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塩澤 英之
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出張再開 [2024年08月10日(Sat)]

今日から夏期休業となりますが、平日にオフィスに出る日数を確保するため、この機会に時間のかかる出張を入れました。
しかし。一昨日から足の炎症で痛みも酷く、薬も効かず、2日間歩くことができない状態。風邪も同時に引いており、熱も出る状況。ストレスも影響している模様。

身動きが取れないので諦めて2日間休みをもらいました。2か月以上体を休めることができず、強制的に体を休ませるための反応だと考え、2日間安静にして、寝ました。

昨日の夜の時点でまだ歩くことができない状況のため、出張中止も考えながら寝て、朝の状況を待ちました。

寝たことで、風邪の症状はだいぶ治りましたが、足は微妙。午前3時に目を覚まし、二度寝して7時。痛み止めが効くかどうか試して、朝10時、なんとか歩けそうだと。

荷造りをし、移動を試みるが荷物を持っての移動は無理と分かり、自腹になりますがタクシーを手配。なんとか空港まで着きました。

今回の出張は綱渡りで、食事、飲み物、現地行動に制限がつきます。果たしてどこまでできるか。

痛みや熱があると、意識を集中させることが難しい。書き物もいくつかありますが、どこまでできるか、ある意味試されています。
マジュロ到着 [2024年08月11日(Sun)]

足の痛みは一進一退といったところ。できるだけ短時間、短距離の移動であれば、その場はなんとかしのげる。
昨日夜10時グアム着、朝7時に宿を出て、40分程度遅延し、夜7時過ぎマジュロ着。コスラエとクワジェリンをスキップしたフライトUA133だったので楽でした。

足は座り続ければ続けたでズキズキするし、歩くのも辛いし、痛み止めを飲んでこれ。

明日、地域密着型エコツーリズム笹川モデル導入のためのちゃんとしたワークショップがあります。

マーシャルでは初めてのもので、今回は6月〜7月に鳥羽でインターンシップ研修を受けたジョニーのコミュニティが対象。試しといっては失礼ですが、うまくいこうがいくまいが、これをやってみないと先に進みません。やってみることで、マーシャルにもパラオにもツバルにも他の国々にも反映させることができます。

このワークショップは先月半ばから調整していたもので、これを行わないとマーシャルでの取り組みが3か月から半年遅れてしまう。今回の出張をキャンセルしたくなかった理由がこれでした。
ウォッジェ(マジュロ)ワークショップ [2024年08月12日(Mon)]

今日、12PMー5PM+で、マジュロでウォッジェ環礁を対象とする地域密着型エコツーリズムワークショップ(試行版)を実施しました。
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11時から準備

マーシャル諸島の商業投資観光局(OCIT)との共催で、ウォッジェ市長の要望を受けたもの。

テーマはツアー案の構築方法
内容は
1.フェノロジーカレンダー作成を通じたツアー資源の発見
2.訪問者に見せたい資源の選択
3.テーマやストーリーで資源を繋いでツアー案作成

会場に行ってみると、マジュロに来ているウォッジェコミュニティの人々ではなく、若者ばかり14名ほど。若者はウォッジェ高校卒業生で、これからマジュロのマーシャル短大に入る人、すでに入っている人、卒業してウォッジェに帰る人で19歳〜22歳。

聞いていた話と違うので、OCITにもクレームを入れましたが、目的をパイロットツアー案の構築から(1)OCITへのワークショップ手法の伝達、(2)教育と若者の取り込み、に切り替えてワークショップを始めました。

まずは簡単なイントロダクションとランチを挟み、即席で参加者をブエブエナート、カッチョッタータ、エンマン・メジャトートの3チームに分けて、本編に移りました。

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フェノロジーカレンダーについては、多くの年代の人が参加しないと集まる情報が少なくなってしまいます。

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ブエブエナートの発表

それでも、彼ら若者が持っている情報が引き出され、降水パターンや風の変化、海流の変化、パンの実の季節、神話・伝承、戦前・戦中の日本との関係など共有されました。

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カッチョッタータの発表

驚いたのは、我々が会ったのはインターンに参加したジョニーを除き初めて、内容も初めてのもので、しかも、急にグループ分けをして、情報を付箋で貼り付けて、「じゃ、チームごとにプレゼンして」と言ったにも関わらず堂々とやってくれたことです。

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エンマン・メジャトートの発表

これは行けるかもしれないと思い、チームごとに次の条件で、午前8時〜午後5時のツアー案を作ってみようと伝えました。

1.テーマを設定する。
2.午前中、2〜3のアクティビティ
3.昼食
4.午後、3つのアクティビティ
5.アクティビティは米国や日本からの訪問者に共有したいもの。

あとは放置。ブレイクを入れながら1時間で、それぞれ案ができ発表。

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チーム・ブエブエナートの発表

テーマはNature。プレゼンを聞いているだけで状況を想像でき、是非体験してみたい内容でした。素晴らしい。

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チーム・カッチョッタータの発表

テーマはCulture。インターンに参加したジョニーがいるチームで、鳥羽で経験してきたものがウォッジェに置き換えられて活用されていました。カヌーの作成とか実際に今も行われているので、本物の体験ができるかも。またこのチームだけが太平洋戦争の戦跡を取り上げていました。

そして最後はチーム・エンマン・メジャトート。
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テーマは、Values of Coconut。
テーマで100点。ど真ん中のテーマですが、これまでパラオでも出ませんでした。環礁国であり離島であるゆえのココナツの大切さが伝わります。

人生の中の1日だけ、ココナツをテーマにした時間を過ごすのも良いのではないか。そんな思いがしました。

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この短時間で、これだけの案ができ、プレゼンもできることに驚きつつ、ウォッジェの可能性を感じました。

また、一昨年から感じていましたが、今のマーシャルの若者は真面目で意識が高いことが改めてわかりました。ちょうど政治の混乱期に成長した世代です。

今回のワークショップは望外の結果となり、今後、OCITが離島での活動をフォローします。

マーシャルは、パラオとは住民も政府も観光とのスタンスが異なっており、あっという間にパラオに追いつきつつあります。おそらくマーシャルでは観光部門が発展していないこと、コミュニティの構造も異なることが、プラスに働いています。

笹川モデルは、観光部門の発展している土地では観光の多様化に、観光部門の発展していない土地では中心的な観光手法としてコミュニティに貢献できるものかもしれません。
ポンペイ到着 [2024年08月15日(Thu)]

今朝マジュロを出て、午後にミクロネシア連邦ポンペイ州に到着しました。
足は、痛む場所の中心がまた移動し(5カ所目)、新たなピークに向かっている状況で、今朝は痛みで目が覚めました。

足を引きずりながら、ポンペイに予定通り到着。SIMカードを購入し(eSIMもある!)、水を求めてスーパーへ。

スーパーでは、なんと!アルカリイオン水がたっぷりありました。命の水。

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きっと自分と同じ悩みの人がたくさんいるのでしょう。本当にありがたい。

薬も効いて、少し調子が良くなり、アポもだいぶ取れました。
ポンペイ州観光 [2024年08月16日(Fri)]

本日8月16日、ポンペイ州議会でのブリーフィングの後、ポンペイ観光局のチーフ・ツーリズム、ククリン・ギャレン氏とマーク・コストカ氏と話し合った。

ククリンさんとの話し合いは、地域密着型ツーリズム笹川モデルをどのようにスタートさせるかというもので、4時間ほど続いた。

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ポンペイ州には15回以上訪れているが、今日初めて知った面白い話がたくさんあった。興味深いことがたくさんある。

私たちは実施計画のマイルストーンを共有し、彼らの目標のために協力することに合意した。

(SNSの機械訳)

前回の訪問が5月、7月下旬の予定延期となり、今回訪問しました。3月のサイパンでのPATA会議でプレゼンした後に、参加していたエドワード州議員の熱い要請を受けて5月、そして8月とフォローを行ったところ、着実に一歩一歩前進できたと思います。

遺跡も戦跡も神話も伝承も伝統的習慣も魅力的で、将来世代に残していきたいものがたくさんあることがわかりました。ポンペイには2010年以来15回以上来ていますが、今日は新しい発見がいくつもありました。

例えば、細くなった月とその近くに星があるときの言い伝え。晴れた日の雨の意味。お葬式の時のタブーと4日間。ヤムいもとパンの実の儀式。ナンマドールに関するさまざまな伝承。

こういった刺激、好奇心をくすぐられる感じがあるとやる気が湧いてきます。

次の実践活動のためにすぐに再訪したいと思わせてくれる1日でした。
国際戦略研究所 JapanMemoポッドキャスト [2024年08月17日(Sat)]

英国にある国際戦略研究所 The International Institute for Strategic StudiesのポッドキャストJapanMemoで、古賀先生、ASPIのグラハム先生と太平洋島嶼地域の地政学について、日本の観点から議論しました。下記リンクから確認できます。


事前にテーマをいただきましたが、自分の方では伝えるべきポイントを箇条書きしておき、さらに議論の中でポイントを追加・削除して、普段の現地での意見交換のように話しました。

相変わらず自分の英語は日本語と同様に拙いのですが、全体的に面白い内容になっていると思います。
祭壇の上、ポンペイ [2024年08月18日(Sun)]

先週金曜日、ポンペイ観光局のククリンが、ポンペイという名前は、pohn=upon, pei=altarを意味すると教えてくれました。
祭壇の上とでも訳せば良いのか。祭壇はナンマドール遺跡のこと。

言い伝えでは、まずナンマドールが作られ、その後、ポンペイ島の5つの地区(現在の地方自治体でコロニア除く)が作られ、それぞれにナンマルキ(伝統的首長)が置かれたとのこと。ナンマドール遺跡がポンペイ島全体に関わるものであるというのは新しい発見でした。

その5つの地区の一つソケース。陸続きだと思っていたら島。ソケース島。

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!!

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!!!

見事な玄武岩柱状節理。これだけで半日過ごせます。

言い伝えではここから岩が切り出され、ナンマドール遺跡が作られたとのこと。岩の運搬方法は巨人だとか岩が自分で飛んで行っただとか伝えられているそうですが、おそらく何人もの人々が力を合わせゆっくり時間をかけて海上ルートで運ばれたのでしょう。

↓2年前の写真
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太さの違いを含め、安定した構造になるよう技術が伝えられていたのでしょう。

このナンマドール遺跡。西暦500年ごろから1500年ごろの間に作られたとのことですが、現在水面下にあるところにも構造物らしきものがあるのだとか。そうであれば海面が数メートル低い時代まで遡っても良いような。

最近、米国の支援で、LiDAR調査が行われたそうです。陸地に何らかの構造物の痕跡が見つかるかどうか、分析結果が楽しみです。

他にも浦島太郎伝説が繋がっていたり、数十年前、ある洞窟で行方不明になった女性が2年後に洞窟から現れ日本に行っていたという、日本に繋がる洞窟伝説など、面白い話もあります。

ポンペイは、派手さはないのですが、深みがある。

*追記
今朝、ポンペイ州観光局で確認したところ、ソケース島の玄武岩が、ナンマドール遺跡に使われたと確認されていない、なぜなら島のあちこちに柱状節理があるから、とのこと。

運び方にはマジックが使われたという話は伝わっているそう。

また、ナンマドール遺跡から続く水面下には、道があるのは本当だそうで、謎だらけ。
冷や汗 [2024年08月24日(Sat)]

8/20火曜にポンペイから深夜便で帰国しましたが、それまで痛んでいた右内側のくるぶしが治まったと安心していたところ、機内でグアム到着のあたりから膝に違和感が。羽田に近づくにつれて痛みが増して、到着するとギリギリ歩ける状態となり、なんとか夜11時過ぎに帰宅しました。
その後、痛みが悪化し、右膝を曲げられない状態になり、少し動かすと、膝関節の間に神経系の激痛が。寝ることもできず、薬も効かず。

この5〜6週間、痛みが治まると違うところが痛むというのが5〜6回続いており、今回が最も酷く痛いものでした。

翌日、21日は代休をとっていましたが、もう薬に頼るしかないと諦めて、痛みに耐えながら病院に行き、治療開始。当日会食の予定があったのですが残念ながら欠席せざるを得ない状況でした。

22日は、重要な会議が2つあったのですが、歩くのが辛いので、行きはタクシーで。自費ですが仕方ない。

徐々に薬が効き始めたようで、痛みのピークは21日、22日でした。これを100とすると、昨日は23日は80、今日24日は70。70ですが、膝をゆっくり曲げることができるようになり、靴を困難なく痛み軽くはけるようになったのが嬉しい。

今日、24日からまた出張になりますが、夜便のため、午後2時までは時間があり、部屋と水まわりの清掃を行いました。時間が限られているので徹底的にとはいかないまでも、少しは良くなりました。

その後、足をかばいながらも、出発の3時間前に着くように成田に向かいましたが、ここでトラブル発生。落雷の影響でNEXが途中で止まり、遅延。それでも余裕があるので大丈夫だろうとたかを括っていると、成田までで折り返し運転にする、成田駅で京成線に乗り換えてくれと。その時点で、出発2時間15分前。チェックインは90分前まで。オンラインチェックインもできず。

京成線での乗り換えではかなり遅れると考えられたので、急ぎタクシー乗り場に行き、自分よりも出発時間が45分早い若者と連携してタクシーに乗り、第2ターミナルに到着、若者、乗れただろうか。

自分は第1ターミナルで、出発100分前に着いたので、問題なくチェックインできました。

トラブルを想定して、普段ならもう一本早い電車で行くのですが、今回はギリギリで、久しぶりに焦りました。

膝の状態は、ピークの痛みを100とすると50程度。痛みが少ないだけでどれだけ幸せか。また昨日よりも速く歩けるようになっていたこともありがたかった。助かりました。

今回の出張はどうなることやら。前途多難なのか、ぎりぎりで助けられているのか。
第53回太平洋諸島フォーラム首脳会議inトンガ [2024年08月27日(Tue)]

トンガのフアカバメリク首相にご招待いただき、日本財団の本多特任部長と第53回太平洋諸島フォーラム首脳会議(PIFLM53)の視察のため、トンガに来ています。

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フアカバメイリク首相と。

この期間中さまざまな会議で議長を務めておられおり、その声や取り仕切りから、首相のリーダーシップが強く感じられます。

現地ではさまざまな会議が開かれているのですが、これまでのところ、首脳や他の参加者の間で前向きで建設的な雰囲気が感じられます。生産的な議論が数多く行われています。

5月にアンティグア・バーブーダで開催されたSIDS4と、おそらく今年7月に東京で開催されたPALM10が、首脳間の機運を高めるのに役立っています。

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例えば、これはPIFリーダーズと国連事務総長との対話会議ですが、国連加盟国ではないクック諸島とニウエ、仏領ポリネシアやニューカレドニア、そしてまだ準メンバーになっていない(*PIFでは島嶼国・地域の地位として、オブザーバー→準メンバー→メンバーがある)グアムと米領サモアが国連事務総長との対話に参加していました。

ちなみにグアムと米領サモアは、米国コモンウェルスとなった北マリアナ諸島とは違い、まだ国連の非自治地域リストに載っています。米国海外領土であり、米国の憲法(確か第2条?)で国際機関への加盟ができないことになっており、当然勝手に米国から離れて独自の外交活動を行うことができません。そういった背景もあり、これまで米国として両地域のPIFの地位向上を認めない(仏領2地域加盟の前までは、準メンバーというのは独立して正式メンバーになるための準備期間というニュアンスがあった)空気があったが、今回それが和らいでいるそうで、今回PIF首脳がこの地位向上を承認するか注目されます。

今回、個人的にも、嬉しい出会いがたくさんあります。

トンガの皇太子殿下および皇太子妃殿下にご挨拶させていただいた他、パラオのアイタロー国務大臣、ピーター・トムソン国連海洋特使、スージー・イーストウェストセンター総長、フォーラム漁業機関事務局長のマヌ・トゥポウ=ルーセン博士、クリス・コッカーSPTO事務局長、PNG外務省のサムソン・ヤボン元駐日PNG臨時代理大使、久しぶりのトゥポウ前駐日大使、7年ぶりのイボン・バジル・バヌアツ外務省次官(タイトル違うかも)と10年ぶりのリチャード、今、コモンウェルス事務局で活躍しているカイツウ・フナキ博士、など古い友人から新しい友人まで多くの人に会っています。

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スージーと

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知っている人は大興奮間違いなし。マヌFFA事務長、トゥポウ前駐日大使、ヤボンさんと。

ほかにも、先日の太平洋島嶼国ウィークスに招聘した人が何人もいて、自分も再会を喜びましたが、彼らもお互いに再会してとても喜んでいました。一度建設的で良い時間を共有すると、それが一生物の宝になるように思います。

人の繋がりの大切さを改めて認識させられます。
第53回太平洋諸島フォーラム首脳会議inトンガ2 [2024年08月29日(Thu)]

昨日28日、今日29日もいろいろありました。ここでは、ただ会ったという報告。
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パラオのウィップス大統領と

どうしても繋がってしまうパラオ
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親戚に会ったような安心感。シード国連大使とアイタロー大臣。

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ツバルのパナパ外務大臣

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トンガの教育次官と去年日本に来ていただいたローラさん

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クリス・コッカーSPTO事務局長

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我々のリエゾン、保健省のリニちゃん。すごい安心感。

他にも、座ってボーっとしてると(ボーっとしてるわけではない)、いろいろ知ってる人が声をかけてくれて、例えば、トンガ人事院のメレちゃん、ニウエ首相府(だったような)ロアさん、トンガ災害リスク管理局のマヌさん。

駐フィジーフランス大使は日本に好意を持っているようで何度も日本語で話しかけられました。ニューカレドニア、仏領ポリネシア、ウォリス・フツナの地位の違い。仏領2地域がPIFメンバーなのに、なぜフランス本国が域外対話国なのか尋ねたところ、ニューカレドニア、仏領ポリネシアについては南太平洋の枠組みにおいては独立国と同等の地位にあり、独立国のように外交ができるとのことで、勉強になりました。

さらに高村外務大臣政務官、道井駐フィジー大使・PIF大使、稲垣駐トンガ大使とも挨拶させていただき、他にも先日日本に招聘したPACNEWSのピタさん、2年ほど取材されたり意見交換している日経シドニー支局の今橋さんと初めて対面で会ったり、台湾ICDFと台湾外務省の事務官と台湾で昨年4月会って以来、久しぶりに会ったりと盛りだくさんでした。

それで今回思ったのは、日本のPALMプロセスがどれだけ価値があるのかということ。

PIFサミットは毎年開催され、メンバーでない国々は域外対話国としてや特別ゲストなどとして、PIF首脳に対し持ち時間3〜5分の発言のためにはるばる駆けつけます。

その点、日本は3年に1回ですが、首脳が日本に集まり、日本主催のPIFサミットのような会議を開き、じっくりと首脳と対話します。また、日本は何十年にも渡る技術協力、人の交流、人材育成、インフラ開発といった確かな協力で深い信頼感があります。

PIFサミットの規模と価値が高まるほど、PALMの価値が高まるように思います。

日本は先人が残してくれた基盤があり、その時代時代の人が実直に役割を果たしてきているその歴史を認識し、自信をもって堂々としていれば良い。

時に喧嘩しながら、堂々とやって行きましょう。
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