研修講師4連チャンを終え [2010年08月28日(Sat)]
今、民生児童委員さん向けの
「子ども虐待について」の研修を終えて帰路についてます。 今週は研修が4連チャンという過酷(?)な週でした。 そして今日のように土日も埋まるので いつも引き受けようか悩むのですが 子ども虐待についての広報啓発活動も スクールソーシャルワーカーの大事な仕事やなと 思ってなるだけ引き受けています。 そんな研修の時に心がけているのが 「参加型」「演習型」の研修です。 まあ話だけで60分、90分聞いているのは 自分でもしんどい話ですし おもしろおかしく話すならいいのですが やはり「学んでもう」ために話をしているので 学びの軸は押さえておきたい。 となるとやっぱり参加型や演習型に落ち着きます。 中でもよく使うのが「子どもの虐待について意識レベルの差」 を見る演習です。この結果にはいつも考えさせられます。 まだまだ「たたいて子どもをしつける」考えの方が多いことに いつも驚かされます。 ・子どもにとっての暴力の学習 ・暴力のエスカレート などのリスクを考えると、まず使ってはいけない手段だと 考えているのですが、どうも世間はそうでないらしいです。 長い目で考えても、時が流れれば子どもは大人になり 次は親が老いるのが自然の流れです。 その時に間違いなく我が子から同じ手法で介護される ことになる危険性は考えないのかなと思ってしまいます。 「高齢者虐待の虐待者が受けた子ども時代のしつけ」 について誰か研究してくれないかな・・・(他力本願な) |
Posted by
ゆっきー(幸重忠孝)
at 18:23
が以前多いと、このブログで知り、実際私も驚きました。
勿論、虐待として現実にあるのは、知っていますが、未だにそれをしつけと認識している人がいるのは本当に驚きです。
まさか、今のこの時代に?というのが私の感想です。
性的虐待については、私も深く考え、対応の難しさに直面した時の、対応の難しさは永遠のものかもしれないとも、過去に思った事もありました。
ただ、両者とも、傾向や実績の蓄積であることは、幸重さんはご存知かと思いますが・・・。
パーセンテージの問題で、全部が全部そういうケースに陥る訳ではないということは、国民に知っておいてほしいと思います。
あと、研修のあり方ですが、聞いているだけの研修はつまらないですし、獲得する物も少ないと思います。
参加して、脳みそに刺激を与えて、受ける側も考え、発想出来る訳ですからね。
高齢者虐待の虐待者が子ども時代にうけたしつけについては、時代背景、その時代の「当たり前」の風習などもからんできますし、難しいでしょうね。
今の高齢の方々ですと、戦後すぐでしょうか・・・。
「時代は、自分が受けられなかった利益(学歴など)を、せめて、自分の子どもだけには受けさせたい。」
「女性は社会参加するより、家の中で働くもの。」
「周囲の環境も、貧乏から抜け出し、一攫千金を目指し、良い家を建て・・・」
等、欲望の思想が走った時代でしょうし・・・。
何だか、今日も、感じるものがあり、思わず、レスしてすいません。