子どもの貧困課題を持つ子どもたちに体験プレゼント! その10 [2013年03月23日(Sat)]
ついに10回目のレポートとなりました。
justgivingでのチャレンジも26日の 報告会を最終日と考えているので あと3日です。 では2日目後半のレポートです。 【チャレンジについてはこのサイトを参照ください】 ■子どもの貧困課題のため修学旅行に行けなかった子どもたちに体験プレゼント! 【嘉手納基地から読谷村へ】 さてお腹がはち切れんばかりの 沖縄料理を食べてから一気に南へ下り 嘉手納基地へと向かいました。 ご存じの通り空軍基地である嘉手納基地は ジェット戦闘機が爆音をとどろかせ 何度もタッチアンドゴー(着陸と離陸)の訓練。 事前学習やここまで何度も騒音問題について 聞かされてきましたが、実際に耳にして 中学生も「耳が痛くなる!」と驚いてました。 ゲートには小銃を構えている兵士もいて フェンスを挟んでいるものの5mぐらいの 距離だったので、すごい緊張感でした。 (でも中学生たちが手をふると返してくれましたが) そして車は本日の最終目的地である読谷村へ。 まずは歴史を知る必要があるということで チビチリガマへと向かいました。 ガイドさんから沖縄戦の時にチビチリガマで 住民同士で殺し合う悲劇があったこと。 チビチリガマで平和学習の名のもとに 遺族の気持ちを踏みにじる行為が多発していたこと などを聞かせてもらい言葉にはしませんでしたが その真剣な表情から中学生なりに多感な受け止めを していることが伝わってきました。 ![]() 沖縄のいろんな話を教えてくれて 熱い平和へのメッセージを伝えてくれた ガイドさんといよいよ別れの時です。 今日の宿まで送ってくれた後に 子どもたちは照れくさそうにガイドさんに 感謝の言葉をかけていました。 2日目はぬーがやーという民宿にお世話になりました。 民宿の主人にどこから来たのか訪ねられて 「京都の山科です」と答えると、なんとびっくり! 「え、わしも山科に住んでたことがあるで」の返事。 しかも驚いたことに、こどものひろばが よくフェスタなどで連携している東本願寺別院で 1年間修行をしていたとのことでした。 当然、ひろばのげんきスポットの前も よく通っていたそうで・・・すごいご縁。 沖縄らしく17時といっても明るかったので 若主人が中学生たちをシムクガマでの「洞窟探検」に 連れていってくれることになりました。 洞窟といっても当然ガマとよばれるサンゴのほら穴。 しかも先ほどのチビチリガマと同じく沖縄戦で 住民が避難していたガマでした。 ただこちらのガマはチビチリガマと違い 避難した住民が全て助かったというガマ。 「洞窟探検」という名目ではありましたが ここでも若主人がその歴史の話を 中学生たちに聞かせてくれました。 命を救ったのは正しい知識と受け入れた勇気。 ※詳しい話はこちらのサイトを参照ください 「チビチリガマとシムクガマ」 とはいえガマに入ったら、完全に探検モード。 引率チームで唯一ついて行ったボクは 最後で「ぜーぜー」息を切らせながら。 中学生たちは幼心に戻って探検を楽しんでいました。 巨大ウナギやコウモリなどに遭遇し 最後は匍匐前進しないと入れないところまで 2人とも進んでいくハッスルぶりでしたとさ。 こうして夜でもジェット機の爆音が 聞こえる読谷村で沖縄最後の夜が更けていきました。 ★最終日へ続く 今回の体験での必要経費まであと6万円です。 レポートを読んで応援したいと思ったみなさんからの 寄付をお待ちしております。 |
Posted by
ゆっきー(幸重忠孝)
at 23:26