いじめ加害者の保護者の気持ち [2013年06月14日(Fri)]
久しぶりに大学の講義の話を。
今年度の佛教大学の3回生向けのゼミ 「社会福祉学演習」では スクールソーシャルワークをテーマに 演習をすすめています。 3回生のゼミだから希望制なのかと思ったら 実はランダムに配当を決められていたそうで 受講生は保育コースの学生がほとんどでした。 ということでスクールソーシャルワークについて モチベーションの違いはあるのかもしれませんが 今日の「いじめにおけるソーシャルワーク」は 今ひとつグループワークで意見が出ませんでした。 あるいじめ事例をもとに 「先生の気持ち」「いじめられた子どもの気持ち」 「いじめている保護者の気持ち」を グループ別に役割を与えて考えてもらったのですが 「いじめている保護者の気持ち」は 理解できないというところで話し合いが終わって 我が子を守る保護者の気持ちについて 深めることが出来なかったなぁと 演習の進め方に反省です。 これは「児童虐待をしている親」でも 同じですが、外から間違ったことをしていると 思っても当事者の目線や視点からすると 間違っているのはまわりになるのはよくあること。 だからこそソーシャルワークでは その気持ちの中身を知って欲しいと 思っているのですが まだまだ授業運営の精進が足りないようです。 この夏は教員研修でも「いじめテーマ」で というオーダーも多いのでもっと教材づくりや 研修の材料づくりをしていかんとあきませんね。 |
Posted by
ゆっきー(幸重忠孝)
at 23:29