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公益財団法人みやぎ・環境とくらし・ネットワーク(MELON)
どうやって作る?低炭素な地域 [2012年03月02日(Fri)]
気候ネットワークシンポジウム 
 市民が進める温暖化防止〜脱原発と温暖化対策の両立〜

分科会「低炭素の地域づくりの実現に向けて」

日時:2/19(日)9:30〜12:00
場所:同志社大学今出川キャンパス
報告者:廣本悦子氏(おかまやエネルギーの未来を考える会)
    松本和子氏(気候ネットワーク高知)
    多比良雅美氏(内子町)
    上田誠氏(京都市)
    原育美氏(環境ネットワークくまもと)
    江刺家由美子(みやぎ・環境とくらし・ネットワーク)
コメンテーター:
    増原直樹氏(環境自治体会議)
    平岡俊一氏(北海道教育大学)
コーディネーター:
    田浦健朗氏(気候ネットワーク)
    


地球温暖化という、その名の通り地球規模の
とーーーーーーーっても大きな問題。
解決にはどーーーーんと大きい魔法のような解決策が一つあるわけではなく、
国や地域、個人で対策を着実に実行していくことが必要です。
「自分たちの住んでいる地域を低炭素にする」「低炭素な地域をつくる」というのもその一つですね。

NPO法人気候ネットワークが今年度全国各地で行なっている「低炭素な地域づくり戦略会議」に
ストップ温暖化センターみやぎも参加しました。

そして先日、気候ネットワーク主催シンポジウムの
分科会「低炭素の地域づくりの実現に向けて」で、
戦略会議を行なった団体等が集まり、報告を行いました。

「プロジェクトを作って実行しようとしたんだけど予算がなくて、
 それがかえって団結するきっかけになって盛り上がったんです(笑)」

「立場が異なる人が集まれば、合意形成をするのやっぱり難しさがある」

「行政の地球温暖化対策をしている部署は、
 是非NGOなどのみなさんの仲間だと思ってほしいですね」

「いろんな人が集まれば、そのコーディネーターを担う人が
 必要になってくる。誰がそれをするか?
 そしてそれをできる人材育成が必要ですね」

「『こんな地域を作りたい!』というイメージは、
 主観から出てくる。
 それをデータなどで裏付けしたりすることが
 行政や研究者に求められると思う。」

「『地域』という視点からいうと、
 事業者にも話し合いの場に入ってもらうといいですね」

などなど、話は尽きないなかで多く出ていたのは
「ネットワーク」「人材の育成」「次世代が関わる仕組み」など
「人」に関するキーワードです。
京都市の上田さんからの一言がそれを集約しています。
「『地域』とは『土地』を指すのではなく、
 『人』を指しているのだと思います。」

まずは自分の地域にどんな資源があるかを知ることが第一歩。
そして2020年に自分の住む地域が
「こんな風になっていてほしい」「○○ができていたら嬉しい」と考えてみると、
低炭素な地域を作ることが楽しくうきうきするものに感じます。
それから仲間とアイディアを出し合って、一つずつ実行し、
また仲間を増やしていく。
そうしてだんだんと低炭素な地域づくりが広まっていってほしいですね。
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