2回目のレポート課題について
メールで届いたレポートです。
結構、みんな同じようなことを考えているようですが
具体化していくと違っているのかな?
○北さん
私は、同じ地域で暮らす子供から高齢者、障がい者までさまざまな人が触れ合える場があればいいなと思っています。なぜなら世代を超えた人間関係を構築することが出来るからです。たいていは子供同士、高齢者同士でつながりがちですが違う世代同士がつながることで相互理解が深まり、結びつきが強い地域になるからです。そこに障がい者も加わることで今まで施設や自宅に引きこもりがちだった人が地域社会に溶け込めるきっかけになるかもしれません。子供にとって障がい者を理解することは簡単なことではなく大人がいくら口で教えても実感がわきません。しかしこうして子供が障がい者と直に触れ合うことで障がい者に対する理解も自然と出来てくるでしょう。ですので同じ地域のさまざまな人が触れ合える場があればいいなと思っています。
授業の感想ですがNPOのビデオを見て先生がカメラの前でも普通に話せているところがすごいと思いました。そしてこのようなボランティアがあることをはじめて知りました。機会があればぜひ参加してみたいです。
○有ちゃん
私は高齢者と子どもたちが交流できる福祉サービスがあれば良いと思います。スポーツ交流会の場でも良いし、地域密着型サービスに学童保育がくっ付いたような施設でも有です。
「子どもは、おじいちゃんやおばあらゃんと過ごすと何故か少し成長したような雰囲気を出す」と母から聞いたことがあります。それが本当であるならば、子どもは高齢者と接して、様々な知識や優しさを学ぶべきだと思います。また、高齢者は、子どもたちと交流することで、穏やかな気持ちになったり、新たな趣味や生きがいに繋がったりします。
私は親が共働きで、乳児の頃から保育園に通っており、また、小学生の頃には学童保育に行ってました。休みの日で、両親が仕事の時は、祖母がよく面倒を見てくれていました。祖母も仕事をしていたので、祖母の手伝いをして色々なことを教えてもらいました。母は、その日私が帰ってくると、少し変わったように見ていたそうです。また、小学生の頃、学童保育で遊んでいた私たちは、小学校のグラウンドでグラウンドゴルフをしている学区の老人会の人に仲間に入れてもらって、交流したことがありました。私は、ルールやコツなど色々と教えてもらってとても楽しい時間だったことを今でも鮮明に思い出します。このような出来事があったことから、地域のおじさんやおばさんの顔や名前も覚えることもでき、挨拶はもちろん、話もするようになりました。
こういった形でも地域交流ができたり、子どもにも高齢者にもメリットがある場はとても重要だと思います。何らかのきっかけがなければ、交わらない社会・時代になってきているので、きっかけづくりを支援者がしなければならないのではないでしょうか。高齢者に生きがいを持ってもらうこと、子どもたちにコミュニケーションの力をつけてもらうことを目的とすると良いものではないかと思いました。
○ゆき
私が地域にあればいいのにと思う福祉サービスは、一人暮らしの高齢者や身近に話ができる人がいない人々が気軽に足を運べるような広場です。地域住民と交流を深めることで、地域でのつながりが生まれたり、それぞれに生きがいも見つかったりすると思います。それに加えて子どもから高齢者までが一緒になって参加できるイベントなども企画すれば、地域の活性化にもつながるのではないでしょうか。そうすれば地域社会全体でまとまりが生まれるだろうし、一人暮らしの高齢者でも地域での生活がより楽しいものになると思います。
○いおり
私が地域にあればいいと思う福祉サービスは、生活保護を受けたくても受けられない人を支援する施設です。最近、ニュースなどでもよく申請する前の相談で断られて飢え死にしているという悲惨で残酷で許されがたい状況を目にします。ですから、私はこのような人たちが一人でも減るように生きるために必要な食事や安心して就寝できる場所を提供できればいいと思います。しかし、ずっとそこに止まってしまっては自立にも繋がりません。ですから、そこで短期間暮らす代わりに就職活動に積極的に参加してもらうことや、その施設の手伝いをしてもらうことを条件にスタッフがサポートできるような施設があればいいと思います。私は生活保護で何に使われるかわからないようなお金を渡すよりそう言った現物を支給して就労支援する方がいいと思います。
○こうちゃん
私が考えるのは施設等に入所しているお年寄りに刺激を与えるために、その介護施設の近隣の小学校の生徒達を施設に招いて週に一回歌を歌ったり、会話をする。そうすることで幼い小学生にも、人やお年寄りをいたわる気持ちが芽生えると思う。
先生のお話を聞いて、真剣にボランティアをしてみたいと思いました。なぜなら、人が困っているのが嫌いな性格である上に、家で一人で寂しい思いをしている子供たちがいて自分が相手をすることによってその子供が元気になるととても嬉しい、と考えたからである。
○みなっちゃん
わたしが地域にあればいいなと思う福祉サービスは、その地域に住んでいる高齢者たちが近所の人ともっと交流ができるサービスである。その中でも特に、子どもたちと交流できるものがあればいいなと思う。高齢者と近所の子どもたちが関わる機会は、本当に少ないと思う。あいさつはするけれど、それ以上は何もないということがほとんどだと感じる。もっと話をしたりいろいろなことをしたりすることができれば、お互いに新しい発見があったりするなど、良いことがたくさんあると思う。これにより、地域のつながりがもっと増えてくれればうれしい。
○みなみ
親が共働きや1人親家庭の子どもや、高齢者の1人暮らし、障がいをもっておられる方、また介護されてる方がいる家にできるだけ、少なくても週に1回は訪問し、子どもといっしょに遊んだり、勉強をみたり、高齢者の方の話を聞いたり生活の手助けをしたり、障がいをもっておられる方の話や、介護されてる方の話を聞いたりする。子ども、障がい、高齢者と分野を分けるのでなく、その地域に住んでる人達全員が対象となり、福祉関係者や、その地域に関係がある大学生が、仕事としてボランティアとして支援をしていけたらいいと思いました。
幸重先生はいろいろ体験されてるなと思いました。改めて思ったのは、人との繋がりはすごく大切なんだと言うことです。この先出会ってお世話になった人との関係を大切にしていきたいと思いました。
○ももちゃん
私は一人一人が地域とつながりを持てるような福祉サービスがあればいいと思います。具体的にどのようなサービスかというと、地域に住んでいる様々な人と交流が持てるように触れ合う機会を作るサービスがあればいいと私は思いました。近頃、人と人とのつながりが薄れてきているとよく聞きます。私自身も地域の人と交流は全く持っていないので、困った時に頼れる人があまりいません。このような状況にある人は恐らく他にもいるのではないかと思います。そうなので、地域の多くの人が触れ合えるようなサービスは必要だと思います。まず、触れ合いの一歩として公民館などを利用してイベントを盛んに行い、その告知も地域の人にしっかり伝わるように広告や回覧板を利用して行うなどの工夫をすればいいのではないかと私は思います。このようにして少しずつ地域のつながりを作れれば、一人一人がつながりを持ててより住みやすい地域になると私は思います。
先生のソーシャルワーク人生を聞いて、先生がどのような経緯でソーシャルワークを携わっているのかを知ることが出来ました。私はまだ将来のことをあまり考えられていないので、先生の話を聞けてとても参考になったと思います。これからもまた話をしてください。
○まーちゃん
私が「あったらいいな」と思う福祉サービスは、夜間のデイサービスです。私は今、認知症の祖父母と同居していて、祖父母は昼間はデイサービスを利用しています。祖父母はだいたい夕方5時くらいに帰ってくるのですが、私も私の親も帰ってくるのが遅いので、家に祖父母だけの時間ができてしまい、とても不安を感じています。きっと、在宅介護をしている家庭で、我が家のような環境の家庭は多いと思います。だから、もし夜間のデイサービスで最長22時まで利用できるデイサービスがあれば、利用者の家族は帰宅が遅くなっても心配せずにすむし、利用者自身も不安や孤独を感じずにすみ、我が家のような環境に置かれている家庭はとても救われると考えます。
あと、最近facebookやtwitter等のSNSが普及してきたので、そういうSNSを利用して利用者の安否確認や体調管理、福祉に関する情報・イベントのお知らせ、利用者の家族の悩み相談等も行えるサービスがあれば便利かな、と思いました。
ユッキー先生のソーシャルワーク人生のお話を聞いて、マイナスの出来事をプラスに変えてこられた先生は本当にすごいと思いました。もし私が先生の立場なら、先生のように未来を切り開いていけないと思います。先生は今まで様々な苦労・困難を乗り越えてこられたからこそ、今のような優しい先生になられたんですね。来週の演習では、自分自身の振り返りをするので、改めて自分と向き合ってみたいと思います。
○やよい
年齢や障害の有無に関わらず、その地域に住む人なら、誰もが行ける施設。ボランティアを中心に運営し、福祉職員(介護福祉士など)もおく。子どもから高齢者までが一緒にご飯を食べたり、リクリエーションを行う。子どもの遊び場の提供、デイサービスによって家族の介護による負担の軽減、地域の繋がりづくりを行う。
高齢者施設、児童養護施設など、地域には様々な施設がありますが、誰もが集える施設はないと思います。施設を利用する人同士はもちろん、家族を送迎する際に井戸端会議が始まったり、年齢など、多くのものを超えた繋がりが生まれていくと思います。繋がりが生まれることで、地域の中で助け合いや、見守る体制が作られると思います。
先生の生い立ちを聞いて、将来についてもっと悩もうと思いました。福祉について学べば学ぶほど、いろんな場面で福祉は必要とされていて、私自身もやってみたいことがいくつかあって・・・一つに絞りすぎないで、先生のようにいろんなことにチャレンジしながら、自分に一番ハマるものを見つけたいです。
○よーちゃん
福祉サービスというのは、児童扶養手当や障害児福祉手当などのことなので、僕がこんな福祉サービスがあればいいなと妄想しているのは、福祉サービスとは違うことだと思いますが、高齢者で認知症などの症状で施設に入所している人に、音楽を提供するサービス?があればいいなと思いました。なぜ音楽なのかというのは、最近注目されつつある音楽療法に僕が興味があるというだけなのですが、実際に音楽療法が認知症の予防や改善につながっているという話も聞いたことがあるし、これからもっと注目していってもらうためにもこういったサービスから始めるのもいいのではないかなと思いました。