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台湾・台東の地震 [2024年04月03日(Wed)]

台湾の台東市に出張していたところ、今朝大きな地震がありました。
今日午前に鉄道で台北に移動する旅程が組まれていましたが、震源に近い台湾北東部の宜蘭市周辺で不通となり、急遽空港に移動、キャンセル待ちでギリギリ最後の1席を得ることができました。現在は台北市にいます。

台湾の地形は真ん中東寄りに富士山を越える標高を持つ山々のある大きな山脈があり、その東の海岸沿いにさらに山脈があります。清時代の地図には大きな山脈の東側が無いのを見ました。

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(GoogleEarthより)

その二つの山脈に挟まれ細長い谷に台東県の主な市があり、北北東端に花蓮市、南南西端に台東市が位置しています。

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11:45ごろ花蓮市上空を通過したのでいくつか写真を撮りました。沿岸部に土壌が流出したような濁りが見えますが、それが地震によるものかはわかりません。また高度が高いこともあり花蓮市内の様子はわかりませんでした。ただ大きな火災はないようでした。

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この地域では過去にもM7規模の地震が発生しているとのことですが、今回は震源が陸域でなかったことで、被害は発生していますが、被害の規模が抑えられたように思います。

1人でカリカリしてしまうところ、今回、台東と台北の友人の大らかさに助けられました。

被害が拡大しないことを祈ります。
休日 [2024年04月07日(Sun)]

4/3の深夜に帰宅し、木曜に都内の財団ビルで通常通り仕事に戻りました。
国内報道を見ると、台湾の地震は特に台湾北東部が大きく揺れ、落石や恐らく古い建物が崩れたようですが、それでも内陸直下型ではなかったことで、1999年の地震よりも被害規模は抑えられているようです。

昨日は洗濯を5回と部屋の片付けと掃除をして終わり、今日はゆっくりするつもりですが、深夜から急に膝関節が痛くなり、強制的にゆっくりせざるを得ない感じです。

新年度は大きな変化の中で、また新しい活動となるため、限られた条件を理解し、如何に目標に到達できるか戦略を練っています(走りながら)。

いずれにせよ、思考の柔軟性と心身の健康が大事な一年になる気がします。
VAKA MOANA [2024年04月11日(Thu)]

やっと届きました、「VAKA MOANA」!
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VAKAはカヌー、MOANAは広大な海

太平洋島嶼国に関わってきて、ようやくこの本を読めるくらいに経験を積むことができたかと思い、2週間前にオンラインで注文しました。

自分の頭の中で散らばっているいろいろな要素が、この本によって繋がり、立体的な構造になると期待しています。
ひざ [2024年04月12日(Fri)]

日曜から突然痛み出したひざですが、月、火、水は、あまりに痛く、歩くのが辛い状況でしたが、昨日軽くなるタイミングが増え、今日、ようやく7割程度回復しました。
なんとか足を引き摺らずに歩けますが、階段はまだきつい状態。

いろいろ痛むと集中力も弱くなります。

今晩、明日と、どちらに転ぶか心配ではありますが、様子を見るしかありません。
地域関連 [2024年04月13日(Sat)]

4/10水曜日、ハワイにあるイースウェストセンターのスザンヌ・ヴァレスラム総長(President)とオンラインで意見交換をさせていただきました。
スージーさんとは、2022年にハワイの東西センターを訪問した時に話して以来、よく会っている印象です。

といっても5回くらいか。SNSでフォローしあっていて、よく自分の動きを見てくれています。そのせいで近い感じがしているのかもしれません。

スージーさんはハワイ出身の女性、元少将で、INDOPACOMにも関わっていました。

そんなこんなで、スージーさんに時間をとっていただき、オンラインでの面会となりました。この3か月の自分の動きを追っていたとのことで、褒めていただけました。幾つになっても褒められるのは嬉しい。

今回は、ちょうど日米首脳会談のタイミングで、スージーさんもオンラインでいくつか会議に出られていたようですが、ここでは太平洋島嶼国に関していろいろ意見交換をしました。30分程度でしたが、良い会議は短く、密度濃いことが多く、一気にいくつか進むことができた感じです。

スージーさんは対面で会うとわかると思うのですが、深みのある包容力といった雰囲気があり、ポジティブで、関わることで多くのことを学べると思っています。
トンガ! [2024年04月13日(Sat)]

金曜の夜8時前に成田を出て、先ほど、現地時間で土曜の夜10時(日本時間午後6時)にトンガの首都ヌクアロファに到着しました。
ホテルのミニバーにあったビールで一服。
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(オリオン座と月と星)

夜の10時にも関わらず、明日が日曜のためか、路上マーケットが開いていました。

今回の出張は、1か月前にある省の事務次官から要請があったもので、現地も我々も6月以降は身動きが取れなくなることから、動けるうちに動くということで実現しました。

いつも送り迎えを頼んでいる家族がいるのですが、今日はまた増えている。

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ニア、バヤ、リサ、カロ(確か高校生から大学新卒くらいだったはず)9人兄妹だとか。

今回は大きなホテルの部屋が取れなかったので、小さいところになりましたが、コンパクトで昔マーシャルで住んでいたホテルのようで、アイロンもあるし仕事にはちょうど良い。

ルートは成田〜オークランド〜ヌクアロファ。深夜便はうとうとしているうちに到着し(深夜バスと似ているかも)、オークランド空港内では、自分はエコノミークラスですが、ゴールドステータスなのでラウンジが使え、またそこではシャワーを浴びることができます。

着替えを忘れたため、空港内で(トレッキング用だが)下着と靴下とシャツを買い、シャワーを浴びてリフレッシュ。仕事を進め、到着といったところです。

パラオからは、まだ来ないのかと連絡がありましたが、パズルのピースを合わせていくと今回はこちらを優先すべきということでこちらに。

ここまで来たからにはしっかり成果を上げないと。
トンガの保健医療人材流出 [2024年04月18日(Thu)]

3月にJICAの大学院プログラムから帰国した医師のファラホラさん、昨年9月に帰国したメレさん、マヌさんと再会。
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ファラホラさんは医者なので、休みなしで働いています。診察から手術まで一手に引き受けている。

太平洋島嶼国では労働力の海外流出が問題となっていますが、保健医療分野も同様。薄給で労働時間が長いため、良い収入を求めて、この1年で看護師100名以上、医師20名がトンガを去ったとのこと。

フィジーも保健医療分野の人材の海外流出が問題となっていますが、それを埋める形でトンガの人材がフィジーにも移動しているそう。フィジーのほうが待遇が良いのだそうです。

国の財政やガバナンスに関わる問題であり、開発パートナーがハコモノから技術協力まで多くの支援をしていますが、こういった根幹のシステムに対しては手が届いていないように思います。

国際場裏では島嶼国からは気候変動資金など大きな資金の話が目立ちますが、1段階深掘りし、このように人々の安心、生命に関わるところに何かできないものでしょうか。

単純化すれば、保健医療人材の待遇を上げるということですが、インフラ基金も必要ですが、こういった医療人材を支える基金があっても良いと思います。パラオのウィップス大統領は人材流出の流れを変えるために公務員の給与を上げる政策を取りました。

現在、トンガの医師は7名。ファラホラさん以外は60代〜70代。

昔、ザンビアに協力隊の理数科教師で赴任していた時、多くの教員が給与が10倍のボツワナに働きに出てしまい、不足分を日本、イギリス、米国、スリランカ、ナイジェリアなどからのボランティアが埋めていました。ボランティアが技術協力ではなく労働力の補填。

トンガの保健医療分野もそのようになっていくのかどうか。
ラロトンガ! [2024年04月20日(Sat)]

現地から要請を受け、1年半ぶりにクック諸島ラロトンガに来ました。
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タロ畑、パンの実の木、マンゴーの木、ヤシの木

南太平洋大学クックキャンパスでは、南太平洋大学支部というよりもクックの高等教育機関としての独立性を感じました。初めて会った方ばかりでしたが、とても実のある会議になったと思います。

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1年半ぶりに会った友人とは、普段連絡するわけではないので、本当に1年半ぶりに話しましたが、本音で打ち解けて話せました。普通の会話がうれしい。

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シーアンとトゥタイ

PIF議長国としてやり切った感があり、プレッシャーからも解放されているようでした。今後はより国内の課題に注力できるようです。

今回、地域密着型エコツーリズムが、伝統文化の保護に有効なツールかもしれないという話が相手側からありました。伝統文化の保護という文脈では、女性のエンパワーメント、少し離れますが安心安全な社会などにも議論が広がりました。

別途、5月末にアンティグア・バーブーダで開催される10年に1回の小島嶼開発途上国(SIDS)会議に向け、遠隔でやりとりしており、その議論では、我々の地域密着型エコツーリズムの取り組みについては、マイクロレベルへの投資という観点から評価されていました。また、やはり伝統文化や自然環境保護の観点もありました。

クック諸島に話を戻すと、クック諸島は海底鉱物資源の経済利用に前向きです。地域では環境への懸念から反対する国も多いものです。

海底鉱物資源を利用するというと、陸上の鉱山のように海底を掘削する印象がありますが、クック諸島では、EEZ内(大陸棚限界の話を聞き忘れた!)の海底にナマコのように転がるマンガンノジュール(塊)を採集するものであり、彼らはハーベストと表現しています。また、5000メートルの深海底であるとも話していました。反対派の中には、深海底に手をつけること自体が自然への冒涜だという人もいるということで、議論がかみあわないとのこと(何か似たようなことがあるような気もするが)。

しかしそういった懸念を無視する姿勢をとっているわけではなく、今後、科学的根拠に基づく情報を公開しながら(何か似たような話があったような…)国の将来に向けて取り組んでいくとのこと。

また、今回は現地の観光局長ともじっくり話をしました。これまで各地を回り今回のような話をする時にはパワポを使っていましたが、最近はパワポを使わずに出来るだけ口で説明するようにしています。感覚的には、その方が1段階深い議論に繋がるようです。準備したものは無駄になりましたが、議論の内容は期待以上でした。

我々としては、これで社会経済構造も、観光分野の発展度も形態も異なる国々であるパラオ、マーシャル諸島、トンガ、クック諸島が対象となりました。根幹のコンセプトは同じですが、各国の現実に合わせたオーダーメイドの取り組みとなります。大きな希望としては、これをきっかけに各国間の繋がりがさらに深くなり、日本も仲間として関係が深くなることに繋がればと思っています。

その過程で、各国の伝承や神話にさらに光が当たれば良いなと。


今回、4〜5日前から調子が怪しくなっていたため、会議以外では基本的に部屋でデスクワークをするようにしていました。今日が最も調子が悪く、ちょっと心配でしたが、良い会議が続いたことで元気が出て来ました。

出張前に酷い状況であったヒザは、おかげさまで治り、毎日歩き回ることができました。クック諸島の外務省はエレベーターのない建物の3階にあるため、ヒザが治っていなければ地獄でした。また、エコツーリズムを考える上で、徒歩の速さで移動することでいろいろ気づくことがあるので、その点からも助かりました。
帰国 [2024年04月22日(Mon)]

先ほど、夜9時過ぎ、帰宅しました。
クック最終日は虹。
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マーケットでミニポスターを購入し、出国。

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Straight outta RARO

基本エコノミーですが、今回は帰国便で両脇に人がいなかったため贅沢に使わせてもらい、仕事が捗りました。

10時間のフライトでも、深夜便なら寝ればすぐに到着。昼便なら集中して仕事ができれば、あっという間に着いてしまいます。狭くて腕が痛みますが、コルセットを巻くようにしてから坐骨神経痛は改善しています。

今回のクック滞在で、経済的にはパラオが近いのですが、人や町の雰囲気はマーシャルのほうが近い感じがします。

パラオは義理人情の国で演歌が似合いますが、マーシャルは小さい頃におばあちゃんに甘えていたときのような優しさがあります。

クックは社交的で品のあるマーシャルという感じがします。マーシャルの社会経済発展を考えるとき、クック諸島が一つのモデルにして良いのかも。

パラオ、ヤップ、チューク、ポンペイはグアム寄り、マーシャルとコスラエはハワイ寄りのようなイメージで、マーシャルはポリネシアに馴染みやすいのかもしれません。

でも、クックの友人はタヒチとの文化的繋がりが強いとのこと。

そういえば、クック諸島の原初の神がTangaroa、トンガではTangaloa、サモアではTagaloa、広大な海域を人が移動していたことがわかります。kai食べ物とかika魚とか、言葉も面白い。
[2024年04月27日(Sat)]

トレッドミルでしたが、今日、何週間ぶりか忘れましたが、数カ月ぶりかもしれませんが、久しぶりに走ることができました。
疲労や足や膝の故障が続いたため、諦めもあったのですが、走れました。ゆっくりと20分程度のつもりが52分。

感覚的には昨年10月の広島、11月のサンディエゴ、12月のハワイ、大晦日の横浜、ああ今年は記憶にあるのはオークランド、トンガ以来。今日はシドニー。

明日、明後日は体がきつそうだけれど、記憶を更新。
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