ヴィジュアルノベル第2弾初稿が完成 [2013年09月22日(Sun)]
生活保護世帯で育った中3の仁くんを主人公にした
「貧困を背負って生きる子どもたち 仁の物語」 ちょうど去年の今頃京都で開催した 「学びサポート×暮らしサポート全国実践交流会」の オープニング映像で紹介してから約1年 すでに公開しているYouTubeでは前後編あわせて 10万再生を超えて多くの人に知ってもらえました。 もともとヴィジュアルノベルというゲーム手法を 使っていたのでこの続編のコンセプトはありました。 つまりそれぞれの主人公視点の話を重ね合わせることで 話が立体化していくという手法です。 ということで2人目の主人公は仁くんの弟である智くん。 小学6年生の智くんは、クラスでいじめをうけています。 家庭の事情で家がゴミ屋敷のようになっているため 臭いがきついこともあってバイ菌のように扱われる智くん。 でも学校に行き続けないといけない理由があって・・・ そんな苦しい毎日の中、仁の物語にあるように 母親からの思わぬ暴力で入院することになり。 お見舞いにきた担任と一緒にきたのが スクールソーシャルワーカーだったのです。 うまくお話の中でスクールソーシャルワーカーの 役割も表現したいとあがいていますが さて最終的にどんな作品に仕上がるでしょうか。 もちろん仁の物語同様に、今までたくさんのいじめケースに 関わってきたことや自分の中学時代の話を盛り込んだりと なるだけフィクションに近い作品に仕上がりました。 作品の公開は11月30日に滋賀県で開催される SSW-Netのイベントになります。 いじめ問題についての子どもの気持ちを代弁できる そんなお話になるようにあと少しですが頑張ります。 そして「仁の物語」のように「いじめ」や 「スクールソーシャルワーク」の研修で使われる 作品になることを願っています。 |
Posted by
ゆっきー(幸重忠孝)
at 23:00