• もっと見る

« 2024年04月 | Main | 2024年06月»
ツバル!!! [2024年05月01日(Wed)]

1日半で、怒涛のミーティング17件、視察5件、対象も十数分野と広く、頭をフル稼働。


先ほど全てのメモの作成を終えましたが、自分の引き出しもある程度使えたので、表面的ではない少し踏み込んだ意見交換が各所でできました。


5年前に一度訪問しましたが、国の印象も変わりました。


B5D98A0A-48B1-4A35-A72E-26E84AA8D63B.jpeg
多くの家庭にスターリンク
国と地域機関の違い [2024年05月02日(Thu)]

今日はツバルからフィジーに移動し、太平洋諸島フォーラム事務局を訪問しました。
久しぶりに受付に行くと思ったよりも雰囲気が良く、少し安心。

人を待っていると、何と表現すれば良いのか、アリシア・キースのような女性が降りてきて、PIF事務局も変わったなと思っていると、いきなり名前を呼ばれました。

10年前に良く仕事をしていた相手で、何年か前にポストにチャレンジするということで推薦状を書いたことがあった人でした。元気そうで何より。

面会相手は別の人でした。ここでいろいろ思い出しました。

太平洋島嶼国を回って、国の人と話すとやりやすいのですが、PIF事務局は疲れる。SPTOやPIDPなどの地域機関はとても良い雰囲気でやりやすいのですが、PIF事務局は政治的すぎるのかもしれません。

実際は違いますが、まるで加盟国の上位にあるような圧も感じます。国との対話に介入しようとする雰囲気があります。

日本の外務省は、島サミットを控え、太平洋島嶼国各国とPIF事務局が相手というのは、大変だと思います。いろいろ思い出しました。

最近はPIFの中心性が重視される状況にあり、地域の方向性をまとめるプラットフォームとしてのPIFの重要性はわかりますが、PIF事務局やPIF事務局の人が加盟国の立場の上位にいるわけではなく、ましてや加盟国の外交権を超える立場にはいません。日本と太平洋島嶼国との外交関係に介入する立場でもない。加盟国首脳が合意した指示に基づいて動くのがPIF事務局の役割。

それを知らないとおかしなことになります。弁が立ち、主張が強かろうが、基本を押さえておかないと間違ってしまいます。

例えば、ある加盟国に行き、PIF事務局でこういった話しをして合意が得られたと伝えたとしても、それは国との関係では通用しない。PIF事務局のレンズから太平洋島嶼国を見てしまうと、間違ってしまう。

一方で、PIF首脳会議の合意は重要です。

PIF事務局長の任期は3年で、今のプナ事務局長は5月までとなりますが、ワンガ元ナウル大統領がいつ就任するのかはまだ決まっていないようです。昨年11月に首脳が合意したものの、スムーズには行かない雰囲気です。ちなみにワンガさんは両親ともナウル人ではなくフィジー人だという話を聞きました。

事務局長が代わると事務局の雰囲気も変わります。

スレードさんの時は事務局は堅物で、メグ・テイラーさんの時は事務局はいきいきとなり、今はその中間のようなところでしょうか。いろいろ議論がありますが、本当にワンガさんが就任するのであれば、首脳の対話の場のPIFがあり、首脳の合意に基づいて活動するPIF事務局があるという本来の形に戻してほしい。

今日は、久しぶりにPIF事務局に来て、すっかり忘れていたPIF事務局とのやり取りの大変さを思い出し、自分は民間で逃げられるので良かったという1日でした。
いろいろな動き [2024年05月05日(Sun)]

ゴールデンウィーク中のニュースを見ていると、岸田首相がパラグアイ(台湾承認国)を訪問。
上川外相がスリランカを訪問し債務問題解決(透明性、反腐敗含む)に道筋をつけ、国民の和解への取り組みを後押し。

木原防衛相はハワイを訪問して日米豪比防衛相会談で連携強化、SNSを見るとハワイには米国自由連合国首脳・閣僚の姿も。

またゴールデンウィーク前には高村外務大臣政務官・総理特使がフィジーとツバルを訪問、さらにこのゴールデンウィーク中に石原首相補佐官がナウルとパプアニューギニアを訪問。

太平洋島嶼国については7月の太平洋・島サミットがあるので、その関連でもありますが、4月の日米サミット、麻生・トランプ会談以降、外交上の動きが戦略的に繋がって見えます。

先週か先々週には、米国議員団(議員6名)がチャーター機でフィジーを拠点に周辺国を訪問し、来週、再来週ごろには豪州外相、NZ外相がそれぞれツバルを訪問するそうです。
5月 [2024年05月08日(Wed)]

すでに中旬に入るところ、時間がない。
昨日朝、深夜便でメルボルンから戻りました。機内では1時間+2時間寝ました。エコノミークラスですが、いろいろ工夫するようになりました。

到着後、一旦自宅に立ち寄り、洗濯、風呂、着替えでスイッチを入れ直し、午前は自分としては緊張する会議へ。

午後は、ある分野の専門家の先生方と話す機会があり、いくつか疑問が解けました。情熱のある専門家の話は面白い。(自分はちょっと薄っぺらいなあと…。)

その後、出張報告書を作成し、精算処理の準備を進め、帰ろうとしたところで、別件。

現状認識が180度まではいかないまでも、157度くらい異なっているので、一旦引き取り、今日再考して結論を出します。
バンコク! [2024年05月09日(Thu)]

昨日、0時過ぎに羽田を出て、朝6時にバンコクの宿にチェックイン。シャワーを浴びて、朝食をとり、徒歩10分ほどの会場へ。社会科学系の会議。
CF1BF2CA-65D9-4A03-B118-AF19507E142D.jpeg

東京と仕事をしながらの2日間の会議でしたが、インタラクティブで面白く、参考になりました。

丸テーブルが14あり、自分は早めに入り、その一つに1人で座っていました。スーツにネクタイで。

すると、パプアニューギニアからの参加者が2人合流。初めてあった2人ですが、後でわかったのは、今回の会議では唯一の太平洋島嶼国からの参加で、偶然なのか何なのか、14分の1の確率で自分のテーブルが選ばれたという…。

島の雰囲気があるのかと思いつつ、、、

A29B6E76-6536-47D2-BA69-8191F04275B1.jpeg

昨日は機内で1+1時間しか眠れず会議に参加して夜6時まで、そこで限界で適当に食べて寝ました。

今朝は4〜5時間眠れたので、少し体調も良く、会議での議論もうまくいきました。

宿題が山積みなのですが、今、夕食を終えたところなので、仕事は放棄して、できるだけ寝ます。睡眠が大事。

また来週。
日常 [2024年05月14日(Tue)]

水曜深夜に家を出て、翌朝バンコク着、木金の2日間社会科学系の会議に出た後、金曜の夜に2時間ほど落ち着いて夕食。結局その2時間だけが仕事以外で外に出られる時間でした。
翌土曜は夜のフライトまで部屋にこもって、勉強と資料作り。

夜7時過ぎにホテルを出て夜便でバンコク発、翌朝羽田着。家についてからは勉強と資料作りの続きでした。

休んだ感じもせず、昨日月曜は朝から会議の連続。落ち着いた午後6時から3時間で資料作りを終えて帰宅。

今日、火曜は午前に取材対応を行い、取材で良い質問をしていただけると、改めて気づくことがありますが、今回はまさにそう。

午後は早退して久〜しぶりに歯医者に行き、まだ明るいうちにスーパーで買い物して、部屋を片付け、洗濯をして、夕食を作り、のんびりしてます。

何か久しぶりに社会との接点を取り戻したような、本来の生活に戻ったような感覚。

今年はまだ1週間以上連続で日本にいたことがないので、こういった日常の場面を忘れていました。

バンコクでは、そうだ、土曜の午後、頭がサチったので、雨上がりの街を歩き、8月中旬以降、お盆の後の夏のようでした。

トムヤムクンと魚醤が美味しかった。
参議院外交・安全保障に関する調査会 [2024年05月15日(Wed)]

今日の午後、参議院外交・安全保障に関する調査会に参考人として出席させていただきました。
海面上昇が太平洋島嶼地域秩序に与える影響などが私のパートでした。

今回お声がけいただいたおかげで、今日の会もそうですが、準備段階で海外の友人から多くの学びがありました。拙い話でしたが、わずかでも国に貢献できたのであれば幸いです。

貴重な機会をいただきありがとうございました。
マジュロ! [2024年05月17日(Fri)]

海上保安庁モバイルコーポレーションチームの研修の締めの視察と、7月のイベントに向けた調整のため、先ほどマーシャル諸島のマジュロに着きました。
4E8F25D1-DF77-431B-B6E7-A17535008EF5.jpeg

E109BFDF-9F39-446D-AD07-9F2FA32C666E.jpeg
ランウィ国家警察長官と。

昨晩東京を出てグアムに深夜着。朝6時に宿を出て8時発のフライト。フルのアイランドホッパーで、断続的に仕事を進めているうちに、夜7時過ぎにマジュロ着。遅延なく、締めのイベントに間に合いました。

降りる時にキノ・カブア官房長官が乗っていたことに気づき、お父様のジーべ・カブア元駐日大使が逝去されたことに対しお悔やみを伝え、少し話をしました。

先ほどメールを確認すると多くの連絡があり、この次の国も合わせて一気にアポが取れていました。時間が限られている中、ありがたいことに時間が重ならず、再調整せずに済みそうです。
マジュロ!! [2024年05月19日(Sun)]

土曜は昼から活動を開始しました。

SIMカードを購入しに行ったところ、国会事務局トップのモレーンさんに偶然再会。

FB75D864-0D81-4CC0-9A28-6471B3E04E9C.jpeg

16年ぶりで、モレーンさんが見つけてくれました。彼女は自分がマーシャルにいた時に日本大使館の館長秘書でした。ノート政権時代でしたが、彼女は大変愛国心の強い方で、自分のマーシャルに対する理解を深めてくれた人物の1人です。

夕刻は、商業投資観光局観光部長のキンバーさんと会議。彼らも地域会議や国内の仕事でてんやわんやといったところですが、試行錯誤しながら前進している状況でした。次の活動について意見交換し、良い案ができました。前回会ったのが1月。一方で、2月にトンガとSPTO、3月にパラオ、サイパンでの地域会議、4月にトンガ、クック、ツバルと個別に意見交換と今後の活動計画を議論してきたことで、今回のマーシャルでの話も1段階深めることができました。

721FA5D7-B1C9-411F-B160-C8B813393443.jpeg

各地で話していることで、どんどん具体的な形が見えるようになりました。

今日は日曜日で、マーシャル諸島のマジュロの天気は晴れています。でも、今日は仕事が溜まっているのと、また、疲労が蓄積しており、体を休める必要があることにも気づいたので、部屋に閉じこもることにしました。

そこで、宿泊先の近くで今日の食べ物を探したところ、

2641B0FE-693B-499E-B80C-E6C8772F72C6.jpeg

アジのフライ弁当
パンノキの実のチップス
パパイヤ
かぼちゃご飯
蒸しパン
ジャカロ/ココナッツの木の雌しべからとったジュース
缶コーヒー
ボトル入り飲料水

値段は26.70ドルで思ったより安いと思いましたが、日本円だと結構高い。
移住、埋め立て [2024年05月23日(Thu)]

マーシャルでは米国への移住が増えているという話がありますが、新しい動きとして、首都マジュロからウォッジェなど出身の離島に戻る住民が増えているとのこと。
現在、マーシャルでは離島であってもソーラー発電などで電気があり、スターリンクでネットが使え、定期航空便もある状況。首都での窮屈な生活が嫌になったのかどうか。理由は気候変動ではないと思われる。

ミクロネシア連邦のコスラエでは、米国への移住者が増え、人口が減少しているとのこと。理由は物価高や生活上の不便さ、就業機会の不足などであり、気候変動ではないと思われる。


ツバルで土地の嵩上げサイトを見ましたが、マーシャルでは何十年にも渡り土地を増やすという意味で同様の開発が行われてきました。

空港近くの写真。

6AAF6D50-F267-4DE0-8E7F-7AC90189394C.jpeg

AE4C8FEB-B932-47F2-AF1C-407EFF4936E8.jpeg

E701A6AF-42B3-463A-9254-08C70D196D27.jpeg

マーシャルは山などないので、こういった潮下帯のサンゴ岩礁をゴミ捨て場にし、ゴミを埋め立て資材として何十年もかけて土地にしてきました。かつて日本がゴミ捨て場の計画支援を承認できなかった理由の一つに、ゴミ捨て場が個人(地主)の土地(資産)形成になるというものがありました。

土地の嵩上げや護岸については、技術はあるが、コストと、国の開発の優先度があり、進められていないというところ。
| 次へ