ドキュメント映画「ちづる」 [2013年04月02日(Tue)]
前々から見たかったドキュメント映画の
「ちづる」を高槻まで見に行きました。 というか今日は世界自閉症啓発デーということでの 上映でしたが、何と開演前に満席だったので 久しぶりに立ち見で映画鑑賞となりました。 予告編を見てもらえばわかるように 主人公は知的に障がいを抱える自閉症のちづる そしてその家族の日常を撮った作品。 何がすごいかというとこの映画の監督が兄。 しかも卒業制作で作った映画がまさかの全国上映という ところが何ともおもしろい。 確かに画面のブレや雑音が気になりますが とてもリアルにちづると家族の日常が描かれます。 ちづるのことも気になりましたが それよりも母子家庭だったことと ちづるが不登校でそのまま引きこもりになっている という環境のことがすごく気になりました。 たぶん福祉関係者と障がい児を抱える家族と 福祉に関わらない市民とでは感想が 大きくわかれるんやろうなと思いました。 ボクは福祉関係者ということで やっぱりこれからのちづるの自立が気になりました 外に出たくないのはちづるなのか まわりが外に出したくないのか とはいえ家庭以外に居場所がないということが 何よりもネックやなと思いましたが 鑑賞したみなさんはどうでした? あと映画の収益600万円を セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンなどに 寄付をしているのがすごいです。 「貧困を背負って生きる子どもたち」も こりゃ映画化やな。 |
Posted by
ゆっきー(幸重忠孝)
at 22:28
確かに、感想は分かれるだろうなぁって思いますね。
私は福祉を学んだものと、障がいのある子どもを育てている母親の立場としても、両方を持ち合わせているけど、冷静に見られないところは出てくるんじゃないかなぁ。母親としての将来の心配事は、
福祉関係者じゃない人、福祉関係者だけど障害児の親じゃない人との意見とは分かれると思うよ。
伝えきれない苦労というより、伝わらない苦労が多いので。
そうそう!
5月に以前伝えてました講演が決まりました。
『醍醐支所』で5月29日です。ペアレント・トークという立場なので、講師という大そうなものではありませんが。