受け入れ先の企業や事業所様で必要とする作業スキルは
まさにその先様にあるホンモノのナマの仕事(作業)にあることは、
就労支援を担当する施設職員であれば理解していることです。
だからこそ、「実習」をさせていただきたいと望むことになります。
オン・ザ・ジョブ・トレーニング(OJT)を通じて
私たち支援者は、ここからが腕の見せどころ。
何だと思います?
砂を入れたピニール袋…。
これが、こうなって↓
こうなると↓
そう、カップに盛られたパンです。
焼きたてのふわふわのパンをトングで挟んでビニール袋に入れる。
その感触を再現する道具を作ってます。
お昼どき、最もお客様が立て込む時間帯、
手早く袋詰めをしていくことが必要。
強すぎず、弱すぎず、トングでパンを挟んで持ち上げる。
そのスキル習得のためにサクサクと完成してく見たてツール。
現場実習にだけ出させてもらえればOKなんて思ってない。
課題を持ち帰り、対応する。
生きた訓練って、こういうことなんだなって
職員たちの手から、色々な見立てパンが出来上がる姿を見て
感動を覚えてます。
(C)
【dailyの最新記事】