JST「質問する」 [2010年12月09日(Thu)]
木曜日の午後は、JST(職場対人スキルトレーニング)
JSTのセッションは11項目。 (あいさつ、報告する、質問する、確認する、職場で謝る、遅刻をしたときの対応、残業を引き受ける、残業を断る、人のそばを通る時には、会話を遮り用件を伝える、休憩時の会話) 職場で必要とされるコミュニケーションをロールプレイの形で学びます。 この日のテーマは、「質問する」 ![]() 「質問」は、どんなときに必要なのかということや、質問するために必要な方法(ポイント)について簡単な講義をします。 このやり取りの中で、メンバーさんたちに大切なことを伝えます。 質問は分からないからするものですが、 わからないということをわからないと分かっていなければ質問はできないんだということです。 実際、軽作業のトレーニング場面などで、自己流、自己解釈で進めてしまうとします。 これは、作業された指示内容が本当は不明なままでいる状態なのです。 しかし、自分は理解していると思い込んでいたり、やっているうちになんとかなるだろうと思って始めたり、あるいは一々聞くのが面倒だなということもあると思います。 初めての作業のときは、とにかく「やってみる」ということは大事です。 そして、やってみてできないことが出てきたときがチャンス。 質問することにつながります。 質問したところその回答が覚えきれない場合などは、メモが必要になるでしょう。 そして、記憶するだけ、メモするだけではなく、その答えを復唱すること。 教えた人と教わった人が、相互に内容を確認するために復唱は大切なので、職場では特に身につけて欲しいスキルです。 本来、仕事というものは、分からないことを分かる人に習いながら覚えて行くものです。 教える人は、同僚かもしれないし、先輩かもしれないし上司かもしれない。 それが誰であったとしても、作業を正確にしてもらうために、間違っていたことに気づけばその場で助言や注意や指摘をします。それらは、文句ではありません。 このことは、「職場で謝る」のテーマのときに、もう少し掘り下げることができたら・・・と思っています。 |
Posted by
スタンバイ
at 22:11