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スクールソーシャルワーカーとして小中学校で勤務しているゆっきーの日々を紹介。NPOでの活動紹介や大学非常勤講師の話題もあります。
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りかちん
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心理的虐待を発見するセンス [2010年09月30日(Thu)]
スクールソーシャルワーカーの仕事をしていて
児童虐待の通告は何度もしてきましたが
その多くはネグレクトで
あとまれに身体的虐待ですが
はじめて心理的虐待での通告を
することになりそうです。

もともとリスクの高い家庭で
担任の先生が気にしてくれていて
宿題のちょっとした内容を気にかけ相談してくれ
その後も様々な場面で心理的虐待を
疑われるエピソードを見つけてくれました。

ホントにこんなセンスをもった
先生がたくさんいれば
もっと多くの子どもたちが
早期対応で救われるだろうと思います。
もちろん学校の先生たちの主たる仕事は
教育であることは重々承知していますが
安全な生活環境があっての勉強ですからね。
このような先生を増やすことが
ボクのようなスクールソーシャルワーカーの
大事な仕事の一つなんでしょうね。
Posted by ゆっきー(幸重忠孝) at 22:52
ベテランワーカーの視点 [2010年09月27日(Mon)]
今日のこども生活支援センターの
ソーシャルワークインターンミーティングには
ベテランのワーカーさんに
スーパーバイザーとして来てもらいました。

ちなみに先月はスクールカウンセラーを
している臨床心理士の方に来てもらったのですが
やはり見る視点やコメントする内容が
全く違うところがすごくおもしろかったです。

「何のための支援か」
「行動の本質(背景)を考える」
というとこでは聞いているこちらも
うんうんとうなずく場面が多くありました。

手前味噌ですが、本当に充実した
ソーシャルワークインターンプログラムを
参加した学生たちに提供できているなと
再確認したミーティングでした。

さて来月は誰に来てもらおうかな。

Posted by ゆっきー(幸重忠孝) at 23:45
アンダンテ −稲の旋律− [2010年09月26日(Sun)]
今日は午前中にのびのびサポーター会議
午後からまず小栗栖宮山小にいって
PTA活動の協力に参加するNPOスタッフの顔つなぎ。
そのあとに東部文化会館で
「アンダンテ」の映画鑑賞。
そして昨日話題にした
楽習サポートのびのび振り返り会。

いろいろ書きたいことはありますが
今日はあえて「アンダンテ」の感想を。
こちらはNPOの元役員のHさんが
自主上映会の実行委員長となっていたこともあり
うちのNPOとしての協力させてもらいました。

まず田園風景の美しさが印象的でした。
「こころ」をコントロールしようとする人間と
「しぜん」の力を借りる農業の対比が
何ともいえなかったなと思います。
わりとストレートでシンプルな話なので
非常に物語の中に入り込みやすかったです。

ソーシャルワーカー夫婦で鑑賞してたのですが
何年も引きこもっていて医療とつながらなかったのか?
父親ってかわいそうすぎないか?
などに視点が行くあたりは職業病ですな。

原作本と続きの本も気になるので
読まないとあかんな。
ちなみに現在、こども生活支援センターに
原作本置いてますよ。




Posted by ゆっきー(幸重忠孝) at 23:02
あれから1年 [2010年09月25日(Sat)]
今日はNPOの理事会。
そしてその後に明日の
「楽習サポートのびのび」振り返り会の準備。

ちょうど去年の振り返り会が
今の学生主体の「楽習サポートのびのび」の
大きなきっかけになったターニングポイントだったなと
しみじみ感じながら振り返り会の準備や
スタッフ会議を見ていました。
今、これだけ事業を広げることが出来たのは
とにかく学生さんたちの成長につきるなと思っています。

明日の振り返り会は年に2回の
保護者会も兼ねているので
その時間も大事に保護者と一緒に
こどもの成長をわかちあいたいと思います。

そしてまた1年後、あの時が次の階段にあがった
ターニングポイントだったと思える
振り返り会でありたいなと願っています。


Posted by ゆっきー(幸重忠孝) at 23:51
染まってないからこそ見えるもの [2010年09月23日(Thu)]
今日の午前中は6月からうちのNPOで
長期インターンをしているメンバーの
中間報告会に顔を出してきました。

これは仕事でも思っているのですが
新鮮な感性を持った人たちを
大事にする人でありたいと
強く思っています。
どうしても新人職員=指導対象と
されがちですが、実は長くいる人が
忘れていたり、当たり前になっていることに
気がついているんですよね。

ということで今日の報告会では
こちらが学ぶことが大きかったように思います。
「入りやすいけど入りにくいホーム」は
ホントすとんと落ちました。
中に長くいると気がつかなかったり
見ないふりしてしまうんですよね。
とにかく出来ることから改善していこうと思いました。

12月の最終報告会楽しみにしています。
Posted by ゆっきー(幸重忠孝) at 22:17
来週から講義スタート [2010年09月22日(Wed)]
今日は約2ヶ月ぶりに龍谷大に行きました。
というのもいきなり初回講義が
スクールソーシャルワークのケース会議と
重なってしまったので休講の手続き。
実は10月の講義も会議が重なりそうなのは
ここだけの秘密(ここで言ったら秘密じゃないやろ)

そして全然はかどらない講義準備でしたが
大学へ行くとわりと集中して出来ました。
とはいえ久しぶりの新規科目なので
授業計画に悩みます。

予告通り『光とともに…』を
事例研究で使うことにしました。
光くんの家族について
エコマップや生育歴をまとめてみる予定です。
他にも2回生という実習前の学生が
入り込みやすい素材を使っていきたいと思います。
Posted by ゆっきー(幸重忠孝) at 23:08
結局Linaxのubuntuに決定! [2010年09月21日(Tue)]
苦戦していた自宅の組み立てた
デスクトップマシンですが
結局windows7との相性が悪く
これを機会に思い切って無料OSの
Linaxのubuntuを使うことにしました。
なんせサクサク動くしね。
どうしてもwindowsが必要な場面は
ノートパソコンでいいかと。

ということでATOKも入れたことだし
マシンに負けずサクサクと
助成金書類を作ることにします。
Posted by ゆっきー(幸重忠孝) at 23:10
子どもたちは知っている [2010年09月20日(Mon)]
3回目の「楽習サポートのびのび」宿泊活動が終わりました。
学生のサポーターさんたちに宿泊活動という
大きなイベントでも通過点のひとつで
日常活動こそが大事だよという話をよくします。

けどやっぱり宿泊活動を終えた達成感はすごい。
今回は新しく醍醐地域の子どもたちに参加してもらう
という新しい取り組みがはじまり
不安を抱えるメンバーも多かったと思いますが
やっぱりどこでもどんな状況下でも子どもたちの
本質は変わらないと思う2日間でした。

いろいろ感動した場面はありましたが
子どもたちが帰ったあとの簡単な振りかえり会で
ベテラン組はもちろんのこと今回はじめて参加した
楽習サポーターさんもが子どもたち個人個人を
理解しようとする発言や
担当した子どもの素敵な新たな一面を見つけようとする姿に
ただただ感動しました。

子どもたちは自分の素を一生懸命見よう受け止めようとする
楽習サポーターさんの姿をしっかり見ています。
ボクを含め世の中の子どもの専門家と呼ばれる人たちが
子どもたちを「観察」していることも気がついているはずです。

子どもたちが直接欲しているのは
楽習サポーターのような大学生かボクらのような専門家かと
問われたらその答えは明らか。

だからこそこれから楽習サポートのびのび活動が広がる中で
「プログラム」ではなく「こども自身」にこだわる
ことだけは今後も大事にして欲しいと願っています。

楽習サポーター、関わってくれた応援団の人たち
そして子どもたちステキな2日間をありがとう。
これからもよろしくね!
Posted by ゆっきー(幸重忠孝) at 22:04
トントンギコギコ図工の時間 [2010年09月18日(Sat)]
うちのNPO主催でドキュメント映画の自主上映会がありました。
「トントンギコギコ図工の時間」
小学校の図工室が舞台の映画。
客層も幼児から小学生、大人と
かなり幅広くきっと受け取り方もまちまちだったと思います。

まずは子どもたちの創造する力のすごさを
映像から見せつけられたなと感じました。

あとは小学校で働く身として
なぜあのような図工が公立小学校で
成立したのかがただただ疑問でした。
あの学校のあの先生しかできない
特別な図工の時間だったのか
はたまたどんな公立小学校でも
できる可能性があることなのか?
言えることは学校の先生は
やはりあのように授業で子どもと
向き合って欲しいなと
生徒指導上の支援をしている
スクールソーシャルワーカーとして
しみじみ感じました。

何がともあれ今回の自主上映会は
前理事長が助成金をとってきてくれた
おかげでお金のことでやきもきすることなく
また今年の重点活動地域である
醍醐のホールで出来たことが
良かったと思います。
来月の野遊びでさっそくこの映画のように
子どもたちの創造する姿がたくさん見られたらと
強く願っています。

さて明日からその醍醐地域での
楽習サポートのびのびがスタート!
どんなスタートになるか今からドッキドキです。
Posted by ゆっきー(幸重忠孝) at 23:54
把握しているケースは氷山の一角 [2010年09月17日(Fri)]
2学期に入り、毎週新規のケースと出会っています。
しかもあきらかに学校だけではどうにもならない
福祉と連携が必要なケースが次々と。
とりあえず家児相に連絡してくださいと
毎週言っている気がします。

ケースとしてあがってくるのは
子どもに何らかの課題が浮かび上がったからなので
当然家庭に課題を抱えていても
学校でそれなりにやっている子はまずあがってこない。
(まあ教育機関だから仕方ないけど)
今の勤務体制では発見に時間をかけることができず
あがってきたケースの対応で手一杯。

ホントこういう家庭にこそ
こども生活支援センターが必要やな
と思いながら、今日もスクールソーシャルワークの
仕事を終えてセンターに向かうのでした。
Posted by ゆっきー(幸重忠孝) at 22:57
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