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スクールソーシャルワーカーとして小中学校で勤務しているゆっきーの日々を紹介。NPOでの活動紹介や大学非常勤講師の話題もあります。
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ソーシャルワーク演習5(コメント) [2011年05月20日(Fri)]
まずはメールで届いたレポートから。

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○まんまる

価値観のちがいの授業、とても面白かったです。これだけは譲れない…というものがハッキリしている人が多く、それもまた驚きました。

私が出会った人で価値観が違うと感じたのは、大学で出会った友達です。福祉の学科に来て、やはり、みんなどこかしら似たような人が集まりがちです。ただその中で、人と接する時に何を一番大切とするかで、私とは違った考えを持つ人が何人かいました。

どうしてそのような価値観が育ったのか…、それは私の想像でしか答えられません。過去に、人と接することで何か自分を出しすぎて、失敗したことがあったかもしれません。もしかしたら生まれもった性格かもしれません。人と接する(外に出る)ことよりも、本を読む(家でこもる)ことが多く、経験より知識ばかりが頭にあるのかもしれません。自分に自信がないのかもしれません。家族で本音で話すことがあまりないのかもしれません…。他にもいろいろと考えられることがあると思います。すべて私の想像上なので、本当の所は分かりません。
ただ、私はその価値観の違った人と話していると、たまに疑問を抱くことはあるものの、とても面白く、尊敬出来る所がたくさんあることは事実です。

価値観は周りの環境が変わることで、どんどん変化していくと思います。私自身、その友達と出会って、少し自分の価値観が変わりりました。一人一人、さまざまな経験を通して価値観が育っていくのではないでしょうか。

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みなさんが演習を積み上げているのか
記述のスキルがあがっているのか
どちらにせよ読み応えのあるレポートが増えて
こちらも考えさせられることが多いです。

さて演習の基礎編のテーマは「自己覚知」から
「自他の価値観」へと移りました。
今までは他者との違いを感じるだけで
良かったのですが、これからの演習では
他者との違い(特に価値観)を調整する
ことが増えてきます。

メールでレポートのくれた彼女も言っているように
価値観の違いの調整は大変だけどおもしろい
ソーシャルワーカーの仕事の中心は
この価値観の調整なんです。
その本当の意味を理解してくると
このソーシャルワーカーの仕事はすごくおもしろいし
やりがいがあります。
ボクはそこの魅力にはまり込んでいますし
ぜひみなさんもどうせ仕事するなら
ソーシャルワーカーの仕事をして
このやりがいを現場で実感して欲しいと思います。
人が互いの価値観を認めることができた時に
ひっかかっていた問題がスポッと抜けたり
元気を取り戻す姿を見た時に
「ああ、ソーシャルワーカーっておもしろい!」と
きっと思えるはずです。

次回はいよいよ「自他の価値観」について
「物語」を使って考えます。
そして6月からの後半の演習ではいよいよ
実際の事例にふれながらの学びになります。
暑くなってきましたがやればやるほど
ソーシャルワークのおもしろさに近づくはずなので
熱い演習をやっていきましょう。
Posted by ゆっきー(幸重忠孝) at 22:56
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