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スクールソーシャルワーカーとして小中学校で勤務しているゆっきーの日々を紹介。NPOでの活動紹介や大学非常勤講師の話題もあります。
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子どもの貧困課題を持つ子どもたちに体験プレゼント! その9 [2013年03月21日(Thu)]
昨日、無事に沖縄から帰ってきました。
スケボーで転んですりむいたりという
軽い怪我はありましたが大きなトラブルなく
無事に体験活動を終えました。

ということで時間差になりますが
2日目前半のレポートをお届けします。

【チャレンジについてはこのサイトを参照ください】
子どもの貧困課題のため修学旅行に行けなかった子どもたちに体験プレゼント!

【東村高江から国頭村へ】

二日目はガイドさんに来ていただき
東村高江からやんばるの森を抜けて国頭村へ。

朝食が昨日買ったサーターアンターギーだったのを
ガイドさんに笑われながら
車に乗り込んで出発・・・と思ったら
サイドミラーにビニール袋が。
なんだろうと開けてみると
昨日、一緒に村で遊んだ子どもの一人が
みんなにお手紙を書いてくれてました。
一人ひとりに似顔絵とメッセージを
書いてくれたお手紙に、うちの中学生たちも
うれしさを照れ隠すように
「なくしたらあかんしあずかっておいて」と。
中学生が3人しかいない村にとって
うちの中学生たちはうれしいお客さんになったようです。

s-IMG_1254.jpg

さて車はやんばるの森を走ります。
京都では絶対見られない原生林。
そんな原生林が実は海兵隊北部訓練場になっていること
ガイドさんから説明を受けます。
事前学習の映像や昨日の話を思い出しながら車は
海兵隊北部訓練場メインゲート前へ。

ガイドさんは中学生にもわかりやすく話してくれました。
話に引き込まれている子どもたちにとって
印象的なやりとりがいくつかありました。

どうやって基地づくりを反対していくのか?
「キミなら、どうする」とガイドさんが
大学生サポーターへ質問。返事に窮する二人。
「署名とかで国に訴えていくとか考えているだろう?」
と助け船を出されてうなずく二人に
「かしこい人はそういう発想になるな。
 でもそれじゃあ基地づくりは止められない」と
そして真剣な表情で聞き入っている中学生たちに
「役に立つのはキミらみたいなのや!」と。
「たぶん警察とかと追いかけっことかしたことあるやろ」
と聞かれ心あたりがありすぎて苦笑する二人に
「そういう追いかけっこしたことあることが
 ここでは本当に役立つしこちらとしても頼りになる。
 申し訳ないけどここではそこの大学生たちよりも
 キミらの方が当てになる人間だ」
と今までなら、怒られてきたことをすごい力と言われ
「いつでも沖縄に来いよ。
 平和のために意味のある追いかけっこが出来るぞ」
と言われている時の中学生たちの顔は
とても嬉しそうな表情でした。

あとは住民は何も海兵隊員を憎んでいるわけではない
という話の中で海兵隊員の多くはアメリカで貧困家庭に育ち
学校も行ってないような若者が、海兵隊に入れば
生活が保障されるということでここに来ていること
について説明を受けいている時、何か自分たちのことを
重ね合わせるように中学生たちは聞き入っていました。

こうして東村高江のやんばるの森での学習を終えて
お楽しみの沖縄の海を満喫することに
ガイドさんの計らいで素敵なビーチに連れて
いってもらうことになりました。
中学生たちの日頃の行いのせいか
昨日までの雨がうそのような快晴。
そしてやんばるの森をこえて眼前に広がる青い海。
水着に着替えたサポーターたちと4人で
沖縄の海を満喫しました。
(ただしとしくんは寒さに耐えきれず
 一度浸かっただけであとは砂浜ですごしてましたが)
引率組は寄付者へのお礼用にと、
せっせと海岸の白い珊瑚を拾っていました。

めいっぱい海を満喫しておなかがすいた一行は
ガイドさんの案内で地元の漁師さんたちの
行きつけの大衆食堂へ。
これでもか! という量の多さに
(しかし味は最高!)
中学生たちは完食したものの学生サポーターや
引率チームはのけなみパックに入れて持ち帰り。
食後にスケボーを乗り回していたら
地元の小学生から「アメリカ人?」(金髪なので)
と聞かれたてたり
「電王!」(仮面ライダーだと思う)
と声をかけられていました。
しかし地元の中学生とにらみ合いをしてたのは
まあご愛敬で。

★2日目後編へ続く
今回の体験での必要経費まであと7万円です。
レポートを読んで応援したいと思ったみなさんからの
寄付をお待ちしております。







Posted by ゆっきー(幸重忠孝) at 18:27
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