神様のカルテ [2011年08月28日(Sun)]
久しぶりのオフということで
夫婦で映画を見に行きました。 相方が見たいと言っていた「神様のカルテ」 素直に良かったです。 特に宮崎あおいさん演じるハルには 本当癒やされました。 こんな感じで夫婦支え合えたら素敵やなと。 その意味では夫婦で観に行って良かった作品です。 さて作品の切り口はいろいろあるのですが 本筋の物語はここでは触れず イチとハルの夫婦が住んでいる「御嶽荘」の 住人たちのことについてコメント。 内科医であるイチと写真家のハル そして哲学家の学士と画家の男爵。 それぞれひとくせある住人たち。 夏目漱石好きで看護師に変人と呼ばれるイチ 丁寧な話し方が心地よいけど常に敬語のハル 哲学的な発言で相手に反論する学士 売れない描けない画家の男爵 もしかするとここの住人たちは 「発達障がい」という枠に入るかもしれないかも。 そのような特性をもつ住人たちの中で 社会人として仕事をしているのは ドクトルと住人に呼ばれるハチだけで、 ハルこと姫も学士も男爵も仕事らしい仕事を しているシーンは出てきません。 でも彼ら彼女の存在が医者として 常に現場で心も身体もすり減らして 帰ってくるハルを支え作っている気がしました。 生活環境が人を支えることを 感じる映画であったと思います。 もちろん本筋の病院の物語も素敵ですが そこはよそのレビューにまかせます。 素敵な映画でいい日曜日を過ごせました。 |
Posted by
ゆっきー(幸重忠孝)
at 21:00