メディアにみる福祉6 [2011年11月23日(Wed)]
講義も折り返し地点を過ぎて
みなさんのレポートの内容が どんどんおもしろくなってきて 少しでも自分の生活と福祉が つながってきたのかなと嬉しく思います。 さて今回のレポートはこのテーマ。 自分の親の世代が在宅での介護に疲れ、 あなたと年齢が変わらない若い人たちによって 支えられている介護現場も 人材不足で疲弊しています。 国は不景気のため増税などで 高齢者福祉に財源を増やすことが出来ません。 介護問題が後手にまわっている理由を 自分なりに考えてレポートしてください。 では代表的な意見を。 ・介護に税金を使っても国の儲けにならないのがダメだと思うが高齢化社会なので税金を使ってでも何とかしないといけない。 ・まだまだ介護は家族で何とかなるという考えが日本には多いのだと思う。 ・介護職に魅力を感じないのがよくない。魅力を感じるための広報啓発が必要。 ・政治を行っている人たちは家族の介護が必要になれば自分でお金を出してサービスを受けたらいいと思っているから後回しにされているのではないか。 ・日本の中でマスコミなどあまりにも介護や認知症などのことを伝えていないことが問題。 ・「高齢者の介護」「就職難」の二つの問題を解決できるチャンスなので介護職の待遇を上げることは必要だと思う。 ・誰もが嫌がる仕事だから生活保護などもらって仕事をしてない人にさせたら自然と介護する人は増えると思う。 ・これから働き手にならない高齢者の問題を考えても利益にならないから。 ・国民の一人ひとりの意識が大事というけど、それを導く指導者が今はまず必要。 ・政治家が悪いと思う。政治家を選ぶのは国民なのはわかるけど多数派には勝てません。・子どもの頃に介護や高齢者と関わる機会が少なくなっていて意識が高まらない。学校教育の中に介護を入れていく。 ・結局は景気を良くして介護にお金がまわるようにしていくしかない。 ・高齢者や介護の対象者が多すぎてちょっとしたことで莫大なお金がかかるから躊躇しているように思う。 ・政治家が給料を減らして介護にそのぶんお金をまわさばいい。 ・今の社会を動かしているのが元気な人たちなので高齢者のことを深刻にあつかってないのだと思う。 日頃関わっている福祉の学生さんや関係者から 聞かれない率直な意見も多くてこちらも勉強になります。 特に「生活保護」に税金がかかりすぎている という意見も多く見られ それはそれでマスコミ(国?)の ネガティブキャンペーンの影響大きいなと思ってます。 これは「生活保護」の回で しっかりと勉強していきたいと考えています。 |
Posted by
ゆっきー(幸重忠孝)
at 23:58