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ストップ温暖化センターみやぎ
公益財団法人みやぎ・環境とくらし・ネットワーク(MELON)
講座で使用するキャンドルを作成! [2011年08月31日(Wed)]
推進員の伊藤道子さん、澤田裕子さんのお二人で
講座で使用するリメイクエッグキャンドルを作成されました。
(リメイクエッグキャンドルの作り方は
 MELON cafeのページをご覧ください)

結婚式場で使ったろうそくを溶かして
色をつけて…と作業は順調に進みます。
色づけにクレヨンを削ってロウにいれると、
伊藤さん、澤田さん、スタッフ2名は
「きれいな色〜♪」と思わず心が弾みます。
1時間半ほどで40個ほどのキャンドルができあがりました。

今回作ったキャンドルは、澤田さんが講師を務める講座で
参加者の方々に絵付けをしていただきます。
丸くころんとしたキャンドルが
皆さんがエコを考えるきっかけをかわいらしく演出するのが楽しみです!
「うち」の「エコ」度を診断!?〜うちエコ診断員研修〜 [2011年08月29日(Mon)]
自分の家ではどこからどれくらいの二酸化炭素が出ていて、
それは平均より多い?少ない?
効率的な対策にはどんなものがある?


そんな疑問を解決し、対策をご提案するのが「うちエコ診断」です。
環境にやさしい行動や機器の情報はさまざまありますが、
うちエコ診断でご提案するのは言ってみればオーダーメイド。
(詳しくは全国地球温暖化防止活動推進センターのウェブサイトをご覧下さい)

専用のパソコンソフトを使用し、
電気代や家電の使用状況などのアンケートを元に
診断員が、一般論ではなく、「あなたの」家ではどんなことが有効か
受診者の方々へ対策を提案します。

今年度診断を行う「うちエコ診断員研修」を8月26,27日(金土)の
二日間に渡って開催しました。





研修は皆さん真剣そのもの!
ソフトの操作の仕方の確認やどのように受診者のお話を引き出し、
ライフスタイルに合った対策を提案するか、
どのように伝えるか工夫をこらしています。






うちエコ診断は今秋に受診者の募集をする予定です。
随時こちらのブログでお知らせしますので
どうぞご期待下さい!



世界の現状と自分にできること〜「不都合な真実」上映会〜 [2011年08月29日(Mon)]
以前お知らせしていたせんだい留学生交流委員企画「不都合な真実」上映会のご報告です!
当日はなんと33名の方がご参加くださいました!

 
部屋の電気を全て消して真っ暗にし、
ポップコーンと飲み物を片手に「不都合な真実」の上映です。

その後は仙台に住む外国人の方を交えて
グループに分かれてのディスカッション。
といっても堅苦しいものではなく、
映画の感想やこれからどんなことをしたいかを
自由に話し合います。





ストップ温暖化センターからは、
なぜ温暖化対策が進みにくいのかというお話を少し。

「何年、何十年先の問題でしょ?」という意識、
「温暖化のせいでこんなことが起きている!」という明確なわかりやすさがないこと、
「これさえすれば大丈夫!」という魔法のような一手がないこと、
自分のライフスタイルを見直すためにどうしても「反省」「内省」が必要になること。


しかし温暖化は既に起きている問題で、
できることはたくさんあってそれらを実践していくことが大事だということ、
それから自分の暮らしを見直してそこから何をするかをポジティブに考えることが必要であると、
皆さんは映画を通して感じたようです。

聞いてみると映画を見るのは初めてという方が大半。
中には「2回目だけど、1回目は途中で寝てしまったんです(笑)」という方もいて、
会場はわっと笑いに包まれて和みました。




「熱湯に入れられたカエルはすぐに危険に気づいて飛び出すけど、
ぬるま湯に入っているカエルは
だんだんお湯が熱くなっていっても気づかないというシーンが
とても印象に残った」


「自分にできるエコを友達や身近な人に伝えることが必要だし、
 大事だと思う」

「選挙で環境にいいことをしようとしている人を選ぶのも有効だよね」

「公共交通機関を使ったらいいんじゃない?」

などなど皆さんから出た意見は全て、温暖化対策を進める上で必要な視点であり、
必要なアクションです。
是非、今日を機会に環境にやさしいことを一つずつ、
皆で進めていきましょう!


実施概要◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
せんだい留学生交流委員自主企画
「映画をみて、環境問題について考えよう『不都合な真実』上映会」

日時:8/27(土)17:00〜20:00
場所:仙台国際センター 1階交流コーナー内研修室
内容:映画上映、グループディスカッション「みんなで環境について考えよう」
    環境についてのお話(ストップ温暖化センターみやぎ江刺家由美子)
参加者:33名
主催:財団法人仙台国際交流協会 
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
学びあい、刺激しあう一日!〜全国高校生エコアクションプロジェクト東北地区シンポジウム〜 [2011年08月23日(Tue)]
全国高校生エコ・アクションプロジェクト
東北地区・高校生環境シンポジウム

日時:8月20日(土)
場所:郵便事業株式会社東北支社(仙台市青葉区)
内容:1.環境をテーマにした映画視聴
    2基調講演@「生態系サービスと、地域の特性に根ざした環境活動」
              宮城教育大学 齋藤千映美教授
           A「地球温暖化防止のために〜持続可能な社会づくり(ESD)へ〜」
              宮城教育大学 小金澤孝昭教授
    3.環境座談会@「地球温暖化の防止〜サステナブルな社会」
             A「復興と環境(エコロジー・地球温暖化の防止)を考える」
    4.交流タイム
主催:全国高校生エコ・アクション・プロジェクト実行委員会


高校生環境シンポジウムは今年の2月に東京で開催されたもので、
東北では初開催!
東北地方の6つの高校と栃木県から1校、
計7校から22名の高校生が集まり、
自分たちの活動について発表して意見交換、
そして他の高校生との交流を楽しみました。

環境省環境教育推進室室長補佐の佐藤隆史さんは
「甲子園決勝と同じ日にこうしたイベントがあることを嬉しく思います!」と
甲子園球児に負けず劣らず
日々環境活動をがんばる皆さんにエールを送ります。

「自分が高校生だった頃のことを思い出して、
 今日皆さんにどんなことを伝えようか一生懸命考えました」
という一言から始まった齋藤千映美先生のお話では、
マダガスカルのバオバブやかわいらしいサルの写真に皆さんの目は釘付けです!

そんな自然への愛着と同時に人間が生活していくことも
考えなくてはいけないと齋藤先生は伝えます。
「『自然を守れ!』だけでは生活していけないですね」の言葉は
たくさんの人がメモを取っていました。

そして次の小金澤先生のお話では、
自分のライフスタイルを考えさせる問いが続きます。

「皆さんコンビニに行きますよね?
 おにぎりやお弁当の廃棄は無駄だと思いますか?
 でも少なく入荷して品物がなくなるとお客さんが困る、怒る。
 それはお客さんのためにしていることですよね?」

普段の何気ない行動が社会を形作っていること、
そして個人の行動と社会のしくみの両方を変えていくことが
必要であるとのお話に、皆さんは大きくうなずいていました。






その後の座談会では、
「良くも悪くも一人一人の行動が影響力を持っているので、
 それを自覚することが大事だと思う」
「自分たちのプロジェクトはまだ立ち上げて2年目。
 皆さんは何年目?どうやってプロジェクトの着想を得ましたか?」
など意見や質問が交わされ、貴重な時間となりました。


交流会ではすっかり打ち解けた様子でした。











宮城から参加した生徒に感想を聞いてみると・・・

宮城県農業高校 渡邉健太さん(左) 平山知幸さん(右)
「交流をすることで新しい考えを知ることができました!」








東北生活文化大学高校
(右から)相川由布子さん、加藤未来さん、山信田真大さん、齋藤正和先生
「他のところのプロジェクトはすごくしっかりしていて、
 今日はとても勉強になりました!」







東北学院中学校・高等学校 舛谷悠祐さん(左)、東海林和馬さん(右)
「他の学校や地域の人と会う機会はなかなかないので楽しかったです!」







と、皆さん充実した時間を過ごしたようです。
これからますます活動が活発になりますように!
「環境教育に取り組む上での課題とは?」小学校の先生達による意見交換会 [2011年08月18日(Thu)]
■環境教育研修会・意見交換会 大学や地域主体と連携した環境教育の展開

■日時 :8月10日(水)10:00〜16:00 
■参加者:12名(教員2名、推進員5名、センタースタッフ1名、他団体2名、主催者1名)
■内容 :@基調講演 (10:10〜12:00)
       講師 東 之弘教授 いわき明星大学科学技術学部科学技術学科
                 いわき明星大学 エネルギー教育研究会 会長
      A意見交換会 (13:00〜15:50) 
      
ストップ温暖化センターみやぎでは今年度、宮城大学地域連携センター地域振興部と協力し、
環境教育に取り組む小学校の先生や、環境教育を行う外部講師を対象とした見学会や研修会を実施しています。

これまで見学会2回を開催しました。
 ■見学会第1回(7月26日開催)の様子 その@ そのA 
 ■見学会第2回(8月2日開催)の様子 その@ そのA
そして今回は、「大学や地域と連携した環境教育の展開」をテーマに研修会を開催いたしました!

午前中に行ったのは、いわき明星大学の東之弘教授による基調講演です。

東教授は、いわき市内の小学校や地域と連携しエネルギー環境教育に取組んでいらっしゃいます。
工学部系大学の特色を活かし、燃料電池自動車やお湯発電機などの環境教材を開発して小学校で
授業を行っているそうです。
また、「大学は敷居が高い」というイメージを変えるための苦労した話などをお話いただきました。
大学と小学校、地域との連携で大切なこととして、
「地域のキーパーソンを見つける」「相手の立場に立つことが大事。大学側が小学校の要望に合わせていく」
ということを仰っていました。
参加者からも意見や質問が次々と出されました。

午後からは、意見交換会を行いました。
3グループに分かれワールドカフェ形式で小学校の先生、外部講師それぞれの立場から意見を出し合いました。


小学校の先生からは、「学校ごと、学年ごとに環境教育への取組みに差がある」「環境教育を行いたくても、取り組む時間があまりとれない」
「地域とはどう関われば?」などの次々と意見が出されます。
東教授も参加し、「教員の育成も大事」「リーダーとなる人材を作り上げる」という言葉が述べられました。

研修会を通し、環境教育に取り組む際のさまざまな課題が現れました。
そして、それに取り組む先生や講師の方々の熱い思いが伝わる研修会となりました。
「真心」の文字輝くキャンドルナイト [2011年08月18日(Thu)]
先日お伝えした推進員4期生山ア義幸さんの活動の一つ
長泉寺のキャンドルナイトのご報告をいただきました。
今年はキャンドルの灯りにのせて
慰霊と復興への祈りに参加者の皆さんの思いが一つになったようです。

山アさんは、当日の様子を次のように語っていらっしゃいます。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
今年のキャンドルナイトは、震災の復興と犠牲者の慰霊をテーマとしましたので、
日程も8月11日としました。


日中は本堂で犠牲者の慰霊祭が行なわれました。
ミネ幼稚園では夏祭が行なわれました。
バザーを行ないここでも震災復興への義援金を目的と実施しました。








夕方5時、寺の梵鐘一声を合図とし一斉にキャンドルが点灯されました。
幼稚園児の描いた「がんばろうみやぎ」「がんばろうふくしま」「がんばろういわて」の
キャンドルが耀き始めました。







本堂前では、キャンドルで描かれた「真心」の文字が大きく耀き始めました。
なぜ、「真心」か?
仏教では「絆」は動物などをつなぐ紐と解釈されていますので、
あえて「真心」とさせて頂きました。






キャンドルの全てが皆明確な役割を持ち、
それぞれに美しく輝いていました。
午後8時、終了の時間となってしまいましたが
参加全員が名残惜しくいつまでもとどまっていました。

幼稚園の先生が「蛍の光」を口ずみ始めたら、
これを契機に合掌の輪となって、
今年のキャンドルナイトも静かに終了を迎えました。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

インターン生元気に活動中! [2011年08月18日(Thu)]
損保ジャパン環境財団様のCSOラーニング制度により、
今年度活動を行うインターン生をご紹介します。
イベントや事務局で見かけたら是非ご指導ください!
どうぞよろしくお願いします!

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


はじめまして。
ストップ温暖化センターみやぎでインターンをしております、
小金澤 明由(こがねざわ あゆ)です。

私は社会経験がないので、活動において
対応がおどけた感じになってしまったり、
資料の綴じ方すら分からなくて悲しくなったりしています。
でも色々な作業を教えてもらうことで、
自分に出来ることが増えていくことが嬉しく、
楽しく活動しております。^^


私の趣味は旅行とバレーボールです。
この前は盛岡で、舟っこ流しを見てきました!
龍のかたちをした船を燃やすお盆のお祭りなのですが、
想像していたよりも豪華で様々な特徴をもつ“舟っこ”に感激!しました。
私は関東出身なので、これからも東北カルチャーに積極的に触れていきたいです。

インターン期間が終了する7ヶ月後までに
しっかりと経験を積んで、基本的なマナーやオトナな考え方を身につけるのが目標です!
これからよろしくお願いいたします。
始める!続ける!節電のコツ [2011年08月17日(Wed)]
地球温暖化対策として身近にできる行動の一つ、節電。

だけど「最初はがんばっていたけどなんとなく面倒に・・・」
「家族でがんばっているのは私だけでなんだか疲れちゃう・・・」
そんな経験はありませんか?
「がんばろう!」だけでは、なかなか続けていくことは難しいですよね。

7/5(火)推進員委嘱状交付式と同日に行われた研修会で、
29名の宮城県地球温暖化防止活動推進員の皆さんが話し合って決めた
「節電を続けるためのコツや秘訣」をまとめました。



毎日の習慣を変えてそれを続けていくために、
無理や我慢ではなく、楽しく節電を続けるためのコツをご紹介します。
「辛いなぁ」と感じる前に是非ご覧ください!

コツ@ 自宅の電気使用状態を調べる
    自分の家では何の家電にどれくらいの電力を使っているかを調べてみましょう。
    節電を効率的に行い、続けていくためにはまず現状を把握することが大切です。
    「思ったほど電気を使っていないな」という時は、契約しているアンペア数は
    ダウンできないか検討してみましょう。

コツA 家族の協力
    みんなが過ごす家。「さっき消した電気がつけっぱなし・・・」では気持ちがなえて
    しまい ます。節電は電気を使わないというだけではなく、例えば冷蔵庫の中や
    部屋を整理すれば節電と同時に家族の気持ちも晴れやかになりますね。
    そこで家族みんなで話し合って「1ヶ月で○○円節約しよう!」と目標を作ってみては
    いかがでしょうか?リーダーを決め、「節約したお金でごほうびは○○!」と掲げると
    俄然気合が入ります。

コツB データ&見える化
    1ヶ月の電気使用量や電気代を記録してみましょう。データにして見ると
    「去年より使ってない!」という喜びもひとしおです。また、家族で共有すると
    節電の嬉しさは2倍、3倍、それ以上です!

コツC 昔の知恵を楽しむ
    「洗濯物は天日干し」「すだれを使って日射をさえぎる」「打ち水」などなど
    昔から行われている行動は節電につながる知恵の宝庫です。昔の知恵を知り、
    我慢ではなく電気を使わずに他の方法で対応する代替案を探してみては
    いかがでしょうか。

コツD 道具の力も上手に使う
    ○○にはソーラーライト、保温鍋や布などで鍋を包む保温調理など、道具も
    上手に使えば負担は少なくなります。中には太陽光発電でエコカーの充電をする方も。
    無理をしないためにうまく取り入れながら長く節電を続けていきましょう。
お店で出たゴミとお米のつながり そのA [2011年08月17日(Wed)]
ふたつ目の見学先は、生協各店舗から集められたゴミの行き先である、
みやぎ生協リサイクルセンターです。

リサイクルセンターではみやぎ生協店舗、共同購入、
本部オフィスから出されるゴミの資源化を行っています。



ブルーになっている部分で、ゴミがたくさん積まれた
トラックの重さをはかることができます。

「資源を積んだトラックから、資源をおろしたトラックの重さを引き算して、
回収した資源の重さをはかっているんです。」と説明を受け、
参加者の方は「なるほど〜」といった様子。




回収されたプラスチック類やダンボールは手作業で異物を除き、圧縮機で圧縮加工します。

さらに、廃プラスチックは県内の業者に引き渡され、製紙工場などで使用する固形燃料に
加工されると聞いて、参加者の皆さんは「これが燃料になるんだ!」と驚いていました。


発砲スチロール箱は手作業でラベルをはがし、機械に入れられます。
機械の中で砕かれ溶解されたあと、のべ棒状になります。
固形のインゴットとして資源化され、プラスチックの原料として海外に輸出されています。

参加者の皆さんは「私たちの身近なプラスチック製品として
加工されて日本に帰ってくるんだ!」とひらめいた様子でした。




青果くずは細かく砕かれたあと、乾燥機に投入されます。
1トンの青果くずは乾燥して水分がぬけると、250s〜300sくらいになります。

その後ピットに投入され、1次発酵、2次発酵を経て堆肥となります。
事業所の取り組みでコンポストを行っているのは珍しいそうです。


最後の見学先は、JAみどりの田尻営農センターです。

平成21年度からみやぎ生協リサイクルセンターの堆肥受け入れを行っていて、
もみがらで酸度調整を行った後、田んぼに散布しています。

お米の生産には土作りが重要だそうで、リサイクル堆肥により
土の力が上がってきていることが実感できるそうです。


参加者の皆さんは、お米を生産している方々の直接の声を聞いて、
「食品の残さが堆肥に生まれ変わって、
それが私たちが食べているお米の生産とつながっているんだ!」
と感動している様子でした。






《参加者の皆さんの感想より》

・生ゴミが堆肥となり資源循環型で米作りの助けをしていること、発泡スチロールが
後でまた新たな商品となって私たちの身近で使われていること、プラが燃料物となって
役立っていることを子どもたちに教えていきたいと思います。

・今回は主食の米にスポットをあて見学させていただき、リサイクル堆肥の有効性を
確認することができたように思います。米以外の有効活用ができないものか、
できるとしたらどんな作物が適切かなど際限なく知りたいことが広がります。

お店で出たゴミとお米のつながり その@ [2011年08月17日(Wed)]
平成23年度 廃棄物・リサイクル環境教育教材開発事業
見学会・意見交換会(第2回)「食品廃棄物リサイクルの最新状況」

【日時】8/2(火)8:00〜17:00
【見学場所】みやぎ生活協同組合岩切店
       みやぎ生活協同組合リサイクルセンター
       JAみどりの田尻営農センター
【参加者数】8名(小学校教員、地球温暖化防止活動推進員など)
【ねらい】流通過程で発生する食品廃棄物のリサイクルについて見学した上で、
     生成する堆肥を使用している農家のお話を伺い、資源循環について理解を深める。
【主催】財団法人宮城県環境事業公社
     公立大学法人宮城大学地域連携センター地域振興事業部
【後援】宮城県教育委員会
    特定非営利活動法人まなびのたねネットワーク
    財団法人みやぎ・環境とくらし・ネットワーク


8月2日(火)、見学会・意見交換会の第2回が開催されました。

ひとつ目の見学先は、みやぎ生協岩切店です。
開店準備中の店内やバックヤードを見学しました。

店内へ入ると早速「リサイクル用青果くず」と記されたブルーのボックスを発見。
商品陳列準備中に出てしまう青果くずは、リサイクルボックスに集められます。

毎日リサイクルセンターが回収していて、回収車が来るまでは
いたんでしまわないように8〜10℃の保管庫に入れられるそうです。


店舗で出るゴミの分別について聞き、
感心してメモを取る参加者の方。







ダンボール、食品トレーなどは、分別されて回収車が来るまで
店舗のバックヤードにて保管されます。


参加者の方は「こんなにたくさん出るんだ・・・」と
ダンボールや食品トレーの量に驚いていました。







ダンボールは毎日5台のパッカー車が回収していて、
全店舗あわせると1日あたり18〜20トンほど集まります。











店舗の外には古紙回収ボックスがあります。
古紙1sで1ポイントになり、300ポイント集めると
みやぎ生協で使える300円分の割引券になるそうです。


参加者の方は「自宅近くの生協で古紙回収
ポイント制度をやっているか確認しなくちゃ!」
と意気込んだ様子でした。




そのAへつづく

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