低炭素杯2011環境大臣賞受賞団体英国視察報告会に参加しました! [2011年06月20日(Mon)]
タイトル:国境を越えたネットワークを通して
〜低炭素社会に向け、わたしたちにできる事〜 (低炭素杯2011環境大臣賞受賞団体英国視察報告会) 日 時:6月19日(日)15:10〜17:30 場 所:情報オアシス神田セミナーハウス(東京都千代田区) 内 容:1.基調講演 日英における低炭素社会への挑戦〜コミュニティから始まる環境改革〜 ジェイスン・ジェイムズ氏 (ブリティッシュ・カウンシル駐日代表、英国大使館文化参事官) 2.パネルディスカッション コーディネーター:長谷川公一氏(東北大学大学院教授、全国ネット理事長) コメンテーター:ジェイスン・ジェイムズ氏 パネリスト:環境NPOオフィス町内会(環境大臣賞グランプリ) 大分県立日田林工高等学校林産クラブ(環境大臣賞準グランプリ) 鹿児島県出水市六月田下自治会(環境大臣賞準グランプリ) 京都府立桂高校TAFF「地球を守る新技術の開発」班(環境大臣賞準グランプリ) 今年2月に開催された「低炭素杯2011」。 環境大臣賞グランプリ1団体、準グランプリ3団体は、 国際交流を主な目的とする英国の団体、ブリティッシュ・カウンシルの招待により 5月末から6月にかけてイギリスで視察を行い、 この度その報告会が開催されました。 基調講演ではブリティッシュ・カウンシルの駐日代表であるジェイスン・ジェイムズさんから 「BIG green challenge」というイベントについてご紹介いただきました。 これは低炭素杯と同様に、地球温暖化防止の取り組みを募集するコンテストです。 応募者を対象にワークショップを行うことで 活動のサポートをする意味合いも持っています。 視察ではコンテストのファイナリストとなったうちの3団体の取り組みを見学したそうです。 共通しているのは温暖化+地域の課題解決にも貢献していること。 例えば農場ではハーブ園を子どもとお年寄りのコミュニケーションの場としていたり、 ボランティアにホームレスや学校で問題を抱える生徒を受け入れているそうです。 参加者の皆さんがそこで感じたことは・・・ 「自分たちの取り組みに関心を持ってもらったことが嬉しかった。 『完璧な取り組みをしているんだろう』と想像していたけど 同じように悩みや課題があることがわかり、 私たちももっとがんばろうと思った」(京都府立桂高校) 「エコを続けて電気代は56%削減するところまで来た。 これから家庭のモデルとなるようなデータベースを作りたい。 そして高齢者が喜ぶコミュニティを作りたい!」(鹿児島県出水市六月田下自治会) と、活動をさらにブラッシュアップし、 そして環境にやさしく地域が元気になるよう取り組みを続けたいとの意気込みを 聞かせてくださいました。 元気で環境にやさしい地域づくり。 言葉では大きなことに聞こえますが、 一つ一つの取り組みの積み重ねが大事だと思います。 これからますます取り組みが広がりますように! ![]() 長谷川公一理事長とジェイスン・ジェイムズさん ![]() 視察に行った4団体の皆さん |