さて久しぶりにこの授業で
ドラマ「エンジン」を素材にしました。
(毎年、素材を入れ替えているので)
今日みなさんにレポートしてもらったのは、
ドラマでは悪役になっていた大学生を
擁護する立場で書いてもらいました。
予想通り、男女ではっきりと意見がわかれました。
擁護することを忘れているレポートがあるぐらい、
女性は春海へ気持ちを重ねてましたし、
男性はかなり晴海へ厳しい意見も目立ちました。
ということで今日は男女別に
特徴的な意見をまとめてみます。
あくまでレポートのため擁護している意見だ
と言うことで読んでくださいね。
(でも彼氏や彼女への本音が見え隠れしているのかも)
今回のテーマはこちらでした。
今回のドラマでは春海の視点で描かれていましたが、
自分と同じ大学生の彼氏の立場を擁護(味方)する立場で意見を考えてみてください。
【女性の意見】
・彼氏も盛り上げっていってしまって、言ったことでさらに盛り上がったのだと思う。でもその責任の重さに耐えられなかったし、春海の気持ちも重かったのだろう。
・言ってはいけないことかもしれないけど、施設の子どもと結婚することは簡単なことでないし、当事者同士だけのことですまないから仕方ない。
・今は彼氏のしたことが許せないと思っても、二人が過ごした時間は意味があったはずだから、春海もわかってくれるはず。
・本当に春海の幸せを考えたら今の自分の立場では安易な結論を出さずに逃げ出したくなるのはよくわかる。
。今回の彼氏が自分の男友達でこの話を聞いたら彼女のことは「重い子やな」「面倒な子やな」と思うだろう。
・突然、親に会うことを決められたり、施設にあいさつに行くことを晴海に決められるのは身勝手だと思う。
・晴海の方も彼氏の表情とかみてどこまで本気なのかを悟らないといけないと思う。
・まだつきあって日も浅くお互いのことを知らないままに話が進んでいったので逃げてしまったのだと思う。
・「結婚しよう」と晴海に言われて「結婚しない」と言えばつきあうことが出来なくなるからと彼氏も思ったのではないか。つきあうことを優先した結果だと思う。
・大学生の彼の「結婚しよう」は将来時間をかけてゆっくりの意味で言ったものだと思うのを晴海が今すぐと勘違いしてしまったのではないか・
【男性の意見】
・正直、冗談半分で「結婚しよう」と言うことは誰でもあるので本気にする春海が悪い。冷静に物事を考えないとダメ。
・晴海はまだまだ世間知らずの子ども。学生が「結婚しよう」と言うのはノリなのは当たり前。
・勝手に盛り上がったのは彼女。相手を喜ばすために「結婚しよう」と言った彼氏の行動は仕方ない。
・彼氏が言ったことは謝って許される範囲のこと。むしろそのことで脅されたり追いかけられたことが問題になりそう。
・「結婚しよう」なんて恋愛において相手を安心させるおまじないのようなもの。
・まだこれからいい人に出会う可能性が高いのに学生結婚なんかするわけない。
・つきあっている彼女から「結婚してほしい」と言われて軽く「いいよ」ということはよくあることを女性にはわかって欲しい。
・あんなしつこくまとわりつかれたら、気持ちがひいて当たり前。
・晴海のようなしつこい女はたまにいる。男からすると迷惑極まりない。
・大学生が本気に結婚するとかあるわけがない人生をなめすぎ。晴海が気づかないとダメ。
・つきあったばかりの子の親や施設にあいさつに行くとかありえない。晴海の行動こそ身勝手。
・大学生が言う「結婚しようね」は幼稚園の子たちが「将来、結婚しようね」と同じノリ。晴海が悪い。
そして今日は、来週のみなさんへの宿題
「大学生のネガティブキャンペーン実験」の
素材と資料を追記(続きを読むをクリック)
で掲載しておきます。コピペして、
「大学への補助金について」の
今後増やした方がいいか、減らした方がいいか
来週までに意見を聞いてみてください。
※ちなみに追記の記事は社会実験用の記事のため信憑性はまったくありません
(授業と関係のない閲覧者のみなさん誤解ないように)