お風呂の中ふた」を配布しました。

120218青空エコカフェ勉強会003.jpg

23名の住民が参加し、特に扇風機を使った暖かい空気の循環には皆さん驚いていました。

自治会長さんにはもう少し早く来て欲しかったよと助言され、
時期に応じて順調に対応出来なかったことを反省しました。 

「3月もぜひ来てほしい」とのリクエストに、
今度はどんな企画を持っていこうかとメンバーで思案しています。

(推進員第3期生 菊地ひろ子氏)

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低炭素杯2012の結果やいかに!? [2012年03月05日(Mon)]

日  時 :2/18(土)13:00〜18:00、2/19(日)13:00〜16:30
場  所 :東京ビッグサイト 国際会議場
参加者 :のべ1500名
内  容 :1日目 ファイナリスト41団体によるプレゼンテーション
       2日目 特別シンポジウム「ひと・まち・くらし・・低炭素地域づくり
             審査結果発表・表彰式

仙台は、まだまだ寒い日が続いています。
先日、東京お台場の東京ビッグサイトで開催された「低炭素杯2012」に行ってきました。
宮城よりは暖かいだろうなぁ〜と思っていたら、甘かった。。。東京とても寒かったです。

会場に入ると、全国各地から集まった出場者や応援者で賑わっていて、寒さも忘れる活気がありました!

1日目は、ファイナリスト41団体によるプレゼンテーションです。
さすが厳しい審査を経て選ばれただけあり、どの団体も低炭素社会への熱意があり着実に成果を上げている素晴らしい取り組みばかり。踊りあり、笑いありとても楽しいプレゼンでした。

宮城県からは3団体が出場しました。

120218低炭素杯@.jpg宗教法人長泉寺
昨年同様、推進員4期生の山崎義幸さんとミネ幼稚園教諭佐藤美貴先生のお二人が登場。
お寺と幼稚園が連携したCO2削減のための取り組みと実施効果が発表されました。活動は、環境講演やキャンドルナイトを通し地域への広がりも見せています。




120218低炭素杯A.jpgNPO法人日本の森バイオマスネットワーク
二酸化炭素を増やさない木質ペレット燃料の利用普及を目指した取り組みについて発表されました。また、震災復興支援として仮設住宅へのペレットストーブの寄贈を行っている事例や「ペレットは復興の起爆剤」という力強いメッセージも述べられました。




120218低炭素杯B.jpg株式会社建築工房 零
国産無垢材と伝統構法での家作りや自然エネルギーを取り入れた暮らしの提案を行っている零さん。社内でも雨水トイレ、薪ストーブなどの自然エネルギーを積極的に導入している事例や、BDF事業への取り組みについて発表されました。





2日目に行われた審査結果発表と表彰式も大変な盛り上がりと感動がありました。
今年は、東日本大震災の復興支援活動に対する受賞枠も設けられた他、トロフィーは、石巻市立湊小学校の6年生と造形家の齊藤公太郎氏が協同し、震災による被害を受けた廃木を使用して制作されています。

120219低炭素杯トロフィー.JPG
          木のひとつひとつに子ども達のメッセージが書かれていました。

トロフィー紹介での湊小学校の教頭先生の
震災を乗り越え卒業までたどり着いた子ども達へのエールとしたい。
という涙ながらのコメントや、司会の櫻田彩子さんの
がれきはごみではなく、大切な生活の一部だった。」という言葉がとても印象的でした。

そして、宮城から出場した2団体が受賞されました。おめでとうございますぴかぴか(新しい)

「NPO法人 日本の森バイオマスネットワーク」東日本大震災被災地域貢献活動賞
120219低炭素杯表彰式バイオマス.JPG

「宗教法人長泉寺」最優秀コミュニケーション賞
120219低炭素杯表彰式長泉寺.JPG

表彰結果一覧(低炭素杯2012ウェブサイト)

全国各地で取り組みはさまざまですが、目指すものは同じ「低炭素な社会づくり」に繋がっていると感じました。同じ思いの人たちが集まって交流しあい刺激しあうことで、さらによりよい取り組みに発展していくと思います。
低炭素社会づくりを目指す団体の皆さまのますますのご活躍をお祈りいたします。
書籍を購入しました!「地域資源を活かす温暖化対策」 [2012年03月02日(Fri)]
書籍を購入しましたので皆さん是非ご覧ください!
地域での温暖化対策が必要な理由、国内外の事例などを盛り込んだ一冊です!

*********************************
地域資源を活かす温暖化対策 自立する地域をめざして
著:和田武/新川達郎/田浦健朗/平岡俊一/豊田陽介/伊予田昌慶
協力:気候ネットワーク
定価:2,520円
*********************************

詳しくは気候ネットワークウェブサイトをご覧ください!
気候ネットワーク会員の方は特別価格(税込2,300円)です。
また、全国の書店やAmazonでお買い求めいただくことができます。
貸出希望の方はストップ温暖化センターみやぎ(電話:022-301-9145)にご連絡下さい。
どうやって作る?低炭素な地域 [2012年03月02日(Fri)]
気候ネットワークシンポジウム 
 市民が進める温暖化防止〜脱原発と温暖化対策の両立〜

分科会「低炭素の地域づくりの実現に向けて」

日時:2/19(日)9:30〜12:00
場所:同志社大学今出川キャンパス
報告者:廣本悦子氏(おかまやエネルギーの未来を考える会)
    松本和子氏(気候ネットワーク高知)
    多比良雅美氏(内子町)
    上田誠氏(京都市)
    原育美氏(環境ネットワークくまもと)
    江刺家由美子(みやぎ・環境とくらし・ネットワーク)
コメンテーター:
    増原直樹氏(環境自治体会議)
    平岡俊一氏(北海道教育大学)
コーディネーター:
    田浦健朗氏(気候ネットワーク)
    


地球温暖化という、その名の通り地球規模の
とーーーーーーーっても大きな問題。
解決にはどーーーーんと大きい魔法のような解決策が一つあるわけではなく、
国や地域、個人で対策を着実に実行していくことが必要です。
「自分たちの住んでいる地域を低炭素にする」「低炭素な地域をつくる」というのもその一つですね。

NPO法人気候ネットワークが今年度全国各地で行なっている「低炭素な地域づくり戦略会議」に
ストップ温暖化センターみやぎも参加しました。

そして先日、気候ネットワーク主催シンポジウムの
分科会「低炭素の地域づくりの実現に向けて」で、
戦略会議を行なった団体等が集まり、報告を行いました。

「プロジェクトを作って実行しようとしたんだけど予算がなくて、
 それがかえって団結するきっかけになって盛り上がったんです(笑)」

「立場が異なる人が集まれば、合意形成をするのやっぱり難しさがある」

「行政の地球温暖化対策をしている部署は、
 是非NGOなどのみなさんの仲間だと思ってほしいですね」

「いろんな人が集まれば、そのコーディネーターを担う人が
 必要になってくる。誰がそれをするか?
 そしてそれをできる人材育成が必要ですね」

「『こんな地域を作りたい!』というイメージは、
 主観から出てくる。
 それをデータなどで裏付けしたりすることが
 行政や研究者に求められると思う。」

「『地域』という視点からいうと、
 事業者にも話し合いの場に入ってもらうといいですね」

などなど、話は尽きないなかで多く出ていたのは
「ネットワーク」「人材の育成」「次世代が関わる仕組み」など
「人」に関するキーワードです。
京都市の上田さんからの一言がそれを集約しています。
「『地域』とは『土地』を指すのではなく、
 『人』を指しているのだと思います。」

まずは自分の地域にどんな資源があるかを知ることが第一歩。
そして2020年に自分の住む地域が
「こんな風になっていてほしい」「○○ができていたら嬉しい」と考えてみると、
低炭素な地域を作ることが楽しくうきうきするものに感じます。
それから仲間とアイディアを出し合って、一つずつ実行し、
また仲間を増やしていく。
そうしてだんだんと低炭素な地域づくりが広まっていってほしいですね。