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すっかり忘れていました。 [2025年09月18日(Thu)]

LinkedIn, FB, Xに書いていたのですが、ブログをすっかり忘れていました。
あとで少し書きますが、前の記事のあと、パラオで8/31にガラロン・パイロットツアー、9/1にガッパン・パイロットツアーを実施。9/2に帰国したあと、微熱が出て体がだるくなり9/3-4は自宅で休養(会食1件ありましたが)。確かこの頃にサウスチャイナモーニングポストのインタビュー。

9/5はオーシャンディケイド関連の集まりで地域密着型エコツーリズム笹川モデルの紹介、その夕刻に宮城県松島市出張。9/8の早朝に松島を出て、定時で財団出勤。

9/12-15は大阪出張。大阪では太平洋島嶼国からの留学生と日本人の大学生・大学生による太平洋島嶼国若手実務者フォーラム準備会議(万博視察含む)。9/16の夜はパプアニューギニア大使館で独立50周年記念レセプションに出席させていただきました。

そして、昨日、今日は休暇をもらい、自宅で休養していました(体調は問題なし)。

それで、今日書こうと思っていたのは、表に書く内容とそうでないものの違いについてです。

これを本人が書くと元も子もないのですが、いろいろな活動を行っているため、いろいろな情報を持ち分析もしていますが、センシティブな内容(安全保障、地政学、中台関係含む)については軽々に表には出さないようにしています。

キャッチザウェーブも同様で、核心を外すようなところがあります。

というわけで、そういったセンシティブな内容をという方とは、直接やりとりさせていただいています。
影絵芝居「鯨生〜Geio〜」2025 中野 [2025年09月21日(Sun)]

先ほど、中野区役所内ナカノバで開催された劇団「亜細亜の骨」による影絵芝居「鯨生〜Geio〜」を観てきました。

与那国島と台湾花蓮を繋ぐ話、海洋の話に関わる内容でもあり、我々のプロジェクトに協力いただいているアーティストの東盛あいかさんが演じるということで、ここしかないというタイミングで観ることができました。

以前話を伺ったときに、影絵というと幼稚園とか小学校低学年の頃にテレビか幼稚園か学校で観たようなぼんやりとした記憶しかなく、正直舐めていました。

40分ものストーリーがあり、プロのアーティストが演じることで、こんなにも演劇として成立するものなのかと驚かされました。

手作り感、シンプルな表現。故に芯がはっきりし、人の肌感覚、体温を感じることができる今の時代にレアな表現手法だと思います。余白があることで、脳が活性化されます。

東盛あいかさんによると、与那国語版がおすすめとのことでしたが、それは明日で、残念ながら観ることができません。

今回のツアーは、とりあえず明後日で終わりますが、その後、年内に台湾公演、高知公演があるそうです。
8/31 ガラロン州パイロットツアー [2025年09月23日(Tue)]

まだ対外的に彼らがツアーを紹介できる段階ではないため、様子だけ。
ブリーフィング
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内容は近くの離島(最初のパラオ人が人工的に作った島という話もある)、遺跡、ジュゴンとツカツクリはたまたま。

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現地コミュニティが用意してくれた現地食材のランチ。パンダナスの葉を使った編み物体験。

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灯台跡

ストーンモノリス
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一歩一歩前進しています。
9/1 ガッパン州パイロットツアー [2025年09月23日(Tue)]

現地コミュニティと州政府の間に意見の違いがあり、我々はしばらく様子を見ていました。
今回、2016年当時からワークショップや観光資源調査などで関わってきた伝統的首長、議員を含む現地コミュニティの人々から、再会したいとの強い要望があり、実施しました。

改善点が多く見つかりましたが、それは今後のために大変良いことです。

ブリーフィング
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キャッサバ(タピオカ)の収穫と植え付け体験
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ココナツ割体験
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ヤシの葉のカゴ作り体験
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コミュニティの皆さんが用意した現地食のランチ
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ネルメドゥウ・ベイ(マングローブ・クラブ漁視察、マングローブクルーズ)
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みんなで意見交換
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ガッパン州は、他州とは異なり、コミュニティ主導の取り組みになります。
9/14. 太平洋島嶼国若手実務者フォーラム準備会議in大阪 [2025年09月23日(Tue)]

The Ad-Hoc preparatory meeting for Pacific Islands Young Professionals Forum is currently taking place at the Kansai Kenshu Center in Osaka, Japan, on September 14, 2025. 

We established the forum in 2023 and have held 3 conferences so far. The purpose is for us to identify priorities and actual things on the ground based on younger generations' perspectives. 

Today, for the first time, we invited undergraduate and postgraduate students from the Pacific Islands who are currently studying in Japan, as well as Japanese students. The Pacific Islands' young professionals make presentations at the sessions on 1. Climate Change & International Law, 2. Disaster Risk Reduction & Sea Level Rise, 3. Solid Waste & Marine Litter, 4. Depopulation by Outflow, and 5. Depopulation by Outflow. In each session, after presentations, they convene group works/discussions including Japanese students. 

We expect open and free dialogue so that they can get to know each other and the real issues better. Additionally, most Japanese students are unfamiliar with the Pacific Islands, so I am eager to hear their "fresh" insights from the discussions.

The participants are:
From Pacific Islands
Malini NAIR (Fiji, Ritsumeikan Asia Pacific University or APU), Christy LANGILANGI (Tonga, APU), Joeli ROKODAVETA (Fiji, Kobe University), Gafatasi SUA (Samoa, APU), Grace RAUPISI (Solomon Islands, APU),  Diara Klei DISMAS (Palau, APU), Ken MANA (Vanuatu, University of Kitakyushu), Roger GEORGE (PNG, APU), Katikora Temaka TONOBWA (Kiribati, Hiroshima University), Michelle KANUGEN (PNG, Institute of Science Tokyo).

From Japan:
Hiroki TANAKA (Sophia University), Yuto OHASHI (Hosei University), Jin TADA (National Graduate Institude For Policy Studies or GRIPS), Syunsuke HATAOKA (Yokohama National University), Miyo HATAOKA (Ochanomizu University), KUNUGITA (The University of Osaka), Masayoshi FUJII (The University of Osaka) , Kenshin OBARA (The University of Osaka).

We also visited Osaka-Kansai EXPO 2025 together to visit exhibition of their home countries on September 13, 2025.

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初めての日本側学生・大学院生と太平洋島嶼国留学生の意見交換・対話の場となりました。

相互に発見があり、3月予定の次回フォーラムに向け良い準備となりました。
(続き)9/14 太平洋島嶼国若手実務者フォーラム準備会議 [2025年09月23日(Tue)]

搭乗前だったので、続きを。
準備会議ということで、留学生側10名、日本側は8名に参加していただき、1.気候変動(ICJ勧告含む)、 2.防災と海面上昇、3.ゴミ・漂流ゴミ、4.人口流出などについて、島嶼国側がプレゼンを行ったのち、18人が2つのグループに分かれ議論し、発表し、質疑応答を行いながら理解を深めるというものでした。

Malini NAIR (Fiji, Ritsumeikan Asia Pacific University or APU), 
Christy LANGILANGI (Tonga, APU),
Joeli ROKODAVETA (Fiji, Kobe University), Gafatasi SUA (Samoa, APU), 
Grace RAUPISI (Solomon Islands, APU),  Diara Klei DISMAS (Palau, APU)
Ken MANA (Vanuatu, University of Kitakyushu), 
Roger GEORGE (PNG, APU), 
Katikora Temaka TONOBWA (Kiribati, Hiroshima University), 
Michelle KANUGEN (PNG, Institute of Science Tokyo).

From Japan:
Hiroki TANAKA (Sophia University), Yuto OHASHI (Hosei University), Jin TADA (National Graduate Institude For Policy Studies or GRIPS), Syunsuke HATAOKA (Yokohama National University), Miyo HATAOKA (Ochanomizu University), KUNUGITA (The University of Osaka), Masayoshi FUJII (The University of Osaka) , Kenshin OBARA (The University of Osaka).

特に日本の学生・大学院生は、太平洋島嶼国に直接関わっていない方がほとんどであり、フレッシュな気づきというものを共有していただくことができました。

私は途中少し太平洋島嶼国の経済規模、政府の財政規模などを補足しましたが、基本的に彼らのやり取りを観察していました。

太平洋島嶼国と日本の若者の交流という面でも意味があったと思います。

今後、さまざまな機会に彼ら若者の協力を仰ぎたいと思います。
今日はPerfumeの話 [2025年09月23日(Tue)]

今朝、駅までスーツケースを引きずりながら走った3分の頑張りが、何倍もの余裕となって返ってきました。今日から米国出張です。

NYでは、伝統的知識をどのように実体経済に繋げるのかを議論するイベントがあり、パラオでの活動をベースに話す機会をいただきました。

そのため、本当は、昨日、今日と、東京ドームでPerfumeのライブに行く予定でしたが、泣く泣く断念。

Perfumeについては、もともとアイドルだと思って関心がなかったのですが、2013年にフィジーに駐在していたとき、たまたまYouTubeでカンヌ映画祭の映像を見て、これは人と機械が織りなすパフォーミングアートだと感じ興味を持ちました。

ちょうど、さまざまなプレッシャーで走りたくとも体が動かないとき(若い時から走っていたので体調維持に走ると良い体になっている)。以前はボブ・ディラン、パールジャム、佐野元春などを聴きながら、歌詞の意味を考えながら走っていましたが、走れなくなった。その時、思い切ってPerfumeを聴くと走れるようになり、体もメンタルも回復しました。以来、聴き続けています。

それでもまだ機械音だし、ちょっと自分の系統とは違うと思っていたとき、同僚の奥さんから「Perfumeはライブだよ」と言われ、一時帰国の時に思い切って行ってみました。鹿児島のPerfumeFes。そこでパフォーマンスの凄さに驚き、恐る恐るライブに行くようになり、数年もするとスポーツ観戦のような感覚と、現代アートで見るような、その瞬間しか体感できないライブパフォーミングアートの要素が強いと感じるようになりました。脳に刺激を与える先端技術と人間の表現。イレブンプレイも何度か観に行っています。

2018年ごろからは、彼女たちの年齢を考えると行けるうちに行かなきゃと考えるようになり、全国を巡り、シンガポール、台湾、上海、コーチェラ、LA、NY、トロント、ソニックマニア、国内のフェスも行く。コロナ禍中もMM、声を出せないライブ、仙台での奇跡の声出しライブ、Reframe。全部で100回前後行ったみたいです。

コロナの時には先が見えず不安でしたが、状況を逆手にとり、技術を駆使したライブやデジタルパフォーマンスがありました。ただ2020年2月のドームツアーでは、仕事の責任上、都内で感染拡大が始まった下旬の東京ドームには行かない選択をし、最後の226は中止になりました。そこで止まったものがありました

一方、昨年末からのツアーでは、36歳になった3人をみて、結婚や家庭を築くタイミングもなく、このまま彼女たちが歳をとっていっていいのだろうか、人として女性としての幸せはどうなんだ、タイミングを逃すのではないか、と心配になっていました。おそらく多くのファンが同じことを考えていたと思います。そんなときにコールドスリープ宣言。絶妙なタイミング。丁寧に流れができていました。

泣く泣く今日のライブには行けませんが、昨日9/22は行きました。ぞわぞわして心の持ちようがわからないまま、一番最初に、2020年2月の亡霊を成仏させ、怒涛の3時間。気合いが半端ない。未来を感じさせるもので、さらにパワーアップして、いつか新たな展開が始まるのだと期待できました。そして筋肉痛。十分やり切った。

ライゾマティクスの皆さんは、何年にもわたりパフォーマンスのデータを蓄積しており、今後それがどのように使われていくのか楽しみです。

クタクタになりながら家に帰ると夜10時半軽く食事し、洗濯し、乾燥にかけ、寝落ち。ふと気づくと0時半5時半起きのためパッキングはしないままに就寝。起床後、筋肉痛を感じながらアイロンがけ、パッキング、ゴミ出し、などなどして冒頭に続く。無限ループ。
ニューヨーク [2025年09月24日(Wed)]

今日午前11時過ぎ、ニューヨークJFK着。機内Wifiで現地とやりとりしながら、最終的に午後5時、パラオ国連代表部でクローズドの会議となりました。
空港からマンハッタンのホテルまでタクシーで移動しましたが、国連総会の首脳によるハイレベルウィークのため、あちこちで通行規制がかかり、またおそらくトランプ大統領が来ているため、より一層規制が厳しくなっており、ホテルまで90分かかりました。

ニューヨークのタクシーは時間は関係なく距離で料金が決まるらしく、運転手は「この時期は商売あがったりだよ」「こんな狭いマンハッタンに国連はいらん。違うテキサスにでも移るべきだ」とぼやいていました。

ホテルには午後1時半前に着きました。本来チェックインは3時でしたが、フロントのお姉さんが日本からでは疲れてるだろうと無料でアーリーチェックインさせてくれました。

パラオ国連代表部までは3キロ弱。タクシーもウーバーも遅い状況なので徒歩として、4時まで仮眠。

なんとか予定どおり起きて、シャワーを浴びてパラオ国連代表部に向かいます。

10分前に着きそうだったのですが、最後の交差点に規制が入り渡れません。話によるとトランプ大統領待ちだと。

15分ほどして、大統領無事通過。
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10分遅れでパラオ国連代表部到着。パラオは現在AOSIS(小島嶼国連合)議長国でもあり、旧友のグウェンさんを筆頭にテクニカルグループがさまざまな会議の準備を進めており活気がありました。

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そして、主目的であるアイタロー外務大臣との意見交換。今後のパラオでの予定と協力要請を行い終了。
物忘れ [2025年09月29日(Mon)]

米国時間の金曜にニューヨークからワシントンDCに移動し、打ち合わせ2つ。そして昨日、日曜の夕刻帰宅し、洗濯2回、資料作成、そして軽く飲みにいき就寝。
今日からまた出張のため、各所と調整を続けながら、今朝はバタバタでした。まだ各所と調整中です。

今朝締め切りの原稿があり、昨日完成していたものの、朝8時、いくつか気になるところがあり修正しようとしていると、業務PCを開けない。

パスワードをド忘れしてしまいました。慣れで、考えずに打ち込んでいたので、思い出せない。かなりパニックです。


人の名前を忘れてしまうものに似ていて、そこまで出ているのに思い出せない。

どこにもメモがなく、頭を無にして勝手に手が動くのを待ちますが、すでに意識が間違ったパスワードを上書きしてしまいアウト。

結局、9時過ぎまで待ち、会社のシステムの同僚に連絡して教えてもらいました。

言われるとすぐ思い出せましたが、無意識の動きはちょっと怖いですね。