今年の日本列島は、秋を通り越して、いきなり冬が到来した感があります。新潟は天候にも恵まれず、雨ばかりで畑作業の訓練ができません。
「今日も雨だから木工作業をやろう」
「自分で作ってみたい物に挑戦しよう」
Iさんは「家のペットが首を痛めているので床に置いた餌が食べにくそうなので、ペットの食事台を作りたいです」Mさんが「将棋盤が作りたいです」と、提案できました。
「よし!それを作ってみよう!」「すべて、端材でつくるぞ」
ホワイトボードにイメージ図を描き、寸法を記入することもできました。木を切り、電動ドライバーでビスを打ち、仕上げのヤスリがけも自分たちで頑張りました。
順調に餌台を作り上げたIさんの顔から笑みがこぼれ、
満足そうに見えました。
Mさんの将棋盤は、簡単にできてしいました。
「将棋の駒や駒の収納箱まで一式作ろう!」
この日は、時間切れでしたので月曜日に延期。
月曜日もやはり、雨でした。
駒を一つ一つ金ノコで切る人、収納箱を作る人、将棋盤に升目の溝をル彫る人に分かれ、5名で作業を分担。しかし、Mさんが持参した彫刻刀では木目に直角方向には削ることができません。考えた挙句、線の両端にカッターナイフを斜めに切り込みを入れ、見事な升目を完成させたMさんでした

将棋盤、駒、収納箱のすべてにラッカースプレイで塗装。
新聞紙やダンボールの上でスプレーするのですが、
風が回っていて噴霧した塗料が飛び、大騒ぎ。
なんとか、乾燥へ…。
駒に、墨で文字を入れさせてもらいました。
王将4個、飛車4個、
角行4個、金将8個、
銀将8個、桂馬8個、
香車8個、歩36個
赤字で裏面も…。
疲れました…。
さて、最後に箱の蓋の表面に「将棋」と書こうとすると、
塗装されていないではないですか



Mさんは「特徴があっていいです」とのこと。
一つは、スタンバイ用に、
もう一つはMさんの名前を入れてあげました。
うれしそう。
(Maru)
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