メディアにみる福祉7 [2011年11月30日(Wed)]
さて「高齢者福祉」編は今回で最終回。
50年後を考えてもらう今回の レポートは素材のドキュメントや アニメーションの影響か 悲観的なものが多かったです。 今回のレポートテーマはこちら。 無縁社会を作り出さないために、 地域住民は様々な取り組みをしています。 その中に若者(若い核家族世帯)は、 なぜ地域活動に参加が少ないのでしょうか。 そしてそのような地域に無関心な人たちや 世帯で作られる50年後の社会での高齢者は どんな生活をしているか 自分なりに考えてレポートしてください。 今回は「あきらめ」を感じるレポートが 多かったのであえてそのような意見のみを 紹介してみようと思います。 ・共働きがあたり前の時代に地域のことが出来ないことは仕方ないことだと思う。 ・個人情報保護の観点からも地域の人がつながらないのは仕方がない。 ・若い人が同世代での遊びやつながりをもとめているから仕方ない。 ・昔のようにひとつの地域で一生を過ごすことが減ったので仕方がない。 ・今の若い人は主体性が少ないので自由参加の地域活動に参加しないのは仕方がない。 ・今のつながりは地域でなくネットを中心としたつながりになるので地域活動が衰退するのは仕方ない。 ・自分の時間すらも満足にとれない社会なのに地域活動に参加する暇はない。 ・正直、地域の関わりや年配の人との関わりは面倒くさいからだ。 ・地域のイベントは土日が中心で遊びや土日の仕事がある時代にあってない。 ・地域活動に一歩踏み出すには勇気がいる。地域活動している人は閉鎖的な集団に見える。 ・地域活動に若者がいないので非常に入りにくい。 ・地域活動は掃除や防災活動などだるいものが多く休みを無駄にしたくない。 ・今の時代は年寄りは必要性がなくなってきているから仕方ない。 ・若者の参加意識は「おもしろいかどうか」そう考えると地域活動にはおもしろさがない。 ・福祉や介護などが充実しすぎて地域で支え合わなくてもいい社会になったから。 このような意見を読むと 素材に何を使うかもちょっと 考えていかないといけないかなと 個人的には反省しています。 さて次回からは「子ども家庭福祉」に入ります。 |
Posted by
ゆっきー(幸重忠孝)
at 23:33