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スクールソーシャルワーカーとして小中学校で勤務しているゆっきーの日々を紹介。NPOでの活動紹介や大学非常勤講師の話題もあります。
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人生のターニングポイント [2012年03月31日(Sat)]
やっぱり人生のターニングポイントは
仕事がらみのことが多いと思っています。
4年前に大学教員を辞めて
大学時代からの夢であった
スクールソーシャルワーカーを中心に
働き方を決めてから思ったより早く次の
転機がやってきました。
大学教員を辞めた時も別に大学教員が
嫌で辞めたわけではなく、その時の自分が
一番したいことを突き詰めた結果
大学教員を続けることではないということでした。
今回もスクールソーシャルワーカー中心の
仕事が嫌ということではなく、今の自分が仕事として
やるべきことが見つかって挑戦できる時期だと
判断したから独立型社会福祉士事務所を
学生時代からのホームである山科に
立ち上げることになったわけです。

まあターニングポイントを迎えるたびに
生活(収入)が不安定になっていくのは
笑えますが、きっと今回も何とかなるはず。
明日からは新しく独立型社会福祉士事務所の
ブログを立ち上げますが、スクールソーシャルワークの
仕事もメインではないものの続けていくので
引き続きこのブログにおつきあい願えればと思います。
Posted by ゆっきー(幸重忠孝) at 20:58
独立型社会福祉士事務所の鍵もらいました [2012年03月29日(Thu)]
午前中に岡山から帰ってから
慌ただしい午後のスケジュールでした。
1.独立型社会福祉士の事務所契約
2.短大の研究室の荷物搬出
3.県教委の新年度の仕事うちあわせ
4.NPOの職員採用面接

ということでまずは無事に契約済ませました。
鍵をもらってさっそく荷物の運び込み。
やっぱりテンションあがります。
4月上旬はオープンに向けて
忙しい日が続きそうですが
自分の城ともいえる独立型事務所。
心地の良い忙しさです。
Posted by ゆっきー(幸重忠孝) at 23:02
実家近くのファミリーホーム見学 [2012年03月28日(Wed)]
実は独立型社会福祉士事務所の立ち上げ前に
一度考えたのが「小規模住居型児童養育事業」こと
ファミリーホームの運営。
とはいえその思いはまだ残っており
いずれはNPOを立ち上げて児童デイサービスと
ファミリーホームをしようという野望をもっております。

最近、実家近くにファミリーホームがあるということを
知り驚いていたのですが、見学会をすることになり
ということで今日は岡山にいます。

見学会というより里親夫婦の話を聞く会でしたが
うすうすわかっていましたが、自分が子ども時代にも
(つまり30年前)にも、この地域にも
被虐待児や要保護児童がいて、こちらの里親夫婦が
気になる近所の子として面倒を見ていた話や
里親になってからの話を聞いて
自分が通っていた小中学校での出来事だったので
(知った学校の先生の名前出てきましたし)
すごいリアリな情景が浮かび上がったのと
改めて豊かな時代ではあったけど
今まで自分が関わってきたケースのような
子どもや家庭が当たり前のように同じ小中学校に
通って学校生活を送っていたことに
ショック(ちと違うかな)を受けました。

当時のNPO活動で文化活動、自然体験活動をしている裏で
子ども時代に必要な経験をされていなかった同級生たちが
いたことは分かっていたことですが、結構ぐっときました。

そして今、自分が児童健全育成中心のNPOで
この路線を組み入れたことに間違いがなかったことを
再確認できる場にもなりました。

一方でまだはじまったばかりのファミリーホームなので
評価しにくいところはありますが
ここでも生活保護世帯の学びサポートや
子育て支援系の支援者との話の中で
何度も聞いたような雰囲気を感じました。
子どものために奉仕精神でがんばる。
その行為そのものは否定はしませんが
それでは支援は続かなかったり
信念が強ければ強いほど視野は狭くなる
リスクはあるよなと感じました。
60代の人たちのエネルギーには驚かされますが
10年後、20年後の社会を作る人たちが
続いてやっていけるやり方や考え方に
歩み寄る必要もあるのではないでしょうか。

とはいえ制度化に乗るということは
子どもと関わることがサービスになって
しまうということでもあるので
ホントそのバランスは難しいです。

朝から寝過ごして新幹線での
岡山入りになりましたが
得るものは多かったかなと思います。
Posted by ゆっきー(幸重忠孝) at 17:38
4月からも子どもの貧困対策事業を届けるため [2012年03月26日(Mon)]
いよいよ年度末最後の週になりました。
幸重につながりのあるみなさんへ
今年度最後のお願いになります。

昨年度からはじまったNPO法人
山科醍醐こどものひろばで行っている
子どもの貧困対策事業「トワイライトステイ」は
制度の狭間にある子どもや家族を支えているため
市民からの寄付によって運営しています。
子どもたちの夕食と銭湯の費用
サポーター学生の交通費と研修費用で月10万円の
寄付を必要としています。
2010年度は8月からサービス提供をはじめたので
8ヶ月で80万円が必要でした。
京都地域創造基金の事業指定寄付と法人への本事業への
直接寄付をあわせて目標の80万円を
無事に集めることが出来ました。
おかげで2011年度は年度当初から
ひとり親世帯、生活保護世帯、そして震災で避難してきた世帯は
3ヶ月利用料無料と告知してでのスタートが出来たこともあり
山科こども生活支援センターは毎夜子どもたちに
「ホッとする一夜を届けることができました」

もうすぐ2011年度が終わります。
今年は12ヶ月間事業を行ったので
当然120万円の寄付が必要となっていました。
現在、京都地域創造基金の事業指定寄付は
945,600円と100万円の寄付まであと少しです。
利用者の子どもや保護者のメッセージ付き缶バッチ
初年度活動報告書による寄付の総計が約20万円なので
今年度必要な120万円までホントにあと少しです。

しかも2年間の寄付者の累計が95人!
とこちらも100人まであと少し。

来年度は念願の醍醐地域でのトワイライトステイもスタート。
学習支援、余暇支援もうまく連動させ
元利用者の子どもたちで高校生になった子にも
ボランティアとして活躍してもらう体制も作られ
(昨日も去年の利用者がボランティアとして
 大活躍してくれました。いい表情でしたよ)
「子どもの貧困」という暗いキーワードを背負っているのを
忘れるぐらい子どもたちを明るくしていく
ホッとする場になる準備が進んでいます。

あとはそのための資金だけ!
もちろん事業担当者として助成金の書類も
せっせと書いていますが、やはりみんなの応援が
伝わってくる寄付を使って子どもたちに
サービスを届けたいと強く強く願っています。
みなさんの寄付は一円たりとも無駄にはしません。
この1年半で14人の子どもたちがみなさんの寄付で
子どもらしく、ホッとする夜の時間を過ごせたました。

目標はあと5人の寄付者で累計100人突破
あと5万円で今年度100万円突破
郵便局からでも、銀行でも、クレジットカードでもOKです。
寄付はこちらのサイトから受け付けています。

【京都地域創造基金】
子どもの貧困対策事業
−生活困窮・養育困難家庭へのトワイライトステイ事業−


【メディアでの紹介】
のほほん研究室の紹介サイト
Posted by ゆっきー(幸重忠孝) at 21:40
子も親も学生もそして自分も互いに元気になる活動 [2012年03月25日(Sun)]
今日はNPOの理事会が終わり
楽習サポートのびのび余暇支援活動の
子どもたちの卒業パーティと
半年に一回開催される保護者会
その後に、この春学生スタッフを終える
メンバーの追いコンでした。

余暇支援活動については
すっかり学生スタッフにまかせていて
ホントに久しぶりに活動をしている場面を見ました。
事前に活動リーダーから相談された時は
えらいハードル高いことを子どもや保護者に
してもらうなとちょっとびっくりしましたが
「感動タイム」は、想像以上の効果を
子どもにも保護者にもサポーターたちにも与えて
学生たちの感覚にまかせて良かったなと思いました。

そして保護者会は毎回そうですが
ホントに子どもたちを支えている学生たちが
保護者のこの活動への期待や感謝を
話してくれるので、とても元気をもらえる時間。
まあ毎度の涙涙の振り返りでしたし
保護者たちの声を聞いて、ボク自身も
うまいことプロデュースして、もっとこの輪を
広げていきたいと感じました。

最後の追いコンもホント感動感動でした。
「楽習サポートのびのび」が何よりも大事にしている
いいところを見つけてそれを伝えることでの
エンパワーメント活動がいっぱいいっぱい見られました。
夜の生活支援「らいふ」プログラム
学習支援「らーにんぐ」プログラムが
職員中心にまわっている中、この余暇支援の
「ひろば」プログラムが学生主体だからこそ
生み出した時間だったと思います。

4月からはこの日も活躍してくれた
利用者だった子どもたちによる
高校生スタッフをより組織化して前にだすこと。
学生を終えたメンバーの支援体制づくり
そして3つのプログラムを再構築して
一体感のある活動の中でより多くの
地域の子どもや保護者にこの活動を
届けていきたいと思います。

何よりも今日はボク自身が一番元気をもらえました。
子どもたち、保護者さん、サポーターのみんな
本当にありがとう。そしてこれからもよろしく!
Posted by ゆっきー(幸重忠孝) at 22:45
スクールソーシャルワーカー同士のネットワーク [2012年03月24日(Sat)]
スクールソーシャルワーカー活用事業をはじめた
2008年度にスクールソーシャルワーカー仲間で
つどいの場をもちました。
2回とも関西で開催したこともあり
参加者は関西のメンバーが中心でしたが
結構盛大な集まりになりました。

あれから3年が過ぎ、ふたたび
スクールソーシャルワーカー同士の
ネットワークを作ろうと動きはじめています。
実態はともかくソーシャルワーク業界の中で
注目だけは年々高まっていていろんな団体の
思惑や雑音が聞こえてきますが
やっぱり働いているワーカーにとって
意味のあるつながりが大事だと思います。

とりあえずうちの社会福祉士事務所の仕事として
年4回開催される勉強会の運営業務を
受けることにしました。

一応、このネットワークはスクールソーシャルワーカー
現任者対象になりますので、次年度
スクールソーシャルワーカーとして
勤務するみなさん、
良かったら参加してもらえればと思います。
詳細は後日連絡しますね。
Posted by ゆっきー(幸重忠孝) at 23:09
4年間の配置型スクールソーシャルワーカー終了 [2012年03月23日(Fri)]
5年前に大学教員を辞め
甲賀市の小学校からはじまり
長浜市の中学校、栗東の小学校
そして最初で最後の大津市の小学校での
2年連続同じ配置校勤務の計4年間の
配置型のスクールソーシャルワーカーの仕事が
ついに今日をもって終わりました。

最後の日までケースで関わってきた
子どもたちの成長した姿を見たり
エールを送ることができたこと
保護者と話をして最後の情報提供出来たこと
配置校でしか感じることが出来ない
スクールソーシャルワーカーの醍醐味だったと思います。

配置校のスクールソーシャルワーカーとして
勤務して最大の成果は教員の休職者が多いこの時代に
配置校で入った学校では誰一人
休職する先生を出すことがなかったことは
子どもたちと毎日関わる先生たちが
つねに元気で健康でいてもらうという
基本の学校体制づくりに
少しは貢献できたかなと自画自賛しています。

限られた勤務時間、そして枠組みの中で
たくさんのケースではなかったですが
スクールソーシャルワーカーが関わったからこそ
一年間を安全で安心に過ごすことが出来たなと
感じる子どもたちがいたと思えるだけの
4年間だったと思います。

来月から配置型ではない形ですが
スクールソーシャルワーカーの仕事は
続けますが、きっといつまでも支援の原点になる
経験を学校現場で積むことができた4年間でした。
お世話になった4校の先生たちや子どもたちには
感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。
Posted by ゆっきー(幸重忠孝) at 23:48
特任講師のお仕事終了 [2012年03月21日(Wed)]
週末からの風邪をずるずる引っ張ったまま
去年の5月に急遽引き受けた特任講師の
仕事が今日で終わりました。

5年ぶりの短大でのお仕事でしたが
感覚がにぶっていたのと
非常勤での雇用だったので
しっかり学生たちのフォロが出来なかったのが
ちと残念でしたが、基本的には保育士養成の
仕事が好きなんだなと再認識できました。
あと施設をまわらせてもらって
前任校の卒業生たちと再会出来たのも
うれしい一年でした。

自分の仕事の最後として保育士養成に
また関われたらいいなと今は思っています。

関係者のみなさん、学生さんたち
ありがとう。

って言っても書類の仕事と部屋の片付け
研究室に荷物の運び出しが残っているけどね。
Posted by ゆっきー(幸重忠孝) at 20:49
独立型社会福祉士事務所の物件決定 [2012年03月18日(Sun)]
今日は朝から京都の社会福祉士会の
スクールソーシャルワーク委員会に参加し
午後から、夫婦で4月から立ち上げる
独立型社会福祉士の事務所となる
物件の候補を何件か見て回りました。

まあ家賃、場所、広さなど総合的に判断して
とりあえず契約をすすめる物件を決めました。
いよいよ次のステージへ大きな具体化が
一歩すすみました。

しかしエネルギーを使いまくったせいか
休みがなしで働いているせいか
風邪をひいてしまいました。
こじらせないようにしないと。
Posted by ゆっきー(幸重忠孝) at 22:05
卒業式の失敗から3年 [2012年03月17日(Sat)]
今日はスクールソーシャルワーカーの
配置校での卒業式でした。

3年前の卒業式で手痛い支援の失敗してから
胸がちくりと痛むイベントです。
いよいよ配置校でのスクールソーシャルワークも
今回で一区切りということで
複雑な思いをもって出勤しました。

スクールソーシャルワーカーをして
「仕事をやりきった!」と自分で感じることは
たまにしかないのですし、3年前の卒業式に
自分のアセスメントのミスで手痛い失敗を
したこともある中で、
今日はスクールソーシャルワーカーとしての
仕事をやりきったと感じる仕事が出来ました。

ソーシャルワーカーの支援のひとつである
「代弁機能」きっとうまく伝えられない
ケースの子どもの気持ちを組んで
支援することが出来ました。
感情表出をあまりしない子が
ちょっとだけですがうれしい顔をしたこと
保護者に自分の気持ちを伝えられたこと
大事な一日を有意義に過ごせたこと
それを陰から支援できたことが
何よりもうれしかったです。

これがあるから直接支援はやめられません。
スクールソーシャルワーカーとしての
直接支援は終わりますが、
違う形でそれは続けていこうと思います。

卒業式でのスクールソーシャルワークに
新たな記憶が誕生した一日でした。
Posted by ゆっきー(幸重忠孝) at 20:53
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