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スクールソーシャルワーカーとして小中学校で勤務しているゆっきーの日々を紹介。NPOでの活動紹介や大学非常勤講師の話題もあります。
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子どもが語る夜の生活支援 [2013年08月25日(Sun)]
昨日は山科醍醐こどものひろばの
子どもの貧困対策事業の啓発シンポジウムでした。

ふりかえれば2010年夏に同じ会場で
立ち上げシンポジウムをしたわけですが
あの時はこれからはじめる取り組みであったこと
またはじめる自分たち自身も事業実施の未来は
描けていても、まさかこれだけ社会に影響を
与える活動になるとは思いもしませんでした。

実際に立ち上げのシンポジウムでは
エールではあったのですが
パネラーから「おそらくうまくいかないことがたくさんある」
会場から「自治会が知らないとはどういうことなのか」
という厳しい声もあがっていたことを思い出します。

昨日は子どもたちの声を聞きたい。
実践を聞きたいと遠方からの参加者も多く、
何か持って帰ってもらえるものを
子どもたちや自分たちが渡すことできたかなと
思っています。

2010年夏の立ち上げシンポ
2010年冬の実践報告シンポ
そして昨年夏の映画と和太鼓の力を借りたシンポ
という流れを組みながら、今回はいよいよ
子どもたちに登壇してもらう機会をもうけました。

そもそも当日きちんと来てもらえるか?
参加者を絞ったといえども緊張の中で
話が出来るのか?
と企画したこちらも発表者以上に
緊張をしながら子どもたちの発表を
聞きましたが、サポーターたちの
アシストもいい感じで貴重な言葉を
語ってくれることが出来ました。

まだまだ自分たちが気がついていない
大事なことを見つけることも出来ましたし
やっぱり大事にしていこうと再確認する
ことも出来たという参加者以上に
企画主催者にとって収穫のある
シンポジウムになりました。

本人たちの感想を聞いてみないといけませんが
何らかの形で彼らと一緒に全国ツアーを
して社会発信、啓発していきたいと思っています。
Posted by ゆっきー(幸重忠孝) at 08:49
子どもの声から学ぶソーシャルワーカーでいたい [2013年08月21日(Wed)]
子どもに関わるソーシャルワーカーとして
常に子どもたちから学んでいきたいと思っています。

そんなポリシーを形にしたシンポジウムが
この土曜日に開催されます。
これを皮切りに活動を通して成長してきた
高校生たちを前面に出ていく活動を
もっともっと増やしていきたいと思っています。

ありがたいことにほぼ定員うまっていますが
あと5名追加募集をすることになりました。
興味がある方は急いで申し込みをお願いします。

【緊急開催「子どもが語る夜の生活学習支援」追加募集】
2010年夏に立ち上げシンポジウムではじまった
特定非営利活動法人山科醍醐こどものひろばの
「子どもの貧困対策事業」は4年目に突入しました。
今まで3回のシンポジウムや
『子どもたちとつくる貧困とひとりぼっちのないまち』の
出版を通して、実践報告や子どもの貧困課題の
社会啓発を行ってきましたが、
今回ははじめて利用してきた子どもたちに登壇してもらい、
子どもの声に学ぶ内容としました。
人前で話すことの苦手な子どもたちなので
参加者数を限定しての開催になることをご了承ください。

■第1部 子どもの声に学ぶ夜の生活学習支援
 過去3年間、TVで取材をうけた子どもたち
(現在、高校生)に登壇してもらい、
子どもたち自身から夜の生活学習支援の意味や必要性、
今後への要望を聞きます。

※第1部は子どものプライバシーに関わる内容となるので、
参加者による写真・録画録音などは一切なしで御願いします。

■第2部 子どもの貧困対策事業のこれまでとこれから
 コーディネーター 野尻紀恵
 (日本社会福祉大学准教授・スクールソーシャルワーカー)
 パネラー 村井琢哉(山科醍醐こどものひろば理事長)
 パネラー 幸重忠孝(山科醍醐こどものひろば前理事長)

■日時:8月24日(土)14時−17時(会場13時半)
■会場:アスニー山科研修室
http://web.kyoto-inet.or.jp/org/asny1/about/institution/yamasina/yamasina_map.html
(山科駅徒歩2分)
■追加募集:5名(先着順)
■資料代:3000円
■参加申し込み方法:kodohiro@gmail.comにメールで申し込み
 題名「子どもが語る夜の生活学習支援参加申し込み」
 本文に名前、所属、連絡先(電話番号)
■追加募集締め切り:8月23日(金)

★終了後、自由参加の懇親会を予定しております。
★午前中に法人施設の見学も可能です。
★勇気を持って人前に立つ子どもたちの声に真摯に耳を傾けること、子どもたちのプライバシーを守ることのできる方のみ参加申し込みをお願いします。
Posted by ゆっきー(幸重忠孝) at 21:59
ナイトステイの宿直 [2013年07月12日(Fri)]
今月に入ってナイトステイの
宿直に週2回入っています。
ナイトステイは山科醍醐こどものひろばの
子どもの貧困対策事業のプログラムのひとつで
トワイライトステイが21時までの生活支援に対し
ナイトステイは翌朝9時まで子どもと生活を
ともにします。現在、男の子の利用なので
サポーターが女性の時に宿直+サポーターとして
子どもと一緒に川の字になって寝ます。

今、来ている子どももいろんな事情で
昼夜逆転生活になっていたようですが
今月から利用をはじめて目に見えて
夜の時間を落ち着いて過ごせているのが
よく伝わってきます。
昨夜も「なんかずっと前から来ているようや」
と言いながら今までに比べてかなり
早い時間に寝息が聞こえるようになりました。
やっぱり安心して眠れることって
すごい大事なことですね。

とはいえまだまだ学生サポーターも
運営資金も不足しています。
ぜひサポーターとしての参加や
寄付でのご支援お待ちしております。
Posted by ゆっきー(幸重忠孝) at 09:28
ついに来月出版か!? [2013年06月16日(Sun)]
『こどもたちとつくる貧困とひとりぼっちのないまち』が
いよいよ最後の校正作業に入りました。

来月には店頭。うまくいけば月末の
「子どもの貧困」と学習支援フォーラムin山科
に間に合うかもしれません。

今までの本の執筆は編者におんぶにだっこで
ちょこっと書かせてもらった感じでしたが
今回は最初から本を作り、自分もがっつり執筆し
最後の編集作業にも関わらせてもらったことで
はじめて本当の意味で本を出版するという
経験をさせてもらいました。

個人的には本の出版で数年前に
いろんな人たちに多大な迷惑をかけたことがあってから
ちょっとトラウマになっていました。
しかし今回の機会で
自分の実践や思いや研究を
記述していくことにもう一度向き合おうという
気持ちになれたことが本を出すこと以上に
大きなことかもしれません。

残りは出版社と印刷所の作業になってきましたので
後は本の完成を楽しみに待つのみです(たぶん)。

このブログを読んでいるみなさんも
ぜひぜひ買って読んでもらえればと思います。
Posted by ゆっきー(幸重忠孝) at 23:19
3年目のTVでの放送を終えて [2013年04月12日(Fri)]

ということで10日のNHKニューステラス関西で
子どもの貧困対策事業として行っている
夜の子どもの生活支援の様子が特集で流れました。
5分ほどの映像でしたが
不本意ながら結構映っていたので
「見たよ」という連絡をあちこちから
いただきました。

ちなみに録画を失敗してしまい自分で
映像を確認したのは3日後でしたが(苦笑)。

毎年、活動を終える中3生にお願いをして
活動の様子を社会に知らせるために
テレビの取材を受けています。
(取材依頼は山ほどありますが・・・)
テレビ局もなるだけ公平にと
熱意のある方とタイミングに左右されますが
初年度が毎日放送さん、2年目が関西テレビさん
そして今回がNHKさんといろいろおつきあいさせてもらい
それぞれの局の特徴があるなとこちらも勉強。

■毎日放送「voice」2011年5月26日
 「“孤独な小中学生”と共に過ごす場
■関西テレビ「ニュースアンカー」2012年4月2日
 「孤立するこども、触れ合いが心を育てる

こうやって見ていくと「子どもの貧困対策事業」は
家庭の貧困と孤立している子どもの受け入れ
という枠組みはあるものの利用している子どもたちが
中学3年生として表出している課題は
ひきこもり、発達障がい、非行と様々であるのに
どのタイプでも受け入れできていることは
手前味噌ですがステキな活動やと思っています。

いよいよ事業担当を若手にまかせる
新年度ですがこれからもみなさんの
寄付の支援が必要なことはかわりません。
子どもたちがほっとする夜を過ごし
ボランティアで活動する若者を応援するため
みなさんの力を今年も貸してください。

子どもの貧困対策事業(寄付ページ)

※全国どこでも古本や中古CD、ゲームなどを
着払いで送って応援する
チャリボン」での支援も歓迎します。
Posted by ゆっきー(幸重忠孝) at 23:53
そして次のステージへ [2013年04月08日(Mon)]
昨日は岡山から帰ってのこどものひろばの理事会。
世間の年度はじめの理事会であり
ひろばとしては新年度の事業計画・予算の概要を
決める理事会になるので毎年結構重要な内容になります。

そんな重要な議案の一つとして
今回は自分にも直接関わる議案について
話し合われ宙ぶらりんになっていたことに
決定することが出来ました。
詳細はまた5月あたりに報告しますが
こどものひろばも新しいステージに
上がっていくことに期待をもっています。
今までも過渡期はいろいろありましたが
今回はよりその揺れが少ないことを祈りつつ
団体として脱皮をしていければと思います。
Posted by ゆっきー(幸重忠孝) at 21:34
赤磐子どもNPOセンター(山陽子ども劇場)30周年記念 [2013年04月07日(Sun)]
この週末は岡山で子ども時代にお世話になった
赤磐子どもNPOセンターの30周年記念イベントに
行ってきました。

ちょうど2年前に京都の山科醍醐こどものひろばでも
30周年記念イベントをしたのですが
それと比較してなかなかおもしろかったです。

まず大きな違いは呼びかけた対象の違いもありますが
岡山ではボクもそうですが「子ども劇場」時代の
役員さんたちが参加者の半数以上でした。
なので同世代や年下のメンバーはみな役員の
子どもさんだけだったのが個人的には残念でした。
ちなみに京都でした時はNPOになってからの
メンバーが参加者の中心で劇場時代の人たちは、
ほとんどいなかったのでその違いがおもしろかったです。

あと形はどうあれ「お母さんたちの会」を
30年続けているのもまあびっくりしました。
最後の集合写真で男性ってボクとてっつあんと
はがっちだけだったもんね。

まあ今回は同世代や青年仲間にあまり会えませんでしたが
お盆に集まってバーベキューやろうという話になりましたので
(子連れありあり企画です)
良かったかな。あとこれは京都でも同じやけど
子どもとして関わったメンバーが結構、学校の先生してて
スクールソーシャルワーカーとして話して
なんかおもしろかったです。

それと赤磐子どもセンターの新拠点の
古民家がすごくいい!
京都から泊まりに来てもいいみたいなので
のびのび高校生たちの合宿で使おうかなと思っています。
Posted by ゆっきー(幸重忠孝) at 20:30
ありがとう楽習サポートのびのび [2013年03月31日(Sun)]
今日は楽習サポートのびのび報告会でした。
個別事情のあるメンバーで沖縄体験活動が
ありましたが、基本メンバーは春休みに
宿泊活動があって年間の振り返りを
保護者を交えて行いました。

といっても最後にちょっと顔出しをしたのと
サポーターのうちあげにちょっと顔出した
だけの参加でしたが、この一年で
新しいメンバー中心に素敵な個別支援活動が
行えたことを実感できる。
そして高校生にもピアサポートの役割が
出来つつあるのを感じることが出来ました。

振り返れば2005年に小さくはじめた事業が
法人内の中核事業となり、また全国からも
注目される活動になるとは正直はじめた時は
思ってはいませんでしたが、
昨日の話ではないですが
ジェネラルソーシャルワークを追求していった
結果がこうなったのかなと思っています。

いよいよこれで8年間続けた事業担当者を
降りることになりますが
信頼できるソーシャルワーカーが
しっかりと活動の軸にいて
年々魅力的な学生サポーターが誕生し
何よりも子どもたちが成長する姿がそこにあり
成長した先にピアサポーターになって活躍している
ことに喜びと安心を感じて次世代に
引き継ぐことが出来て本当に幸せです。

これからは他の地域でこの活動を広げること
活動を資金や人で支える仕掛けづくりの
後方支援で見守っていこうと思います。
Posted by ゆっきー(幸重忠孝) at 23:36
子どもの貧困支援の光が増えていく [2013年03月10日(Sun)]
昨日は西淀川子どもセンターの研修で
山科醍醐こどものひろばの子どもの貧困対策事業について
実践報告や運営についての助言をしてきました。

西淀川子どもセンターブログ

西淀川子どもセンターも新年度から新拠点を立ち上げ
夜の子どもの生活支援をはじめるということで
山科醍醐こどものひろばではじめた
子どもの貧困対策事業が3年が灯台のような
役割を果たして少しずつに支援が広がってきていることに
試行錯誤しながらやってきたことが
間違いでなかったことを感じています。

余談ですがこの新拠点「ねおほ」がちょうど
大津ではじめようと思っている拠点のイメージに近くて
逆に参考になりました。

IMG20130309.jpg

この活動は家庭をはじめ子どもたちの置かれた環境そのものを
変える力はありません。でも細くても1本でもしっかりと
子どもと社会をつなげることが出来ることと
出来ないことには子どもの未来(孤独な家族の未来)に
決定的な違いを出すことを実践の中から感じています。

一週間後に沖縄への体験活動に行く子どもたちは
まさにこの線が卒業とともに切れてしまいそうな
危ういところにいる子どもたち。だからこの沖縄での
二泊三日で何とか線が切れない太さにしておきたいわけです。
そしてそのような活動の積み重ねが結果として
日本のあちこちに子どもの貧困を支援する
光になると信じています。

子どもの貧困課題のため修学旅行に行けなかった子どもたちに体験プレゼント!
Posted by ゆっきー(幸重忠孝) at 18:38
子どもの貧困支援に取り組む若者たち [2013年02月26日(Tue)]
週末は山科醍醐こどものひろば主催で
「子どもの貧困」支援に取り組む若者たちの
合宿で研修講師などをしてきました。

関西圏で日々支援活動に取り組む
若者たちが集まったわけですが
その熱気と熱意にはこちらも元気を
たくさんたくさんもらえました。
きっと各団体日々の活動は悩みが多いことと
思いますが、こうやって各地で頑張っている
仲間がいることを確認できる意味は大きいと思います。

合宿の最後に湯浅誠さんとの若者たちとの
トークタイムがあったのですが
(このためだけに東京から往復してもらい
 ありがとうございました)
やっぱり湯浅さんは言葉を大事にしていて
相手にあわせて適切な言葉を
使いわけることができる人やなと
こちらもその様子をみて勉強になりました。
(特に湯浅さんの語る貧困定義は今後
 研修会でも使わせてもらいますね)

自分もソーシャルワーカーとして
聞き手を元気づける言葉(雰囲気)を
もっともっと身につけていきたいです。
s-DSCN3401.jpg
Posted by ゆっきー(幸重忠孝) at 23:01
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