我が家も一歩間違えれば貧困家庭に [2013年05月06日(Mon)]
さてGW後半ですが、応援している滋賀レイクスターズが
あえなくプレーオフ一回戦で敗退となったため リベンジ(?)で地元、岡山に帰ってファジアーノ岡山の ホームゲームを幼なじみたちと観戦。こちらは見事な勝利でした。 で、ちょうど妹の誕生日ということで めずらしく実家に家族6人が大集合。 たまたま父宛にバスケットボール協会から バスケの指導における体罰アンケートが きたということが話題になりました。 「この3年間ということやったから良かったけど 30年前なら完全アウトやったな」 と笑い話になりましたが、よくよく考えると 自分たち家族も実はいつ落とし穴に落ちていたのかは わからないことに気づかれました。 ボクがまだ小学生だった頃、つまり今から30年ほど前 父は某私立高校の体育科教員だったわけですが 毎年のようにインターハイなど全国大会にチームを 連れて行く熱血コーチでした。 当然、当時のことですから鉄拳制裁も当たり前。 ということは一歩間違えれば大阪の高校で起こった事件の ようなことはありえたかもしれないわけですよね。 もし父が体罰死事件を起こして仕事をなくしていれば・・・ ボクも「お前のお父さんすごいな」から 「お前のお父さん殺人鬼やな」と言われ続けて 育っていっていたわけですよね。 そもそも一家路頭に迷う展開も容易に想像つきます。 幸重なんて目立つ名前だからどこへいっても すぐ事件のことがばれてしまう。 しかも今のようなネット社会なら完全に 社会からうちの家族抹殺です。 今、自分がしていることを「すごいすごい」と 言っていただけることはありがたいことですが 改めて自分や家族もいつ貧困に陥るかわからない ということを実感した妹の誕生日でした。 「子どもの貧困対策法」で注目をあびることが多いですが 改めて暗闇をさまよっている子どもや家庭に 灯りを届けるソーシャルワーカーで あり続けたいと気を引き締めていきます。 |
Posted by
ゆっきー(幸重忠孝)
at 23:43