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一進一退 [2024年07月01日(Mon)]

昨日12時に鳥羽を出て、午後4時過ぎに帰宅。移動中に8割方書いていた原稿を仕上げ、英語の仮訳を作り終えたのが夜7時。
途中サモアのファアフェタイさんからサモアにいるのか?と連絡がありなんのこっちゃと思っていると写真付きの記事が現地サモアオブザーバー紙に載っていたと。

数日前に外務省の招聘で来日していた記者と話をしましたがそれが記事になっていました。

我に返り、来週から始まる太平洋島嶼国ウィークスの準備。セミナーは約20セッション、5日間+で繰り広げられる。招聘者が約50名、登壇予定が40名ほど。

それぞれの入国出国日、どのセッションに出るのか表に整理し終わったのが夜11時。それぞれの登壇者に連絡しなければならないので、プログラムの更新。

プログラムは英語版、日本語版、それぞれ公開用と非公開用が必要なので、40個のファイルを修正、終わると午前1時。

月曜中には届け始める必要があり、太平洋島嶼国現地は3〜4時間早いので日本の午前5時には相手は動き始める。

しかし、PCを10数時間打ち続けて疲労困憊のため2時に仮眠。午前4時に現地から連絡が届き始め作業再開。

連絡も招聘者それぞれが日程も出るセッションも異なるため個別にメールを書く必要があり時間がかかる。それぞれに問い合わせや修正も入るので時間がかかる。午後8時まで断続的に続けて21人目まで送ったところで力尽きました。

しばらく寝ます。
もうすぐ太平洋島嶼国ウィークス(7/8-19) [2024年07月02日(Tue)]

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本日7/2、ついに特設サイトが立ち上がりました。

https://cp-entry.com/pinw/

クック諸島で見た美しいエイカトゥ(花冠)のイメージを、デザイナーさんが手書きで表現してくれました。このロゴで自分は報われた気がしています。

プログラムは日々更新中ですが、全体で50名程度招聘し、それぞれがそれぞれに何らかの役割を担っていただく予定です。

デコレーションも着々と進んでいます。

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採用情報 [2024年07月05日(Fri)]

島チームは、笹川太平洋島嶼国基金、安全保障研究グループ太平洋島嶼国事業、海洋政策研究所企画部太平洋島嶼国チームと移動し、7/1から海洋政策研究所島嶼国・地域部に生まれ変わりました。

自分もJOCV→マーシャル諸島教育省下の高校教員→専門調査員→SPF研究員→一等書記官→SPF主任研究員→SPF特任部長/主任研究員と変遷し、7/1から島嶼国・地域部部長/主任研究員になりました。ブリかスズキか。

事業拡大に伴い、私たちと島嶼国・地域部でともに活動したいという若手研究員(20代〜30代)、事務職員の募集が始まります。半年以上の太平洋島嶼国での居住歴および業務経験があり、島が大好きという人ではなくある程度距離を置いて冷静に見ている方(しかし島の人々に親しみがある方)、個人プレーヤーではなく、一緒に島と日本の関係深化のために取り組みたいという方がいましたら、財団ウェブサイト(リンクがわかり次第紹介します)や、このブログで公開している私のメールアドレス(私の業務用アドレスをご存じの方はそちらに)にご連絡ください。(ダメな場合はダメと伝えますが)

事務職と研究職の両方を募集します。

よろしくお願いします。

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太平洋島嶼国ウィークス開幕! [2024年07月09日(Tue)]

今朝のオープニングセレモニーから始まりました。
圧巻は笹川会長の開会挨拶

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全く何も見ず、何も事前にお願いしていなかったにも関わらず、言っていただきたいことを全て言っていただけました。

天気も良く、良い雰囲気でした。

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島嶼国・地域部、職員募集中! [2024年07月13日(Sat)]

島嶼国・地域部では、事務職員を募集しています。


今、我々は民間の立場で産官学民の連携を促進し、日本と太平洋島嶼国の関係をより重層的にし、将来世代に渡る揺るぎないパートナー関係に発展させるべく、さまざまな取り組みを進めています。さらにカリブ海やインド洋の島嶼国にも手を広げていきます。

国際色豊かな職場で、国内外の人との交流が活発です。研究員ではないのですが、自分の経験から言えば、島嶼国・地域部の事務職員というのは、書記官、調整官の仕事に似ていると思います。国際協力のキャリアパスとしても魅力があると思います。

1年目は契約になりますが(研究員も同様で、私もそうでした)、正職員と待遇は変わらず、我々が必要とする人材は正職員になっていきます。

私たちのチームの一員になり、私たちと一緒に太平洋島嶼国に関わる仕事をしたいという方(カリブ海、インド洋も対象になっていきます)、是非応募してみて下さい。
太平洋島嶼国ウィークス6日目 [2024年07月13日(Sat)]

昨日、5日目のメディアセッションで、オープンで記録に残るので深掘りはやめましたが、いくつか気づきがありました。
PACNEWSで配信する記事の選択は、わずか数名であること。その選択にはその数名の考え方、さらにSNSの影響があること。

例えば記事を選択する人が、何かを批判する意思を持っていれば、そういった記事を見つけてきて掲載するということ。

ある時期、記事のソースがあまり見ないものだったのは、そういった背景があるのでしょう。

次にその組織の財政基盤の弱さ。あらゆるパートナーに運営資金を募る状況であるということ。その場合、その資金源の意向を無視できるのかどうか。対立する2つのグループがあるとして、その1つの支援を得て報道傾向を変えることで、もう一つのグループからも資金を得る戦略か。

もう一つはニューカレドニアの件。ニューカレドニアは2年ほど前に行っていた想定で最も悪いケースになっており、この件は、脱植民地化の視点と人権の視点があると思います。

前者についてはヌーメア協定、ポストヌーメア協定の話で、国連が関係してくるもの。フランスの国内問題であるので、この観点から日本ができるのは何かを考える必要がある。「独立させろよ」とは言えない。国連には脱植民地化委員会があり(委員国の顔ぶれは興味深い)、フランスの内政問題とされるものを、そこに上げるための意見を出せるかもしれないが、日仏関係を考えれば難しいところ。

人権の観点であれば、フランス政府に先住民の権利の尊重など伝えることはできるでしょう。

そもそも太平洋島嶼国側は何をやっているのか?1986年に設立されたメラネシアン・スピアヘッドグループの目的の一つはニューカレドニアのFLNKSがメンバーであることからも独立運動が関係しているのは明らか。

PIFはどうか。PIFは2017年に事務局の財政難を背景にニューカレドニアと仏領ポリネシアの正式加盟を承認。そのニューカレドニアの内政に何か言えるのか。やはり先住民の権利、人権、平和と安定については言えるが、根本的な部分「ニューカレドニアの独立」については言えない。PNGもブーゲンビル問題を抱えているので、安易に賛成できない。
PALM10関連記事 [2024年07月14日(Sun)]

ジャパンジャーナルのご協力により、PALM10記事をディプロマット紙に寄稿させていただきました。
それなりにカオス [2024年07月15日(Mon)]

今日は、タンゲランギ・ニウエ首相の基調講演、ブラザーソン・仏領ポリネシア大統領の基調講演が続き、さまざまな調整業務の後、先ほどウィップス・パラオ大統領ご一行と夕食会がありました。
タンゲランギ首相はドッシリとした強さを感じる方で、ニウエはこれから伸びていくと思います。秘書官のロアさんは5〜6年前に日本に留学していて、2週間だけSPFでインターンに参加してもらってからの繋がりで、古い友達に会ったようで楽しかったです。

ブラザーソン大統領は、昨年10月の地域観光会議でタヒチでお会いして以来で、ポリネシアの深さと大きさを感じられる人で、仏領でありながら、いかに伝統的知識を若い世代に繋いでいくかに強い意思を感じました。

パラオのウィップス大統領との夕食会のあと、少し話すタイミングがあり握手をしながら大統領から「いつもLinkedInのポストを見てるよ」と言っていただきました。

この一言で疲れが吹っ飛びました。

ウィップス大統領、ありがとう!
明日がPALMサミット [2024年07月17日(Wed)]

今朝は2つアジア欧米系のメディアの取材を受けましたが、いずれも中国の動きがあるからPALMあると考えているので、PALMの歴史と自分が考える意義を伝えました。
またその1つは、中国が行うことは全て悪いと言わせようとするので、おそらく自分のコメントは期待外れだったと思います。

島サミットはいよいよ明日が本番。

太平洋島嶼国ウィークスもあと2日。

今回のウィークスの取り組みの結果を整理し、次に進む準備を始めます。

関わったみんなのためにも、この機運を活かして花を咲かせたい。花が咲けばいつか実を結ぶ。

計画を立て直し、しっかりやっていく。
やっぱりカオス [2024年07月18日(Thu)]

変更の嵐で、カオス…。
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