発達障がいに特化した就労支援事業所の「スタンバイ」は、平成22年10月に地域活動支援センターV型からスタートし2年後、就労移行支援に体系移行し、合わせると12年間の月日が流れました。
スタンバイの就労支援では、発達障がいのある方たちが企業へ就職することだけでなく、一人ひとりが自分の人生を支えるうえで最も大切な課題は、生活に欠かせない基礎知識習得に加えて『実践』(身体のこと、身だしなみ、清潔保持、日常の金銭感覚、時間の管理等々)にあると考えています。
スタンバイを利用される方たちの多くは、大人になってから診断をもらうまでの間に取りこぼされてきたことがとても多く、それらがいつか自然に身につけられるものではないことを私たちは知っていますので、なんとかしたい、どうやって教えよう…と、生活スキルを担当するトレーナーたちが日々、利用者さんと実践訓練を繰り返し、作り出してきたテキストがあります。
今回、そのテキストを当法人のサイトで公開することとなりました。
多くの必要のある皆様にご活用いただければと存じます。
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2022年10月
理事長 角田千里