ワイナーの原因帰属マトリックス [2011年01月07日(Fri)]
Satoリーダーが持ってきた心理学の本で、
ワイナーの原因帰属マトリックスという 面白いトピックスがありました。 あることに成功したり失敗したときの原因を どこにあったのかなと考えることを 「原因帰属性」というそうです。 人によって、何を原因と考えるかは違います。 その違いがその後のその人の心理状態や行動に 大きな影響を与えるということで、 早速、メンバーさん(4名)と、ワイナーという人が考えた 原因帰属マトリックスをしてみました。 ![]() 手痛い失敗経験を教えてもらって、 「何が足りなかったからそうなった」と考え、 4つのキーワードの中にあてはめてもらいました。 成功や失敗の原因を 「能力」と考える人は、 自尊感情を高めたり劣等感を抱いたりする。 「努力」と考える人は、 実った時の喜びは大きく、失敗した場合、 次回の努力へと結びつく。 「課題」と考える人は、 例えば大学受験に失敗した場合 次回は大学を変える方向へ。 「運」と考える人は、 成功も失敗も原因は自分のコントロール外にあると 考えるため、落ち込まない代わりに、自信も生まれない。 ちなみに、日本人は、この「運」に帰属する人が多いのが 特徴的なのだそう。 そんなことがテキストには書かれてありました。 ところで、あるメンバーさんの『手痛い失敗』は 「カニを食べすぎてお腹を壊してしまって・・・」 でした。 そして、原因帰属は「課題」と、考えました。 「あるからあるだけ食べただけなんだよなー」って、 そんなことをつぶやくので、 みんなの頬は緩みっぱなしでした。 ![]() |
Posted by
スタンバイ
at 19:44